2006年11月30日
(続)それは違うっ!!
「それは違うっ!!」の記事で、天文科学館がGoogleマップ上で公園になっていると書きましたが、私の誤解もあったようです。
同じ明石市内の文化博物館周辺を見ると、明石公園は緑色、文化博物館は黄緑がかった緑色で塗りわけられていることが分かります。この黄緑がかった緑色は、図書館にも使われています。
天文科学館も、改めて確認すると、この黄緑がかった緑で塗られていました。
(ふ)さんの紹介にあったマピオンの地図では、天文科学館一体が「人丸山公園」となっているので、人丸山公園の範囲がこの通りであれば、Googleマップの天文科学館の表記も間違いとは言い切れないことになります。
※名古屋市科学館も白川公園内にあることですし。
ということなのですが、問題が2つ。
地図上での緑の塗りつぶしは、慣例的に公園やゴルフ場を示すことが多いので、街中の建物に使うと、小さな公園との区別がつけにくいのです。これはぜひとも他の色に切り替えてほしいものです(この色で塗られる建物の基準も不明瞭。博物館・科学館・美術館・図書館・体育館まではよいとして、ホテルや一部の商業施設も同色で、直感的に理解できる分類ではありません)。
もう一つは、地名や建物名の採用の基準で、天文科学館と人丸山公園を比較した場合、(私が星好きということを差し引いても)天文科学館を採るべきでしょう。
Googleマップは、住宅地図でおなじみのゼンリン、マピオンやYahoo!地図は道路地図を刊行しているアルプスの地図が元になっています。この住宅地図と道路地図の差が、比較すると随所に感じられます。
狭い範囲を描く大縮尺はゼンリンの得意分野ですが、広い範囲を示す中縮尺や小縮尺はアルプスの方が上手です。交差点名の表記や町名表記の違い、バス停掲載の有無など、程よい情報の取捨選択という点で、ロードマップの経験が活きています。Googleマップ/ゼンリンの中小縮尺の地図は、より大縮尺の地図へのインデックスの域に止まっています。
紙媒体のロードマップでは昭文社発行のものが好きなのですが、オンラインで無料提供されているものは、今一つです。残念。
同じ明石市内の文化博物館周辺を見ると、明石公園は緑色、文化博物館は黄緑がかった緑色で塗りわけられていることが分かります。この黄緑がかった緑色は、図書館にも使われています。
天文科学館も、改めて確認すると、この黄緑がかった緑で塗られていました。
(ふ)さんの紹介にあったマピオンの地図では、天文科学館一体が「人丸山公園」となっているので、人丸山公園の範囲がこの通りであれば、Googleマップの天文科学館の表記も間違いとは言い切れないことになります。
※名古屋市科学館も白川公園内にあることですし。
ということなのですが、問題が2つ。
地図上での緑の塗りつぶしは、慣例的に公園やゴルフ場を示すことが多いので、街中の建物に使うと、小さな公園との区別がつけにくいのです。これはぜひとも他の色に切り替えてほしいものです(この色で塗られる建物の基準も不明瞭。博物館・科学館・美術館・図書館・体育館まではよいとして、ホテルや一部の商業施設も同色で、直感的に理解できる分類ではありません)。
もう一つは、地名や建物名の採用の基準で、天文科学館と人丸山公園を比較した場合、(私が星好きということを差し引いても)天文科学館を採るべきでしょう。
Googleマップは、住宅地図でおなじみのゼンリン、マピオンやYahoo!地図は道路地図を刊行しているアルプスの地図が元になっています。この住宅地図と道路地図の差が、比較すると随所に感じられます。
狭い範囲を描く大縮尺はゼンリンの得意分野ですが、広い範囲を示す中縮尺や小縮尺はアルプスの方が上手です。交差点名の表記や町名表記の違い、バス停掲載の有無など、程よい情報の取捨選択という点で、ロードマップの経験が活きています。Googleマップ/ゼンリンの中小縮尺の地図は、より大縮尺の地図へのインデックスの域に止まっています。
紙媒体のロードマップでは昭文社発行のものが好きなのですが、オンラインで無料提供されているものは、今一つです。残念。
2006年11月26日
2006年11月25日
キャンドルナイト!?
