2009年07月07日

2009年でいちばん小さな満月

 7月7日は満月です。
 満月になる時刻は18時21分。

 そして明朝8日の午前6時39分に月の距離が最遠になります。月までの距離は平均で約38万kmなのですが、楕円軌道を描いているので、けっこう大きな割合で変化します。その距離40万6233km。これは2009年でもっとも遠い距離。
 ということで、今宵の満月は、2009年でいちばん小さく見える満月になります。

 満月の時に遠地点を通過するということは、次の新月は近地点で迎えることになり、見かけの月の大きさが最大級の新月になります。

 また地球も太陽の周りを楕円を描いて廻っているのですが、7月4日に遠日点を通過したばかりで、現在、一年中で一番小さく見える時期の太陽を見ていることになります(via.星の情報)。

 次の新月は7月22日。
 見かけ最大級の月が、見かけ最小級の太陽を隠すのが、今度の皆既日食です。

※月の距離はアストロアーツのサイトより
 あ、図の年が間違ってる(汗)
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2009年07月04日

トカラ列島観光パンフ

 手元にトカラ列島の観光パンフレットがあります。
 トカラ列島は鹿児島県鹿児島郡十島村という行政区分になっていて、今や日本でいちばん有名な離島になっています。
 1998年だったか99年だったかに、仕事で鹿児島に行ったときに、足を伸ばして十島村の役場を覗いてみました。観光案内の部署に通されて、パンフレットやら何やら頂いて帰ってきたのですが、資料の中に「移住申請書」まであったのには驚きました。

 もちろんその頃は、日食のことは頭になかったのですが、もし移住していたら今ごろ……いや、そもそも移住なんてありえませんて。

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posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 地図と地理と遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薄刃ニッパー

 タミヤの薄刃ニッパーを買ってしまいました。最近のAmazonではこんなものも取り扱っているのですが、たまたま3割引で出ていたもので、つい魔が差してしまいました。
 3割引といっても\1,720-なんですけど、工具はいいもの持っていて悪いことはないですから。
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2009年06月30日

ピンホールの日食像

 ピンホールで日食を観察できるということ、言葉で説明するのはなかなか難しいです。
 厚紙を用意して、小さな穴を開けます。で、これを部屋の天井の蛍光灯の光にかざします。
 するとどうでしょう。穴を通った光が、天井の蛍光灯の丸い形になっているではありませんか。
 これはピンホールカメラと同じ原理です。
# ピンホールカメラについては詳しい説明のサイトがあります。

 日食の時は、小さな穴を通った光が、欠けた太陽の形になるわけです。
 木漏れ日は、葉っぱの隙間が小さな穴と同じ役目を果たすので、地面にたくさんの欠けた太陽が映って見えます。

 国立天文台のサイトにピンホールを利用した観察例が紹介されています。
 http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/obs.html

 JAXAではこの木漏れ日の日食の写真を集めるキャンペーンを企画しています。携帯のカメラでも撮ることが出来ると思いますので、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。
 http://edu.jaxa.jp/komorebi/

(2009.7.3追記)
ピンホールを利用した観測器の製作例↓
皆既日食の観測器、手作りできます 明石・天文科学館」(2009.7.2神戸新聞)
 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002083165.shtml
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2009年06月29日

太陽を撮ってみる

 ビクセンの日食グラス(旧型)をコンパクトデジカメ(Canon PowerShotA650IS)の対物レンズ前に置いて撮ったものです。望遠最大×デジタルズーム4倍(35mm判換算840mm相当)。部分食の経過を追うだけならこれでもなんとかなるでしょうか。

 ピクセル等倍の画像はこんな状態。画質はちょっと辛いものがあります。小さな黒点が出ていても、写すのは難しいかもしれません。

 携帯電話のカメラに日食グラスをあてて太陽を撮ったもの。露出補正をかけても、太陽本体は完全に露出オーバーでした。もう少し濃いフィルターを使わないと難しそうです。
(2009.6.28撮影)
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塩屋七夕まつり

 商店街じゅうに、笹飾りが掲げられていました。梅雨の最中の七夕祭りです。
 川面の七夕飾りはなかなか風情があるのですが、夜になると電飾がピカピカしているのがちょっと残念。電飾はなんとなく、年末のクリスマスみたいな気がしてしまって……
 とはいえ、星にちなんだまつりが地域にあるのは嬉しいものです。

