塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2005年08月31日

つくばエキスポセンター

 8月31日に現行の投影機の最終上映がありました。
 1985年のつくば科学博のサブ会場として建設され、ドーム径25mは当時世界最大。ミノルタ・インフィニウムの初号機は日本で始めての一球式・惑星投影機分離型の投影機でした(たしか)。横浜子ども科学館と共に、傾斜型ドームのはしりでもありました。

 ながらく私の家の一番近所の……というほど気軽に行ける距離ではなかったのですが……プラネタリウムで、幼い頃に熱を上げた科学万博の名残の施設ということもあり、足を運んだ回数以上に親しみがありました。もっともつくばに住んでいた頃は、天文から足を洗っていたこともあり、5年間で1回しかいっていません。親しみといっても、あんまり説得力ないですね。

 デビューから20年を経た今年、ついに機種更新となり、8月いっぱいで引退することになりました。8月22日に足を運んだのですが、このときは特別企画とやらでプラネタリウムの投影はなし。31日の最終日も寄ってみたのですが、整理券の配布が終了した後で、ついにお別れはかないませんでした。
 青紫色のじゅうたんがしかれた内装は、多少のくたびれがあるとはいえ、落ち着いた上品な感じでした。先のフジテレビのドラマ「星に願いを」で、国際プラネタリウム会議の会場になったのがこのエキスポセンターのドームです。最後にいい手向けになったのではないでしょうか……ってドラマでは投影機はカバーに覆われて映ってませんでしたけどね。

 エキスポセンター、1Fの展示も多少つかれた感じがしてますので、この際、地域の科学館として、プラネタリウムともども再生してほしいものです。生まれ変わったら、また寄ってみようと思います。


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2005年08月29日

サンライズ瀬戸

岡山駅で併合 香川からとって返して、寝台特急「サンライズ瀬戸」で上京です。なんていう行程だ……
 写真は岡山駅での併合の様子。島根から走ってきた「サンライズ出雲」と連結して、一緒に東京へ向かいます。

 この列車、三ノ宮で00:08に乗れるので、夜遅くギリギリまで神戸で仕事して、翌朝に東京で会議があるときの最終手段として使います(でもそんな日程は嫌だ)。いろいろきわどい乗り方をする人もいるらしくて、夜中に三ノ宮でこの列車を待っていたら、なんと三ノ宮で「降りて」きた客に出くわしたことがあります。そんな遅い時間に神戸について何をするんでしょう? 高松か松江へ出張でも行った帰りだったのかな?
 今回は車内から通過していく神戸市内の駅を眺めていたのですが、とっても不思議な気分でした。
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ふじ丸

ふじ丸(高松東港) ふじ丸です。といっても、たまに神戸港に来るクルーズ客船ではなくて、高松東港にいるフェリーです。
 船の名前は特に決まりがあるわけではなく、同名の船がいくつもある例はめずらしくありません。富士山の名前をとった船も当然たくさんあっておかしくありません。

 それにしても、なにゆえ瀬戸内海でふじ丸? あ、香川には讃岐富士がありましたっけ。違うのかな?
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こんぴら2 at 屋島沖

こんぴら2 at 屋島沖 ジャンボフェリーで高松へ。実はこの8月、3回目の乗船。乗船時にチケットを切っていたのがなんと船長さんでびっくり。

 朝夕の便はいろんなフェリーとすれ違って楽しいのですが、昼間の便はのんびりおだやか。昼寝を決め込みながら。たまに外に出て景色を眺めます。
 お昼になったらうどんを食べようと思ってたら、売店閉まっていました(涙)。夜の便はけっこう長い時間開いているんだけどなぁ。

 高松港が近づくと、宇野行きや小豆島行きの船が頻繁に行き交って、それはそれはにぎやかな海でした。
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2005年08月28日

星を見に行く

 友人たちと星見に出かけました。
 市街地からそれほど離れない「お気楽観望会」はちょこちょこやっているのですが、遠征となると2001年のしし座流星雨以来です。自家用車を持っていないと、そんなものです。

 遠征先は淡路島。なんだ近いやん、と思われるかもしれませんが、京阪神の光害が残る東〜北の地平近くを除けば、天の川もばっちり見えて、距離の割にはお得な星空です。格安で利用できる施設があったこともポイントで、私一人なら車中泊でもなんでもありなのですが、星見慣れしていない人と一緒だと、寝床があるに越したことはありません(それにトイレは欲しい)。
 昼間に一度行ったことがありながら、夜は始めてで、ちょっと不安だったのですが、着いてみると視界には街灯が皆無で、丘陵の中腹ながら視界もそこそこ。淡い光害はあるので星野写真は厳しいかもしれませんが、観望にはなかなかの好条件でした。

 ひさびさに13cm反射を引っぱり出したのですが、自分が一番楽しんでました。シートにねっころがって一通りの星座案内をしたあと、月が出るまでは、ベガ→アルビレオ→M57→火星→M31→二重星団。ちょっと仮眠して、3時に起きだしてISSを見物。次々に出てくる冬の星座を眺めながら、薄明の中の土星を見て眠りにつきました。