・100万人のキャンドルナイト in もみじ離宮+もみじライトアップ(須磨離宮公園)
・100万人のキャンドルナイト(須磨離宮公園ブログ)
・もみじ観賞会・『100万人のキャンドルナイト』・そして秋の洋らん展(神戸市記者発表・PDF)
冬至以外の日に実施するのは大いにけっこうだと思います。
でも「キャンドル"と"ライトアップ」ということは、ろうそくを灯す一方で、もみじをライトアップするのではないかと推察します。
100万人のキャンドルナイトのキャッチフレーズは〈でんきを消してスローな夜を〉。ライトアップしたら趣旨が違ってしまうような気がします。
実は電球ではなく、松明でもみじを照らし出していたらすごいのですけど(^_^;
・100万人のキャンドルナイト(須磨離宮公園ブログ)
・もみじ観賞会・『100万人のキャンドルナイト』・そして秋の洋らん展(神戸市記者発表・PDF)
冬至以外の日に実施するのは大いにけっこうだと思います。
でも「キャンドル"と"ライトアップ」ということは、ろうそくを灯す一方で、もみじをライトアップするのではないかと推察します。
100万人のキャンドルナイトのキャッチフレーズは〈でんきを消してスローな夜を〉。ライトアップしたら趣旨が違ってしまうような気がします。
実は電球ではなく、松明でもみじを照らし出していたらすごいのですけど(^_^;
おあずけ
帰り道に晴れていたので、初カノープスに挑戦しようと起きていたのですが……
さっき窓明けたら、曇ってました。残念。
さっき窓明けたら、曇ってました。残念。
2006年11月20日
流星電波観測、長期休業中
しし座流星群の記事だったのですが、観測せずでした。
実は今年(2006年)のしぶんぎ座流星群までは観測を続けていたのですが、観測地でのノイズがひどくなり、取ったデータがまるで解析できない状態でした。
天候の影響を受けずに済む流星電波観測ですが、「雲」に相当するのがノイズです。自然要因では雷やEスポ、人工要因では様々な家電製品や電話回線や電線やその他諸々、様々なものがノイズを発しています。
当観測地で拾ってしまっているノイズは人工要因、それも自宅外のものが原因と思われるので、今のところ対処の仕様がありません。おそらく改善される見込みもないので、自宅外の場所にアンテナを移設しないと観測再開は不可能だと思います。
実は電波観測のアンテナを建てることが出来る、というのが今の家を選んだ決め手の一つだっただけに、残念です。
何もしないのもさびしいので、他に何か手を着けてみようかとも思っています。街中でも出来そうなもの……変光星、星食、ほかに何かあるかなぁ?
実は今年(2006年)のしぶんぎ座流星群までは観測を続けていたのですが、観測地でのノイズがひどくなり、取ったデータがまるで解析できない状態でした。
天候の影響を受けずに済む流星電波観測ですが、「雲」に相当するのがノイズです。自然要因では雷やEスポ、人工要因では様々な家電製品や電話回線や電線やその他諸々、様々なものがノイズを発しています。
当観測地で拾ってしまっているノイズは人工要因、それも自宅外のものが原因と思われるので、今のところ対処の仕様がありません。おそらく改善される見込みもないので、自宅外の場所にアンテナを移設しないと観測再開は不可能だと思います。
実は電波観測のアンテナを建てることが出来る、というのが今の家を選んだ決め手の一つだっただけに、残念です。
何もしないのもさびしいので、他に何か手を着けてみようかとも思っています。街中でも出来そうなもの……変光星、星食、ほかに何かあるかなぁ?