 ちなみに2009年の伝統的七夕は8月26日。
 いわゆる旧暦では、今年は閏5月があるので、ちょっと遅めの七夕になります。
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2009年06月28日

日食観測用木漏れ日

 観測室の一般公開の後、午後のプラネタリウム投影を見て家路につきました。
 ドーム内ではもちろん日食の番組を投影中。番組の中で皆既日食のビデオが流れるのですが、じつはこのビデオを撮影していた時、カメラのすぐ脇に私がいまして、皆既食の間じゅう「うわぁ」「うぉぉ」「すごい」と絶叫しまくっている私の声がしっかり録音されています。
 あれが毎日毎回の番組で流れているのかと思うと、恥ずかしい限りですが、始めての皆既食だったので、とにかく興奮しまくっていたんですね。

 よく第三接触のダイヤモンドリングがきれいだと言われるのですが、私がいちばん印象に残っているのは第二接触(皆既食になる瞬間)です。
 太陽の最後の光が消えいりながら、コロナがふわっと広がって、空の色もさあっと深くなるのです。筆舌に尽くしがたい光景で、これはこの世の景色ではないんじゃないかと思いながら見ていました。

 写真は天文科学館の西側、亀の水からの人丸神社の参道にて。日食になったら壮観でしょうねぇ。
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16階観測室一般公開

 あいたい兵庫ディスティネーションキャンペーンに伴って、4月から6月までの毎土日祝の午前中に行ってきた16階天体観測室の一般公開。ひとまず今回で一区切りとなります。
 今日は朝からベタ曇りだったので、望遠鏡説明モードで準備をしていました。実際、10:00〜12:00の公開時間のうち、11:20までは曇りっぱなし。少しずつ西から晴れ間は広がっていたのですが、お昼までに晴れるかどうかは怪しいと踏んでいました。

 が、急に天候が回復。最後の40分だけは金星を見ていただくことが出来ました。
 250名を越えるお客さんがいらしたのですが、うーん、実際に金星を見て頂いたのは半分弱だったか。

 この間、25回の16階天体観測室一般公開があったのですが、日誌をパラパラめくってみると、一部の時間帯でも晴れたのは今日を入れて13回。この時期としては、上出来というべきでしょうか。
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2009年06月27日

ほしとも☆キッズ135「日食博士になろう」

 明石市立天文科学館星の友の会のジュニア部門「ほしとも☆キッズ135」の勉強会。観望会がある土曜日に隔月で開催しているのですが、今回のテーマは日食。
 なんでも一週間前に定員オーバーになってしまったそうで、改めて関心の高さを実感したりします。
 日食の原理の説明や、安全な観察方法の説明、ピンホール式の太陽観測器の工作などなど、もりだくさん。

 あとでメインのサイトにまとめるとか書きながら、実は今年度になってから友の会の海賊版のコーナー、一度も更新していないことに今ごろ気付いたりします。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

イケナイ宇宙学

 読書感想文は苦手なんですが、練習してみよっかな。
 天文・宇宙に関する、よくある誤解や間違った常識を取り上げ、懇切丁寧に検証していきます。
 時にはジョークや鋭い皮肉も織り交ぜた軽妙な語り口。本屋でページをパラパラめくって、すぐに読み終えることが出来そうな本だな、と思ったのが大間違い。

 「アポロ疑惑」「UFO」「星占い」といったおなじみの話題。
 「空が青いわけ」「潮汐の原因」「コリオリ効果」など、星好きでも意外に誤解していたり、正しい説明が出来なかったりする話題。
 「月の満ち欠け」「季節の移り変わり」など、意外に間違った理解をされている自然現象。

 恥ずかしながら自分もつい最近まで誤解していた事柄もしっかり取り上げられていて、軽妙さと表裏一体の辛口かつ的確なツッコミっぷりには唸らされっぱなし。観望会などの普及活動に携わる天文ファンは読んでおいて損はありません。

イケナイ宇宙学
フィリップ・ブレイト(訳:江藤巌,熊谷玲美,斉藤隆央,寺薗淳也)
楽工社
2009年3月3日発行
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする