
晩には天気が崩れるといっていたのですが、晴れていたので、再び望遠鏡を引っぱり出してスケッチ。
月齢20で、21時を廻ったばかりなら月明かりはないのですが、東の空は神戸市街の光害の影響をまともに受けるので、それほど昨夜と変わりはありません。見え方も大差なし。今回の方が核が少し分かりにくかったかな。
……のわりにはスケッチの雰囲気がずいぶん違うのは、未熟なせいです。きっと。
光度はδPer(3.0等)とほぼ同じ明るさに見えたので、約3等といったところ。


利神城は「りかんじょう」と読みます。兵庫県西部の佐用町平福にあります。

・アンタレス M1.5なるほど、確かにガーネットスターは赤い部類ですね。天文年鑑でこれより赤いのを探すと、ミラがM5.5で最赤。
・ベテルギウス M1-2
・アルデバラン K5
・アルクトゥルス K1.5
湊川隧道は、もともと川を通すトンネルとして掘られました。以前は自家用車を持っていたのですが、神戸に越してきた時に手放しました。
環境負荷を考えて……ということではなく、純粋に経済的理由です。
・通勤は電車→私用で自動車に乗るのは休日だけ。
・休日も毎回遠出するわけではない→車の使用機会は1〜2回/月くらいと想定。
・神戸市街地の駐車場代が1〜2万円代/月。保険やら車検やら税金やら考えると、使用機会一回あたりのコストはレンタカーの方が確実に安い。
ということです。
自家用車がないと、遠出は公共交通機関に頼らざるを得ません。荷物は手で持てる範囲となり、移動時間も始発から終電に限定されます。それでも普段の生活で困ることはほとんどないのですが、当時は天文から離れていたので、星見の遠征というのは考慮外でした。
星を見るために遠くに出かける場合、「普段」と違うことが要求されます。機材は、手持ちの範囲を簡単に超えます。終電も問題ですが、そもそも深夜まで動く公共交通機関が通じている場所は、光害の影響を免れるのが困難です。観測設備のある宿泊施設という選択肢もありますが、天候のリスクは避けられません。
ということで、街中で星を見ることにしてしまったわけです。私の場合。
自家用車を持たない人間にとって「星を見に行く」のは面倒なことです。これはほとんどの高校生や、小中学生にとっても同じこと。遠征が前提のようになってしまうと、星に親しむまでのハードルが高くなります。
いずれは、遠出しなくても、近所で天の川を見ることが出来る環境が出来たらいいなと思っています。エネルギーのコストが上昇している昨今、余分な照明を整理するのは、社会的な要請になる時代も遠くない気がしています。