塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
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(2015.5.22 管理人 記)

2007年08月25日

浅間火山観測所

浅間火山観測所 軽井沢から嬬恋村へ抜ける道路の峠に、峰の茶屋があります。その向かい側に、東京大学地震研究所火山センター浅間火山観測所があります。『真昼のプリニウス』に登場する観測所のモデルです。

 小説を読むには余計な作業なのですが、どうしても浅間山の雰囲気がつかめず、国土地理院のサイトから1/25,000地形図を検索して閲覧したのを覚えています。2,000m級の山にしては緩やかに広がった等高線を見て、「ああ、浅間山ってこんな山だっけ」と赤茶けたなだらかな山容を頭に描き、その時、地図の片隅に見つけたのが、この観測所でした。
 地図上のロケーションがあまりに小説の描写通りで、ちょっとびっくりしたのを覚えています。

 本館は洋風の建物で、玄関前に小さな池がしつらえている辺り、瀟洒な雰囲気です。奥にコンクリートの建物があって、そちらが実際の観測業務を行なっている建物なのでしょう。平日なのに人の気配がなかったところを見ると、もしかしたら無人化されてしまったのかもしれません。

 主人公と違って、浅間山には登らず、はるか山頂を仰ぎ見てここを後にしました。2007.8.25撮影。


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浅間山

浅間山鬼押出し
 帰省のついでにどこかに寄ってみようかと思って、漠然と浮かんだのが浅間山でした。最近読んだ池澤夏樹の『真昼のプリニウス』のおかげです。
 横川からバスで軽井沢に登り、翌日レンタカーを借りて浅間山へ向かいました。

 標高は2,568mなれど、中腹以上には植生がありません。日本有数の活火山なので、火山活動で草木も生えない状態になっているのです。なだらかな山容ながら、異様な光景です。現在も山頂周辺は登山者の立ち入りが規制されています。

 山の中腹から黒く帯状に伸びるのが鬼押出し溶岩流。一部が有料の観光施設として公開されています。1873年の天明の大噴火で流出したもので、このとき同時に発生した火砕流は、火口から13kmも北に到達し、吾妻川沿いの鎌原村(現:嬬恋村)が壊滅しています。実際に足を運ぶまで、これほど距離が離れた場所に被害が及んだのだとは思いませんでした。2007.8.25撮影。
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旧三笠ホテル

旧三笠ホテル 1970年に営業を終了し、現在は記念館的に一般公開されている旧三笠ホテル。洋風建築ですが、設計も施行も日本人の手によるものです。国指定重要文化財。

 往時は「軽井沢の鹿鳴館」と謳われたそうですが、なるほど調度品は豪華なものの、建物自体は意外に質実な雰囲気です。全体的にどこか完全に西洋風を消化しきれていない部分があって、そのアンバランスさも含めて、面白いところです。

 例えば日本建築なら、江戸時代の建物でも使った分だけ味が出るところがあるのですが、この三笠ホテルの場合、使った分だけ、そのままくたびれているんです。このあたりに明治に精一杯背伸びしていた日本を感じてしまうのですが、どんなものでしょう。もちろんそれは、建物の魅力を損ねるものではなく、時代の雰囲気を伝えるものなのですけれども。

 展示資料に宿帳のコピーがありましたが、乃木希典とか渋沢栄一とか、なんか歴史小説に出てきそうな名前がたくさんありました。

 ついでに万平ホテルも寄ってみましたが、こちらは敷地をかいま見ただけ。庶民に縁がある場所ではありません。宿泊など言うに及ばず、ランチがお一人様\5,000前後からって、ねぇ。せっかくだから話の種に軽井沢会テニスコートも見ておくのでした。2007.8.25撮影。
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2007年08月24日

軽井沢・雲場池

軽井沢・雲場池 別荘地の中にある人造湖です。とりたてた云われもないのですが、風光明媚。
 軽井沢というと旧軽銀座や、最近は南口のショッピングモールがスポットになっていますが、旧軽銀座は原宿やアメ村が引っ越してきたみたいですし、長野にまで来て郊外型ショッピングセンターに行く意味が分かりません(地元の方向けの施設なのでしょうか)。

 一方、自転車で裏通りに入ると、下草の少ない明るい林の中に、別荘が点々と並んでいる風景をそこここで目にします。中には手入れの悪そうなお化け屋敷状態のものも混じっているのですが、本来の避暑地の風景ってこんなものなのだろうなと思って、ちょっとホッとします。

 軽井沢駅周辺の新軽井沢と旧軽一帯を散策するなら、自転車がいちばん。レンタサイクルもママチャリながら三段ギアが標準なので、多少の坂道は大丈夫です。中軽井沢まで行くとなると、元は沓掛宿という別の宿場町だっただけに、少し距離があります(片道4km・往復8km)。緩やかながらアップダウンもあるので、ふだんから自転車に乗ってないとちょっと大変かも。2007.8.24撮影。
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内村鑑三記念堂

内村鑑三記念堂 内村鑑三記念堂、通称「石の教会」です。
 家族の知人がぜひ見てこいというので、軽井沢駅からレンタサイクルで行ってきました。片道4km+最後に急坂があるので、ふつうの方には駅から出ているシャトルバスをおすすめします。

 内村鑑三って、明治のクリスチャンだよな、というくらいの認識しかなかったのですが、帰ってきてから不敬事件の人かと思い当たりました。
 地階が内村鑑三記念堂、上階が礼拝堂になっているのですが、今や結婚式場としても使われているのは平和な限りです。

 ジンバブエの遺跡みたいな雰囲気で、面白い建物です。ウェブサイトで紹介されている写真だと雰囲気が全然伝わらないのが難。先に記念堂から回るとよいと思います。
 軽井沢の建物は、ここと旧三笠ホテルを押さえておけばとりあえずはOKってところです。2007.8.24撮影。
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JRバス関東・碓氷線

JRバス関東・碓氷線 長野新幹線開業で廃止された信越線・横川-軽井沢間の代替バス。所要時間34分で片道500円。

 在来線で横川に来てしまうと、軽井沢への連絡はこのバスだけ。本数は通常で7往復/日。繁忙期は9往復/日になりますが、時間帯によっては2〜3時間の間が出来てしまいます。

 だったらタクシーで……とも考えました。で、聞いてみたら横川-軽井沢間で5〜6,000円かかるそうです。即、却下。でもグループだったら選択肢に加えていいかもしれないですね。

 昔は隣の駅だった軽井沢も、すっかり遠い場所になり果ててしまいました。2007.8.24撮影。
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碓氷峠鉄道文化むら

手漕ぎトロッコ
 用済みになってしまった横川機関区の敷地を利用して、碓氷峠鉄道文化むらという施設が出来ています。碓氷峠越えの歴史をメインにした鉄道博物館です。

 屋外展示で並んでいる車両群はことごとく見たことのないような物ばかり。説明文を読むとどれもこれも貴重な物らしいのですが、稀少すぎてよく分からない(^_^; 露天なので、今後のメンテナンスが大変だと思うのですが、がんばって維持して欲しいものです。

 あとは構内に碓氷峠専用の補助機関車EF63がゴロゴロ置いてあって、なんだかありがたみが薄いくらいの存在感です。碓氷峠専用につくっちゃった機関車だから、他に行き場所がないんですよねぇ。でも講習受ければ実車を運転できるってのがスゴイ。

 ちなみに私が運転したのは1往復100円の「手漕ぎトロッコ」。こういうの見ると、つい体力使いたくなっちゃうんですね。余裕でしたけど。2007.8.24撮影。

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峠の釜めし

おぎのや本店 上野から長野へ向かうとき、必ずお世話になったのが横川駅の「峠の釜めし」。「あそこは駅弁売るために長いこと停まっているんだ」と思っていた友人がいましたが、急勾配の碓氷峠を登るために、鈍行だろうが特急だろうが、すべての列車が補助機関車を繋げるため、横川駅に停まっていたのです。

 長野新幹線が通ってからはすっかりご無沙汰でしたが、10年ぶりに横川に足を運んでみました。ていうか、考えてみたらこの駅で降りるのも初めてでした。

 写真は駅の北側にある釜めしの製造元「おぎのや」本店。本当は玄米弁当を頼むつもりだったのが(ぉぃ)、売り切れとのことで、結局、釜めしを食べてしまいました。

 道を挟んだ向かいに資料館があって、昔の写真やポスターやら、駅売りをしていた頃のワゴンやらが展示してあります。

 列車が横川駅を発車するとき、売り子さんが一列に並んで「ありがとうございましたっ!」と何度もお辞儀をするのが、長野へ向かう通過儀式のようだったのを思いだします。2007.8.24撮影。
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2007年08月23日

下妻城(茨城県下妻市)

下妻城・城山稲荷土塁 下妻城、別名は多賀谷城。地元では旧領主の名を取った多賀谷城の方が有名ですが、往時は下妻城と呼ばれていたそうです。

 戦後の区画整理で中心部の遺構はほぼ壊滅し、本丸跡が多賀谷城跡公園になっていますが、当時のものかどうか分からない土盛りがあるくらいで、普通の都市公園になっています。

 が、周辺部には今なお残る遺構がいくつかあるので、足を運んでみました。

 なお「続き」にはマニアックなことしか書いていません。覚悟して下さい。2007.8.23撮影。

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2007年08月20日

花北観望会(2007年夏)

 久々の花北観望会です。
 18日が明石で阿倍新助さんの講演会+天体観望会、19日も明石で天体観測室の一般公開。20日は姫路で花北観望会。我ながら他にやることないのかという感じですが、家にいても暑いだけですからねぇ。みんなで星を見た方が楽しいです。

 今回は、おじさんに黒田さんに井上さんに福原さんに私で、この観望会のストレートフラッシュみたいなメンバーでした。
 月がすぐに西に傾いてしまいましたが、雲間から木星やなにやら見ることが出来、お客さんもそれなりに集まってまずまずの収穫。当初は「企画すると雨が降る」「台風が来る」と言われていましたが、最近は調子が良い気がします。

 終わったあと、一杯引っかけるとあっという間に終電になるのが、オソロシイところ。播但線、せっかく電化したのだからもう少し本数増えないものでしょうか。
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