2006年11月16日
Mars Exploration Rover Mission
星が好きな人のための新着情報で、マーズ・グローバル・サーベイヤーのことが取り上げられていました。「そうか、マーズローバーも長いもんなぁ」と大きな早とちり(汗)
マーズ・グローバル・サーベイヤーは火星周回衛星で、マーズローバーは火星に着陸した無人探査車です。
早とちりついでに、マーズローバーがどれだけ火星の上を動いたのか調べてみました。ミッションのサイトで公開されているのですが、スピリットが 6,876.18m、オポチュニティは 9,023.70 m。両探査機とも2004年1月に火星に到達しているので、2年と10ヶ月ほどでの走破距離です。
火星の写真に経路を重ねた図も公開されているのですが、今ひとつ距離感がつかみにくいので、近所の地図に重ねてみました。最初の着陸地点は明石の天文科学館に合わせています。地図はYahoo!地図のものを加工しています。
まずはスピリットから。

天文科学館を出発したスピリットは、柿本神社の境内を斜めに横切り、住宅街を北東方向へばく進します。途中で南東方向へ進路を変え、朝霧駅まで一直線。そのまま海上へ飛び出し、西舞子の海岸をなめるように進みます(水陸両用車か!)。山陽電車の西舞子駅で上陸し、付近の住宅街をつづら折りに走行。この辺りは坂も多くて道も細いので、さぞかし難渋したに違いありません。
舞子駅のペデストリアンデッキを越えて舞子公園に乗り込んだスピリットは、明石海峡大橋のアンカレジを一巡りして、いよいよ重要文化財「移情閣」の調査に乗り出す模様です。
ということで、意外に長い距離を走っているものです。あと4年くらいがんばってくれれば、私の家の近所にも来てくれそうですが……保つかなぁ?
ではもう一台のオポチュニティはどうでしょうか。
続きを読む
マーズ・グローバル・サーベイヤーは火星周回衛星で、マーズローバーは火星に着陸した無人探査車です。
早とちりついでに、マーズローバーがどれだけ火星の上を動いたのか調べてみました。ミッションのサイトで公開されているのですが、スピリットが 6,876.18m、オポチュニティは 9,023.70 m。両探査機とも2004年1月に火星に到達しているので、2年と10ヶ月ほどでの走破距離です。
火星の写真に経路を重ねた図も公開されているのですが、今ひとつ距離感がつかみにくいので、近所の地図に重ねてみました。最初の着陸地点は明石の天文科学館に合わせています。地図はYahoo!地図のものを加工しています。
まずはスピリットから。

天文科学館を出発したスピリットは、柿本神社の境内を斜めに横切り、住宅街を北東方向へばく進します。途中で南東方向へ進路を変え、朝霧駅まで一直線。そのまま海上へ飛び出し、西舞子の海岸をなめるように進みます(水陸両用車か!)。山陽電車の西舞子駅で上陸し、付近の住宅街をつづら折りに走行。この辺りは坂も多くて道も細いので、さぞかし難渋したに違いありません。
舞子駅のペデストリアンデッキを越えて舞子公園に乗り込んだスピリットは、明石海峡大橋のアンカレジを一巡りして、いよいよ重要文化財「移情閣」の調査に乗り出す模様です。
ということで、意外に長い距離を走っているものです。あと4年くらいがんばってくれれば、私の家の近所にも来てくれそうですが……保つかなぁ?
ではもう一台のオポチュニティはどうでしょうか。
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2006年11月11日
岡山天体物理観測所(予習)
明石市立天文科学館の星の友の会で、岡山天体物理観測所と岡山天文博物館に出かけるツアー(正式には「秋の施設見学会」)の受付が始まりました。一人ではなかなか行こうと思わない場所(公共交通機関はバス4便/日)なので、たまにはこんな企画もありがたいです。言うまでもなく、岡山の天文台のうりは、建設当初、東洋最大とうたわれた188cm反射望遠鏡です。西はりまの2mなゆた望遠鏡が出来るまでの約40年間、日本国内最大の光学天体望遠鏡でした。
てことで、今日は風邪をひいて家に閉じこもっていたので、ちょっと予習です。国立天文台で配布しているペーパークラフトを組み立ててみました。「熟練者コース」というだけあって、パーツ数が20強しかない割には手強かったです。
元のモデルは白一色ですが、適当に色を付けてみました。もともと極軸が回転するように出来ているのですが、赤緯軸も回転するよう手を加えてあります。紙工作だからカッターナイフがあれば簡単に改造できるのがいいですね。
最近の大望遠鏡は、短い鏡筒にコンピュータ制御の経緯台というのが流行なのですが、岡山の188cmをつくった1950〜60年代にそんなことが出来るはずもなく、やたらめったら長い鏡筒に、イギリス式の赤道儀という、口径の割には設置スペースをものすごく喰いそうなつくりになっています。
たまたま図書館で借りた渡部潤一さんの「彗星の木星衝突を追って」という本を読んでいたのですが、1994年のシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突の観測に活躍したのがこの望遠鏡ということで、何となく親近感を持ちながら工作していました。
ていうか、こんなことで睡眠時間を削ってしまった。あぁ。
2006年11月10日
水星太陽面通過3
本体サイトに記事を載せました。
「水星の太陽面通過(2006年11月9日)」
神戸新聞の明石版にも記事が載っています。
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/ak/0000162861.shtml
PSTでも見たのですが、日の出直後は大気の揺らぎに負けて、彩層面の模様がぜんぜん見えません。像が落ち着いてきたのは7時半過ぎてからだったでしょうか。写真も撮ったのですが、こちらは全然ダメ。私のデジカメだと、露出オーバー気味に撮影して、あとで画像処理すると好結果が得られるのですが、そんなことはすっかり忘れていて、いつもの風景写真のように-1/3の補正をかけて撮影していたのでした。
投影版でも現象の様子が分かるので、みなさん携帯のカメラで撮影していました。このブログの先の記事の写真も携帯から投稿したものですが、今さらながら意外に写ってしまうものです。スナップ写真のレベルで天文現象を個人の記録に残せるのですから、いい時代です。
第三-第四接触時はすでに勤務時間中で見ることかないませんでしたが、PSTで見るHα像は太陽の彩層面を見ているので、光球面を見ている白色像より、若干長く食が続いたはずです。比べてみたら、彩層の見かけの厚さを測ることが出来たかもしれません。
なんにせよ、好天に恵まれて、みんなでわいわい楽しめて、面白い朝でした。
「水星の太陽面通過(2006年11月9日)」
神戸新聞の明石版にも記事が載っています。
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/ak/0000162861.shtml
PSTでも見たのですが、日の出直後は大気の揺らぎに負けて、彩層面の模様がぜんぜん見えません。像が落ち着いてきたのは7時半過ぎてからだったでしょうか。写真も撮ったのですが、こちらは全然ダメ。私のデジカメだと、露出オーバー気味に撮影して、あとで画像処理すると好結果が得られるのですが、そんなことはすっかり忘れていて、いつもの風景写真のように-1/3の補正をかけて撮影していたのでした。
投影版でも現象の様子が分かるので、みなさん携帯のカメラで撮影していました。このブログの先の記事の写真も携帯から投稿したものですが、今さらながら意外に写ってしまうものです。スナップ写真のレベルで天文現象を個人の記録に残せるのですから、いい時代です。
第三-第四接触時はすでに勤務時間中で見ることかないませんでしたが、PSTで見るHα像は太陽の彩層面を見ているので、光球面を見ている白色像より、若干長く食が続いたはずです。比べてみたら、彩層の見かけの厚さを測ることが出来たかもしれません。
なんにせよ、好天に恵まれて、みんなでわいわい楽しめて、面白い朝でした。


どーん!
中央下のシミのような点が水星。天文科学館の太陽望遠鏡による投影。