 ちょっと欲張りすぎて強行軍になってしまったかも。
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2005年08月27日

星に願いを

 学生の時に、学園祭でプラネタリウムをつくったことがあります。

 正確には、プラネタリウムと称するのは、ちょっと無理のある代物です。ピンホール式のプラネタリウムに納得のいかなかった私は、日周運動も緯度変化も歳差運動も無視して、つまりは星を動かすのをあきらめて、エアドームに直接、LED(発光ダイオード)を埋め込んだのでした。投影した星ではなく、星がじかに光る人工の星空をやってみたかったのです。

 再現した星の数は800個。これはひとえに経済的制約からきたものです。なにせ星一つに最低10円はかかるのです(実際は8円に抑えた)。一等星用の高輝度LEDなんて一つで100円以上。一万円分もLEDを買う客など、そんなにいなかったのではないでしょうか。

 星の色もスペクトル型で分けましたが、当時は青色LEDが出回りはじめたばかりで、1つ600円とか800円もした時代でした。とてもそんなものを購入する余裕はなく、青い星は緑のLEDになってしまいました。

 エアドームの素材に適当なものが見つからず、壁紙用のビニルシートを転用しました。これに星座を描き、LEDを差し込んでは裏から半田付け。夜間に大学の廊下でやっていたのですから大らかなものです。昼間はどこにしまっていたのでしょう?

 エアドームを膨らます送風機は、大学構内に落ちていた換気扇や扇風機を拾って調達しました。LEDを点す電源は、ゴミ捨て場のビデオデッキを分解して頂戴しました。

 ほとんど思いつきで始めた企画でしたが、友人たちがあちこち手伝ってくれました。隣の大学から高校の後輩もかけつけてくれました。

 学園祭当日。実はエアドームの入口が出来ていませんでした。エアロックの構造をまるで考えていなかったのです。ファスナーで開閉できるなんて大甘なことを考えて、当日の朝、縫いつけたファスナーごと気圧差で吹き飛びました。
 電気を通すと、800個のLEDが一つも点灯しません。どこかがショートしているのですが、半田付けの箇所は膨大です。すぐに異常箇所は分かりません。

 ぺちゃんこにつぶれたドームの前で、呆然としながら学園祭一日目は過ぎました。

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2005年08月24日

つくばエクスプレス made in KOBE

守谷駅で折り返すTX1000系TXの車両は川重製工場にいる頃のTX車両
 2005年8月24日、東京の秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」が開業しました。
 常磐新線として構想が持ち上がったのが科学万博直後の1980年代後半でしたから、20年近い歳月が流れたことになります。私が学生の頃は2000年開業なんて言ってましたが、誰も信じていませんでした。まさかこんな日が来ようとは。現実のものになろうとは。

 帰省先から東京に出るのに一番便利な鉄道になることもあり、たまたま田舎から神戸に戻る日が開業日に当たっていたこともあって(行きの東京駅で気付いた)、さっそく乗りました。初日なので混乱してたら困るなぁとちょっと不安だったのですが、私が乗った駅は券売機が多少混雑していた程度で、車両にもゆっくり座れ、快適な40分でした。

 130km/hの高速運転が売りですが、実際に速いです。加速もいい。駅間距離が短そうな所でもメーターを見てるとすぐに120km/h以上出しています。しかも揺れない。JR西の新快速の大揺れに慣れている身からすると、とっても新鮮でした。内装は最近流行の通勤型という感じで、新鮮みがなかったですけど、実用本位ということでよしとしましょう。

 このつくばエクスプレスの車両、神戸の川崎重工で製作されました。US-1Aだけではなく、ここにも"made in KOBE"の製品が使われているのです。実はたまたま川重の工場を通りかかったときに、TXと台湾新幹線の車両が並んでいるのを写真に収めたことがありました(2004年11月7日)。こいつが茨城の田んぼの中を走っていると思うと、感慨深いものがあります。

 守谷の北側はとにかく田んぼと畑の中を走るので、これから宅地開発が進まないと採算的には厳しいと思うのですが、都心回帰指向が強まっている昨今ではどれだけ展開できるか、不安な面もあります。そして東京から程良い距離で隔離されていたつくばの性格も、大きく変わってしまうでしょう。つくばの歴史を語るとき、1985年のつくば科学博を境に「万博以前」「万博以後」という言葉が使われましたが、おそらく今後は2005年を境に「TX以前」「TX以後」の激変が起こるに違いありません。

 かつて住んでいた街の出来事なので、ちょっぴり感慨深いものがありました。
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2005年08月22日

スペースラム

 野口宇宙飛行士が食べたスペースラム、筑波宇宙センターに展示してありました。左が開発中のサンプル品、右が完成品。開発中の方が具が多くて美味しそうですが、無重量状態でバラバラに飛び散ってしまうのを懸念されたのか、完成品ではすごく少な目にコンパクトにまとめています。
 普通に見て、それほど美味しそうなものには見えません。食べてみたいですけどね、もちろん。
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2005年08月21日

L-4S-5ランチャー

 上野の国立科学博物館に行きました。目的はただ一つ。L-4S-5ロケットの模型とランチャーを見ることです。
 以前は本館の北側に置いてあったのですが、現在、本館はいつ果てるともない改装工事中。不安になってランチャーのあった場所に回り込むと……ランチャーの代わりに建設用のクレーンが。あ〜れ〜っ。
 券売機の前にいたお兄さんを捕まえて訪ねたら、無線で館内に連絡を取ってくれて、現在は新館の裏手に移設されていることを教えてくれました。ありがと〜っ。

 L-4S-5は、いわずとしれた、日本の第一号人工衛星「おおすみ」を打ち上げた記念すべきロケットです。なんで末尾の数字が「5」かというと、1〜4は全て失敗に終わっているのです。このラムダの苦闘は涙なしには読めません。このロケットは一つ世界記録を持っていて、人工衛星を打ち上げた世界「最小」のロケットなんです。同じ時期にアメリカでは、人類史上最大のサターンVロケットが月に人間を運んでいたことを考えると、現在の日本の宇宙開発、よくぞここまでたどり着いたものだと感慨深くなります。

 取材目的で写真を撮りまくっていたのですが、狭い場所に設置したので、なにせ窮屈です。写真の左側を見ると分かるのですが、尾翼に当たらないよう、館から出ている排気管の一部をわざわざ切り欠いているくらいの窮屈さ。
 間近に見ることが出来るのはうれしいのですが、もう少し何とかしてあげたく思いました。コンクリートで地面をベッタンベッタンに固めてあったので、たぶんこの後もここに固定されちゃうんでしょうけどね。

 ミュージアムショップで零戦21型のフィギュアを買いたい衝動に駆られましたが、すんでの所で思いとどまりました。L-4S-5だったら、間違いなく買っていただろうなぁ。また散財するところだった。危ない、危ない。
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葛飾区郷土と天文の博物館

 葛飾区郷土と天文の博物館を訪問。前々から足を運びたいと思っていた館だったのですが、場所が京成沿線で、出張のついでで寄る場所でもないことと、平日のプラネタリウム投影回数が少ないことから、なかなか機会をつくれませんでした。

 なぜか館の前の道路には田んぼがあり、案山子が並んでいます。かなりびっくり。

 郷土と天文という、一見つながりのないテーマを並べた館ですが、どちらの展示も水準以上でした。葛飾は寅さんのおかげで江戸の下町というイメージを持たれている方も多いと思うのですが、江戸時代は江戸から遠く外れた田舎町で(なにせ江戸時代初期は隅田川の東岸は江戸じゃなかった)、田んぼと畑しかない場所でした。終戦直後のキャサリン台風で区ごと水没する様子を描いた展示がありましたが、私の田舎も大きな被害を受けているだけに(体験はしてないですけど)、なんか人ごとでなく見てしまいました。

 プラネタリウムの番組は「クイズ!スター&プラネット2005」。ここのプラネタリウムの座席には三択式の押しボタンが装備されていて、それを活用した名物番組です。「静かな雰囲気の番組ではありませんので、普通のプラネタリウムのように眠れません」「番組は1時間ですが、星座の解説は約10分で、あとはひたすらクイズに答えていただきます」って注意書きからして、なにやら面白そうではないですか!
 ……のはずだったのですが、なんと機械の不調ということで別番組に差し替えとのこと。そりゃないよ〜と嘆いても仕方ありません。「今夜の星空と天文ニュース」という生解説投影になりましたが、こういう臨機応変な対応が利くのは館の底力あってのことです。
 いきなり面食らったのは、ここでは太陽が正面に沈むのです。投影機を回転させればわけのない演出なのですが、そんな芸当のできるはずもない明石に慣れていると、かなりの驚きです。スカイラインのスライドが、アパートやマンションばかりなのが、下町らしいなぁと思いながら眺めていました。投影の中では、一問だけクイズをやってくれました。なんか科学万博のNECパビリオンを思いましました(古い!)。うまく活かせばとても面白くなりそうな仕掛けです。

 天文の展示では太陽望遠鏡が目を引きました。大きな投影像を映し出すのと、TVモニタでHαの太陽像を見ることが出来るのまではよくあるパターンですが、なんとCa(カルシウム)線の太陽像のTVモニタがあるのです。あまり例がないものだけに、しばらく見入ってしまいました。Hαに比べると、地味なんですけどね。

 帰りがけにはお土産にATPを買っていきました。3つ買ったのですが、大きな袋がなくて、トイレットペーパーの入ったビニル袋を3つぶら下げて帰途につく羽目に……かなり恥ずかしかった(^_^;
 関西だと姫路科学館で売っているのですが、トイレットペーパー買いに姫路に行くわけに行かないですものねぇ。だからといって葛飾から神戸までぶら下げて帰るのもどうかと思うのですが。
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