2007年10月31日

ホームズ彗星 10月31日 その2

200710312115ホームズ彗星
 晩には天気が崩れるといっていたのですが、晴れていたので、再び望遠鏡を引っぱり出してスケッチ。
 月齢20で、21時を廻ったばかりなら月明かりはないのですが、東の空は神戸市街の光害の影響をまともに受けるので、それほど昨夜と変わりはありません。見え方も大差なし。今回の方が核が少し分かりにくかったかな。
 ……のわりにはスケッチの雰囲気がずいぶん違うのは、未熟なせいです。きっと。
 光度はδPer(3.0等)とほぼ同じ明るさに見えたので、約3等といったところ。
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2007年10月の読書

池波正太郎『剣客商売』(13)〜(15)
池澤夏樹『スティル・ライフ』
司馬遼太郎『大阪侍』
司馬遼太郎『軍師二人』
三戸祐子『定刻発車 日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?』
帆足孝治『飛行艇の時代』
半藤一利『ノモンハンの夏』

 池澤夏樹『スティル・ライフ』はITさんのおすすめ。「最初のバーのシーンだけではずせない一冊」ということなのですが、なるほど。電車の中で読んでいて、思わず一人ほくそ笑んでしまったので、回りの人に変に思われたかもしれません。一緒に収録されている「ヤー・チャイカ」も秀逸。むかしモスクワ放送を聞いていたことを思い出しました。
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ホームズ彗星 10月31日 その1

200710310155ホームズ彗星
2007年10月31日01:55-02:05
BORG10cmアクロマート(D=100mm fl=640mm)+PENTAX XL10.5mm接眼レンズ
神戸市垂水区
(図は上が北)

 夕方から雨が降って、今晩はダメだなぁと思って、寝る前に念のために窓を開けると……晴れてるよ。さっそく観望。
 光度は少し下がって3等。でも肉眼で充分位置を確認できる。月明かりもあるせいか、肉眼ではまだ恒星と区別が付かない。
 望遠鏡を向けると、明らかに28日より拡大していてびっくり。なんだこれは。
 久しぶりにスケッチをとってみます。円周がヨレヨレなのは、対物キャップで型を取ったから(手抜き)→視野円だけ描き直しました。
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2007年10月29日

西はりま天文台登山


 日曜日に所用で兵庫県立西はりま天文台へ行きました。
 この西はりま天文台、アクセスの紹介に「最寄り駅は佐用駅です。佐用駅からタクシーで約10分、徒歩では約90分かかります」と書かれています。これは私に対する挑戦状と見ました。

 で、歩きました。
 私も甘く見ていたのです。私の手持ちの地図の、佐用近辺の縮尺は1/20万。徒歩の役には立ちません。でも西はりま天文台はその筋では全国的に有名な施設なので、駅前の地図に掲載されてるだろうし、駅にも施設のリーフレットが置いてあるだろう。そう思って地図は持たずに出かけたのです。

 が。
 佐用駅には町内案内図がありません。駅にも天文台のリーフレットは置いてありません。
 人に道を聞こうにも、駅前にはタクシーしかいません。聞いたら乗ってけと言われるに決まっています(^_^;
 下車していきなり、どこへ行けばいいのか分からない状態です。

 で、そこで見つけたのが町役場。役場に行けば地図の一つもあるだろう。
 と思ったのですが、役場は当然のごとく日曜閉庁。しかも敷地内に観光案内の看板一つありません。町立図書館があったので覗いてみますが、目立つ場所に地図類は置いていません。館内のチラシ置き場をチェックしますが、手がかりになりそうなチラシもなし。うーん、困った。

 唯一、町の文化祭のチラシにイラストマップが載っていたのですが……天文台は描いてありますが、途中の道がない……まあいいや、何もないよりはましだ。これで行こう。

 とりあえず分かるのは天文台があるのは駅の北西側ってこと。
 現在時刻は11時半過ぎなので、自分の影の方向がほぼ真北です。とりあえず北に向かってレッツゴー。で、適当に歩いているうちに、前方に利神城跡が見えたりして、だいたいの位置の見当がつけられるようになりました。
 天文台取り付け道路の入口まで、約30分。あとでルートを見直したら、適当に歩いたわりには、ほぼ最短コースでした。

 取り付け道路の入口から天文台までは約4km。途中休憩を入れながら60分で歩きました。ということで、駅から90分で天文台着。たしかに案内は間違っていなかった。
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2007年10月28日

ホームズ彗星 at 西はりま

ホームズ彗星 at 西はりま
 とりあえず写真だけ。月の出直後です。
 2007年10月28日、18:56。西はりま天文台にて。
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利神城(兵庫県佐用町)

利神城跡 利神城は「りかんじょう」と読みます。兵庫県西部の佐用町平福にあります。
 平福は古い街並みが残っていることで知られていて、そこの川向の道の駅から、この利神城が遠望できます。石垣が組まれている様子も分かります。

 元の山城は戦国時代には機能していたようですが、現在の城郭は関ヶ原戦後に築かれたもの。ということは姫路城とほぼ「同期」です。姫路城主の池田輝政の甥、池田由之による大改修で、出来てみたらあまりに立派すぎ、幕府に遠慮して破却したという笑うに笑えない経緯を持っています。

 隣町の(旧)佐用町の郊外から禿げ上がった山頂部を見ることができ、「なんか見たことあるような」と思っていたら、利神城跡でした。
 写真は西はりま天文台から。ほぼ正面から尾根に築かれた石塁を見ることが出来ます。

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2007年10月26日

ISSの向き

ISSの向き
 どちらを向いて飛んでるのかという話ですが、日本の「きぼう」モジュールが進行方向の先頭側になります。トラスに"S1"とか"P1"と付いているのは、英語の右舷(Starboard-Side)・左舷(Port-Side)から来ています。ちなみにSTS-92で若田さんが取り付けたZ1トラスのZは天頂方向(Zenith)の意味(参考)。

 "Starboard"は"steering board(舵板)"のことで、船の右舷側に付いていたことから、"Starboard-Side"が右舷の意になったそうです。"Star-"なので星と関係あるかと思ったら違いました。「ステアリング」は自動車でよく使う言葉ですが、もとは操舵の意味です。
 左舷の"Port-Side"は、右舷の舵が岸壁で傷つかないよう、左舷側で接岸していた名残り。

 船の言葉を宇宙にまで持っていって使っているのですね。
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2007年10月25日

ホームズ彗星

ホームズ彗星(2007.10.25)
 うちの古いデジカメでも写ってしまいました。びっくり。
 写真はクリックすると拡大します。

〈以下、追記〉
 大増光中のホームズ彗星。17Pというくらいですから、そうとう昔から確認されている周期彗星です。
 昼間からメールで(天文関係のMLの一つを携帯に届くようにしています)いろいろと情報が届きますが、天気予報では晩の天気は思わしくありません。
# 「赤いらしい」「……専用か」とか訳の分からぬネタも(^_^)


 夕方にはさっぱり晴れて、ISSとシャトルもしっかり拝みました。でも家に着くころには再び一面の雲。こりゃだめか。
 JAXA・岩本さんと会津大・寺園さんの中継を見ながら、どうにもこうにも気になって、窓を開けてみます。
 「……月、出てるやん!」

 窓から身を乗り出して双眼鏡。建物の影ぎりぎりなので、かなり危なっかしい体勢です。星を見ていて窓から落ちたとあっては、アホ以外の何者でもありません。
 で、彗星もしっかり視野に入っているはずなのですが……さっぱり分かりません。もう暗くなっちゃったのかな?

 実は彗星状の天体を想像していたのが大間違い。
 双眼鏡だとほとんど恒星状で、色も赤とはいわないまでも、黄色いのです。カペラより少し黄色がかった感じ。木星と土星の中間くらいの色でしょうか。
 いちど確認すると、余裕で肉眼でも分かる明るさです。ペルセウス座のα星(1.8等)より暗くてδ星(3.0等)より明るい。だいたい2.5等というところでしょうか。満月の夜に輝く肉眼彗星!

