塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2008年02月29日

2008年2月の読書

池澤夏樹『楽しい終末』
石田五郎『天文台日記』
岡崎彰『奇妙な42の星たち 宇宙の秘密教えます』
山田卓『星暦』

 あれ、4冊しか読んでいませんでしたっけ。

 池澤夏樹『楽しい終末』は、1990年代前半の本なのですが、いま読んでも状況にほとんど変化がないのに気が滅入りそうになります。池澤夏樹は油断しているといきなり読者を背後から突き落とす人なので、それなりに気をつけて読まないといけません。
 石田五郎『天文台日記』は、1972年に初版が出ています。当時日本で最大の天体望遠鏡だった、岡山天体物理観測所の日々をつづったエッセイで、本来のターゲットは中高生のはずなのですが、天文学の話題も分かりやすく折り込まれ、大人が読んでも味わい深い本です。
 あとの2冊も星がらみの本。『奇妙な42の星たち』は、最近、首を突っ込んでいる変光星の知識の種として。『星暦』も星のエッセイですが、こちらは元名古屋市科学館の名物解説人だった山田卓さんが地元紙に連載していたもの。私も地域のタウン誌に星の連載を持っていたことがあるのですが、いやはや、書く人が違うと同じ星空でもまるで魅力が違うものに思えます。もう一度、天文の入門書もいろいろ読み返してみようかなぁ。

 この他、本当は池波正太郎の『藤枝梅安』を読むつもりだったのですが、その前に気分転換に司馬遼太郎を読んでおこうと思って、でも図書館に行きそびれて何も借りていないのでした。
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2008年02月28日

赤い大三角

 帰りが遅くなるのが確定なので、職場の近くで夕飯を済ませることにしました。
 今日も晴れてるなぁと、冬の星座をたどりながら歩いていると、火星がいい感じに暗くなって、冬の一等星の群れにうまく紛れるような見え方になっています。

 ベテルギウス-アルデバラン-火星とたどると、もう一つの冬の大三角が誕生です。「赤い大三角」とでも申しましょうか。期間限定のトライアングル。

 さて、火星。同じ赤い星どうし、ベテルギウスの平家星に、心強い援軍が現れたようにも見えます。
 となると、リゲルの源氏星の援軍には青白色のシリウス。ベテルギウスと火星、リゲルとシリウスの間隔が同じくらいで、互いに陣を構え、賑やかな源平合戦です。
 これにアルデバランを加えると、3対2で赤の平家が優勢かと思いきや、このあと火星は季節が進むにつれて明るさを減じ、冬の戦場も離脱する運命にあります。
 空の暗さに目が慣れると、リゲルの前面には三ツ星が展開し、アルデバランの背後には伏兵のすばるが控えます。
 昨年末の火星接近の栄華も今は昔、奢る平家は久しからず。白き源氏の星々に包囲され、いまや滅亡の縁にたたされんとしています。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

 って、バカなことを考えていたら電柱にぶつかりそうになりました。アホです、私。
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イカナゴ戦線2008・開幕

 さっそく、朝から魚屋さんの前に並んでいる年配の女性が一人。
 新聞報道によると、出だしはまずまずのようです。

 家に帰る途中、炊いてる匂いが漂ってきました。早っ!
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2008年02月27日

帰宅の星空

 21時頃帰宅。
 コタツに入ったら負けなので、着の身着のまま望遠鏡を引っぱり出して、まずは変光星をチェック。いっかくじゅう座のU星とT星、しし座のR星の3つが最近の定番。ミラは西空に回ってしまったので、早く帰れた日でないと難しくなりました。
# おおぐま座Z星は使っている星図の比較星が怪しいので、中断中。

 あまりに透明度が良かったので、5cm屈折ですばるを見て、ちょっと感激。双眼鏡もいいのですが、小口径屈折で視野一杯に広がるくらいの倍率で見るのもまた、良いものです。
 M42もそこそこ見えます。低倍率でもトラペジウムがきっちり分離して見えるのが気持ちいいです。
 シリウスがギラギラして素敵です。もしかすると伴星が見えるんじゃないかという気がします(分かってます、無理です)。
 プレセペ星団も、粒の揃ったツブツブ加減が良い感じです。
 所詮は街中の5cmなので、このあたりの肉眼級の天体ならすばらしく見えますが、双眼鏡級の天体となると存在を確認するのがやっと。星図がないと見つけるのも大変です。
 そんなこんなであちこち巡っているうちに、あっという間に30分。うわ、しまった。
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2008年02月25日

さよなら"We Love KOBE"

 神戸・六甲アイランドと北九州・新門司港を結ぶ阪九フェリー
 この神戸航路には、1995〜96年にかけて就航した「フェリーせっつ」「フェリーすおう」の姉妹船が、メインとして投入されています。就航時期もあって、舷側には大きく「We Love KOBE」の文字が記されていました。

 瀬戸内のフェリーは毎年春ごろに定期ドッグ入りするのですが、2月に入渠した「フェリーせっつ」の「We Love KOBE」の文字が、他航路就航船と同じ「Hankyu Ferry」に変更されたそうです。
 情報源:Advectionfog(げんかいさん)>画像掲示板

 僚船の「フェリーすおう」も、おそらく次回の入渠時に塗装変更されると思います。気に入っていたデザインなので、ちょっと残念。これも時代の流れでしょうか。
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2008年02月24日

はりま宇宙講座修了

 「講座」というのは兵庫県内の天文施設が合同で行なっているこれです。
# 隠すものではないのですが、講座名を書くと、googleで検索した時、公式サイトの次にこのサイトが出てくるという恥ずかしいことになるのです。

 最終回の「星空案内人の実際」が、2月24日の日曜日に明石で開催されました。西はりまと加古川での開催は終了しているので、今回が大トリです。
 今回も移動式プラネタリウムを会場に運び込むのですが、誰が指示するともなく自然に分業体制でエアドームが設営され、15分も経たずにドームが膨らんでしまいます。前回の片付けをみんなで経験しているとはいえ、恐るべき手際のよさ。

 今回は、前半の講義で天体観望会の5W1Hを押さえて、後半はグループに分かれて実際に観測会の計画を立て、それに沿ってプラネタリウムで星座の解説をしてみるという内容。

 って、いきなりですか!?
 3人ずつ4グループに分かれて、春夏秋冬それぞれの設定で、小学生対象の観測会の計画を立てます。私の班は冬の担当。「月は外せないね」「土星も見たいなぁ」「それならもう少し時間をずらさないと」「小学生で×時は遅いかなぁ、でも親同伴かな」……
 私の入ったグループは、プラネタリウムの解説を、星座解説の前半、後半、観望天体の解説と3人で分担。慣れてる人にお任せするのも手ですが、今回は練習なので少しずつでもドームでしゃべってみましょ、という算段。結果的に三人三様で面白かったです。こういうのは、他人の解説を聞く方が勉強になります。

 さて、いちおう全日程を終了したわけですが、実はこれまで全体が「入門編」みたいなもので、この先、地域の天文施設などで普及活動に参加していくことが「実践編」になるわけです。
 具体的にどんなことになるのかは、これからのお楽しみ。ていうか、一緒に考えていくことになるのでしょうか。
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2008年02月23日

天体観望会「オリオン大星雲」(2008年2月)

 天文科学館の天体観望会。今回の観望対象はオリオン大星雲。
 何を期待されてしまったのか、事前申込者が120名という盛況ぶり。ふだんは60〜80名
くらいのことが多いのです(正確な数字は覚えていませんが)。

 昼間は吹雪のような横殴りの雪が舞っていたのですが、夕方には収まり、透明度のよい空がひろがります。が、寒いのです。強烈な北西風で、とにかく寒い。予想はしていましたので、それなりの格好はしてきましたが、寒い。

 4階の日時計広場には3台の望遠鏡を設置。
 1台は昇ったばかりの土星、1台はすばる、もう1台は……ファインダー調整で苦労していました(天候が急変する日だったので、直前まで望遠鏡を屋内にしまっていたのです)。
# あとは火星とかシリウスとか。

 以前は「せっかく来てもらったのだから望遠鏡ならではの天体」と思っていたのですが、最近は「家に帰って肉眼でも見ることが出来そうな天体」をチョイスしています(天王星や海王星は、特例です)。

 16階の40cm反射で見たM42は、透明度のよさもあって、街中の空ながら見事なものでしたが、強風でシーイングが極悪。しばらく眺めているとトラペジウムがきっちり見える瞬間もあるのですが、ぱっと見だと単にピンボケのもやもやが見えているような状態です。それでも星雲は、緑色がかってみえるくらいの迫力でした(え、心の眼?)。
posted by ふくだ at 23:46 | TrackBack(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「きずな」打ち上げ成功

 H-IIA14号機。当初の打ち上げは平日だったのですが、延期されて2月23日土曜日になり
ました。
 これなら自宅でインターネットの中継を見ることが出来ると思ったのですが、16:20の
予定が16:50に。
 夕方から天文科学館の観望会なので、17時半には家を出なければいけません。まぁ、大
丈夫か。

 と、思っていたら、打ち上げ10分ほどになってカウントダウン停止。
 ……警戒区域に船(漁船)が侵入して、17:50に再設定。って、見られないじゃないか、私が。

 結局、17:55に無事に打ち上げられたそうです。ランチウインドウぎりぎりだったそう
です。静止軌道に上げるのにランチウインドウが関係あるとは思わなかったので、ちょっ
とびっくり。
 なにはともあれ、おめでとうございます。
 私も「きずな」の名付け親の一人なのです。
posted by ふくだ at 23:45 | TrackBack(0) | 宇宙開発/宇宙科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「塩屋百人百景」展覧会

「塩屋百人百景」展覧会塩屋百人百景

 2月22日からスタート。さっそく足を運んできました。
 12月16日に塩屋の街中で、120人が撮影した写真たち。
 サービスサイズのプリントをトイレットペーパーを伸ばしたように連続プリントした「ロールプリント」を、壁一面にぶら下げて展示しています。
 単純計算で120人×27枚=3,240枚の写真がありますから、1枚1秒で見ても1時間近くかかります。展示スペースは一部屋ですが、超高密度の展覧会。

 地元なので多くの写真は撮影場所の見当が付くのですが、「写るんです」の広角レンズで切り取った風景ですから、見慣れた景色と微妙に印象が違って、それがまた面白く、眼に映ります。

 3月9日まで開催とのことで、またゆっくり見に行くつもりです。
 ちなみに開催期間中は、旧グッゲンハイム邸1Fで、カフェもOPEN中。
 近くの方も遠くの方も、興味がありましたら、ぜひ、どうぞ。

# カタログも頂いてきましたが、これも見るのに時間がかかりそうです(^_^)
posted by ふくだ at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 神戸のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

曇りっぱなし

 「晴れっぱなし」なんて書いた途端に、18-19日の晩から曇りっぱなし。
 昼間は晴れているのですが、夕方から雲が出はじめて、薄雲だったり、うろこ雲のような切れ間がありそうな無さそうな雲だったり、夜半には全天雲に覆われるのですが、朝には晴れているという、星見人泣かせの空模様。

 これが5日連続で続いています。やっぱり、晴れた時に空を見ておくものですね。
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