 屋根の上に三脚を立ててコンパクトデジカメを向けたら、とれてしまったのが冒頭の写真。
 日付が変わったあとで、50mm屈折で25倍ほどで見たら、若干の面積がある核を輪郭のはっきりしたコマが取り囲む不思議な姿が見えました。
 素麺さんの西神戸の星空BLOGに写真が掲載されていますが、右側の写真が肉眼で見た雰囲気とそっくりです(眼視では土星みたいな黄色です)。

 なんだかもう、大忙しの夜です♪
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ISS・シャトルを見る

 ディスカバリーがISSへ向かっている最中なので、うまくいくとランデブーが見えるかもしれない、と待ちかまえていました。

 狙っていたのは、10月25日17:53〜57分ごろの通過。西日本では好条件で、大阪では高度が50度を超えます。まだ仕事が終わっていなかったのですが、職場のみなさまに「国際宇宙ステーション見ませんか?」と声を掛けて、巻き込みました。

 見え方などを偉そうに説明していたのですが、最初に見つけたのは私じゃありません。ちょっとくやしい。
 明るさも-1等くらいかと思っていたら、-2等より明るく見えました。前にISSを狙って見たのはSTS-114の野口さんのフライトの時でしたが、考えてみればそれからISSはずいぶん大きくなっています。展開している太陽電池パドルも、当時は1組だったのが現在は3組。そりゃ、明るくなるはずです。

 っと、ISSの後を追うように、もう一つの光点。こちらはディスカバリーです。
 ドッキングの時間を知らなかったので、これはラッキー。こちらも0〜-1等くらいと、かなりの明るさ。

 金色の2つの光点がゆっくりと秋の宵空を横切ります。

 しまった〜、職場にはNikonのD70があるので、写真撮れば良かった。と気付いた時には既に高度を下げはじめていたので、そのまましっかり見送ることにしました。

 あとで22時頃にNASA-TVを見たら、ちょうどドッキングが終わったところでした。夕方はランデブーを見ることが出来る絶妙なタイミングだったのですね。

 職場の方々に「いいもん見せてもらったわぁ」と喜んでもらえたのも、うれしかったです。


・JAXA「国際宇宙ステーション・スペースシャトルを見よう
 直近10日分の予報。方角や高度も図示してくれるので分かりやすいです。

GoogleSatTrack 2
 GoogleMapsのAPIを使って、ISSを位置を表示するサービス。見ていて面白い。

Human Space Flight
 NASA公式のトラッキング。ISSの情報(船内の気温や湿度まで)も載っています。
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2007年10月24日

STS-120 打ち上げ

 NASA-TVで見ていました。
 ロケットの打ち上げは毎回ワクワクしながら見るのですが、今回は自分でも意外なほど、冷静に見ていました。シャトルが見られるのもあと数年だというのに。

 今回のペイロードは「ハーモニー」というモジュールで、JAXAの「きぼう」やESAの「コロンバス」がとりつくジョイント部になる部分です。これが無事につながらないと「きぼう」の行き場がない、ということで、日本にとっても密かに重要なミッションです。

 今回のフライト中にシャトルとISSを見る機会がないかと思って、JAXAの「国際宇宙ステーション/スペースシャトルを見よう」をチェックしたら、関西では10月25日17:55前後が絶好の条件で、その後はしばらく機会がないようです。しかし天気が……うーむ。
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2007年10月23日

十三夜

 仕事帰りに十三夜の月を眺めました。
 すっかり冷えた空で、秋も深まってきたという感じです。

 考えてみれば、中秋の名月の十五夜は、日本では秋雨にかかることが多いので、天気が思わしくないことも少なくありません。ススキも今時分の方が、程よく枯れていい雰囲気です。
 ……でも、外でのんびり過ごすには、ちょっと寒い時期ですね。
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ガーネットスター その2

 ガーネットスターが、考えていたよりオレンジ色だったということを書くつもりが、あらぬ話になってしまいました。

 ガーネットというと、深紅のイメージ、例えて言えば赤ワインのように赤から沈んだ赤くらいの色のイメージを持っていました。

 私の田舎の山に、地元で「ケーセキ山(珪石山)」と呼ばれる鉱床があって、一度だけ行ってみたことがあります。すでに目ぼしいものは掘り尽くされてしまっているそうですが、直径1〜2mmの砂粒のようなザクロ石が白い石(石英か長石)の表面に点々と埋め込まれているものが転がっていて、しばらく大事に持っていました。
# 今となってはどこへ行ったのやら。

 実はガーネットにもいろいろと種類があるのです。
 私の印象にあったのは、むかし拾った鉄礬ザクロ石(Almandine)という種類なのですが、他にもいろいろあって、色も黄色や緑や黒やさまざま。
 ガーネットスターの名付け親のハーシェルは、もしかしたらオレンジ色に寄った色のザクロ石を見ていたのかもしれません。
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2007年10月21日

目が覚めたら13:50

 というのが日曜日の全てでした。
 たまに明け方に星見たら、これです。
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明け方の観望

 カノープスを見ました。最初は双眼鏡で(余裕)、次に肉眼で(なんとか)。
 自分の部屋の窓からカノープスが見えるのは最高です。

 次、シリウス。望遠鏡で見ました。この星を望遠鏡で見るの、好きなんです。凍てついたダイヤモンドみたいな白い輝きがたまりません。

 M41とM46,M47もついでに散策。

 東に土星が昇ってきたので、久しぶりに見物。シーイングは最悪。メラメラしっぱなしで、たまーに像が止まります。
 環の傾きが、ずいぶん小さくなりました。最近はしばらく環が開きっぱなしだった印象があるので、あれあれ、という感じ。もちろん数ヶ月で変わるわけはないのですけど、私の頭の中に残っている印象が、更新時期を迎えたということです。

 さらに金星。神々しいまでの明るさです。頭の中でBGMが鳴り出すくらい、ゆらゆらキラキラ輝いていました。

 オリオン群は見えず。部屋の窓から見ているようでは、ダメですねぇ。
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2007年10月20日

ガーネットスター その1

 明石市立天文科学館の観望会。対象はガーネットスター。ケフェウス座μ星です。
 学芸員の井上さんの解説によると、質量は太陽の24倍で、直径は1,420倍。土星の軌道を飲み込んでお釣りが来る巨大っぷりです。でもそれって、密度はスッカスカってことですけど……光ってる以上は核融合反応が起きてるということですから大丈夫なのでしょう。
# 24/1420^3=8.38197205*10-9 って、太陽の密度が1.4g/cm3だから、地球の空気よりずっと希薄ってことか(平均密度ですけど)。

 さてガーネットスター。40cm反射望遠鏡で見たら、赤というよりオレンジ色でした。なんとなくアルクトゥルスやアルデバランみたいな感じ。
 ガーネットというと深紅のイメージなので、ちょっと意外な感じです。

 ガーネットスターのスペクトル型はM2。
 思いつく赤っぽい星をリストアップすると、
・アンタレス   M1.5
・ベテルギウス  M1-2
・アルデバラン  K5
・アルクトゥルス K1.5
 なるほど、確かにガーネットスターは赤い部類ですね。天文年鑑でこれより赤いのを探すと、ミラがM5.5で最赤。

 もう一つ、赤い異名を取っている星で思い出したのが「クリムソンスター」のうさぎ座R星。こちらはC7って、なんだそれ!?
 えっと、"O B A F G K M"の枠外で炭素星を表すのがC型だそうです。で、炭素星ってなんだそれは。

 眠くなったので、一区切りつけます。

※スペクトル型は、1等星は天文年鑑の2001年度版、それ以外の星はWikipediaから取りました。
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湊川隧道

湊川隧道 湊川隧道は、もともと川を通すトンネルとして掘られました。
 1898(明治31)年起工、1901年竣工。当時の長さは603.5mで、のちに神戸電鉄の工事に伴って上流側に66m延長されています。
 現在の新開地商店街を流れていた旧湊川の流路変更の一環として計画されたもので、途中の「障害物」となった会下山を貫いて長田方面へ水を流すためのトンネルです。車はもちろん人間が通ることもありませんでした。

 1995年の阪神・淡路大震災で被災し、旧トンネルの北側に現行の新トンネルが建設されました。旧トンネルは歴史遺産として保存されることになり、およそ月に一度、一般公開されています。

湊川隧道保存友の会

 トンネルは基本的にレンガ巻きで、底部は川による浸食を防ぐために花崗岩が敷かれています。あちこちで漏水していますが、見学可能な区間は砂利と木材で舗装されているので、足元が濡れることはありません。上から降ってくるのは防ぎようがないですけど。
 重厚で怪しげで大好きです。機会がありましたら、見学をお薦めします。
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卓上投石機キット

http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/goodsdisp.asp?code=6685784029

 「卓上投石機キット マンゴネル」というものを見かけました。
 「古代ローマの最強兵器をあなたの手で復活させよう!」というキャッチコピー。

 ……卓上投石機。あはは、なんに使うのでしょう。
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2007年10月18日

ノー・マイカー

 以前は自家用車を持っていたのですが、神戸に越してきた時に手放しました。

 環境負荷を考えて……ということではなく、純粋に経済的理由です。

・通勤は電車→私用で自動車に乗るのは休日だけ。
・休日も毎回遠出するわけではない→車の使用機会は1〜2回/月くらいと想定。
・神戸市街地の駐車場代が1〜2万円代/月。保険やら車検やら税金やら考えると、使用機会一回あたりのコストはレンタカーの方が確実に安い。

ということです。

 自家用車がないと、遠出は公共交通機関に頼らざるを得ません。荷物は手で持てる範囲となり、移動時間も始発から終電に限定されます。それでも普段の生活で困ることはほとんどないのですが、当時は天文から離れていたので、星見の遠征というのは考慮外でした。

 星を見るために遠くに出かける場合、「普段」と違うことが要求されます。機材は、手持ちの範囲を簡単に超えます。終電も問題ですが、そもそも深夜まで動く公共交通機関が通じている場所は、光害の影響を免れるのが困難です。観測設備のある宿泊施設という選択肢もありますが、天候のリスクは避けられません。

 ということで、街中で星を見ることにしてしまったわけです。私の場合。

 自家用車を持たない人間にとって「星を見に行く」のは面倒なことです。これはほとんどの高校生や、小中学生にとっても同じこと。遠征が前提のようになってしまうと、星に親しむまでのハードルが高くなります。

 いずれは、遠出しなくても、近所で天の川を見ることが出来る環境が出来たらいいなと思っています。エネルギーのコストが上昇している昨今、余分な照明を整理するのは、社会的な要請になる時代も遠くない気がしています。

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2007年10月17日

西空の赤い星

 出先から直帰だったので、普段よりずいぶん早く家路につきました。
 西空へ沈みゆくアルクトゥルスとアンタレスを見ました。10月も半ばを過ぎてこんな星を見るのは、個人的な新記録です。ちょっとうれしい気分。
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星を見る時間

 わざわざ望遠鏡や双眼鏡をだしたり、ということは意外に少なくて、帰宅途中に空を眺めているのが、いちばんの星見タイムです。

 職場から駅までの約10分。そして駅から家までの約10分。
 駅からの方角上、主に西の空を見る機会が多くなります。天頂でもいいのですけど、さすがに危ない。

 この頃は日に日に高度を下げていく木星、そろそろお目にかかるのも厳しくなったアルクトゥルスあたりが注目の的。夏の大三角はまだまだ頭上ですが、もう少し経つと、今度はクリスマス近くまでの長〜いお付き合いになります。

 ここ数日は新月から次第に幅を増してゆく月が見えています。
 やたら南に低いので、調べてみたら、ちょうど月が冬至点の近くにいる上に、白道がさらに南に来ているのでした。なかなか見慣れない位置の月だったわけです。
posted by ふくだ at 00:20 | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする