塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2010年09月30日

2010年9月の読書

有川浩『三匹のおっさん』
有川浩『シアター』
有川浩『キケン』
藤井旭『隕石の見かた・調べかたがわかる本』

 有川浩が3冊並んでいるのは、神戸市立図書館にばらばらな時期に予約した本が、偶然まとめて届いたためです。さくっと軽く読めるからよいのですけれど。有川浩の本は『阪急電車』と『レインツリーの木』が好きです。

 漫画は読書録に載せていませんが、こうの史代の『この世界の片隅に』も読了。『夕凪の街、桜の国』も久しぶりに読み返しました。


posted by ふくだ at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書録・映画録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

天保山の渡し


 大阪市営天保山渡船。天保山と対岸の桜島をむすびます。無料。
 間を隔てるのは安治川。かつての淀川本流です。阪神高速湾岸線の天保山大橋がかかっているのですが、これは上空(といっていい)を一跨ぎしてしまい、人が渡れる橋は約2.5km上流の国道43号安治川大橋まで行かねばなりません。
 港に近く頻繁に船が行き来するので、架橋も大変。ということで渡し船が残ったのでしょう。大阪市のサイトによると、1日平均約900人が利用(2008年)とのこと。

 船内に椅子はなく、乗客は全員立ったまま。完全に生活航路のスタイルです。自転車も押してそのまま乗船可能。

 川風に吹かれながら、水の都の風情を味わう、3分程度の小さな船旅です。
posted by ふくだ at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 地図と地理と遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本一低い山

 日本一低い山「天保山(標高4.53m)」に登ってきました。
 今さらですが、天保山は大阪にあります。大阪市営地下鉄中央線「大阪港駅」から徒歩10分くらい。
 もともと江戸時代後期に港の浚渫(泥さらい)をした時に、船の目印になるように盛り土したのが始まりで、当時は20mほどの高さがあったそうです。やがて砲台工事や埋立工事でどんどん削られ、一時は国土地理院の地図からも「天保山」表記が抹消される事態に陥ります。

 けれども1998年に地元の人々の陳情を受けて、国土地理院が「天保山」の記載を復活。晴れて国家公認の「日本一低い山」となった次第です。実際のところ、公園内に三角点があるだけで、まるで山らしくありません。公園内にもっと高い場所があるので、何年か前に最初に来た時は遭難……じゃなくて、山頂を求めて多いに迷いました。

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posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 地図と地理と遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海遊館

 天保山名物の水族館、海遊館を見学。新しい施設だと思っていたのですが、開館が1990年で、今年(2010年)で創立20周年。
 ジンベイザメがいるんだっけという程度の予備知識で乗り込みました。内陸で育ったおかげで、海の生き物ってちょっと縁が遠い私です。

 入館すると、トンネルの水槽をくぐり、エスカレーターで8階へ連れて行かれます。
 海遊館の水槽は水深が深く、同じ水槽の水面から水底までを、階を下りながら何度も見学できる趣向です。8階は陸上の展示で、水槽が始まるのは7階、ジンベイザメのいる大水槽は6階から4階。他の水槽も3階分や2階分の水深を持つものが多く、最終的に4階まで水槽の階が続きます。水槽の部分は言わば吹き抜けで、強大な水圧を分厚いアクリルガラスで支えています。面白い建物です。
 床には「↑518m」といった距離表示があり、これは出口までの残り距離。もしかして建物内を回遊するから海遊館なのか!?

 とりあえずメインのジンベイザメ。名前に「サメ」がついているのに、ずっとクジラの仲間だと思っていました。見た目も悠々とした泳ぎっぷりも、なんともクジラっぽい。食事も水を大量に飲み込んで、プランクトンを濃しとって食べると言ってましたから、これもクジラっぽい。哺乳類じゃなくて世界最大の魚類というのは、家に帰ってから知りました。なに見てたんだ自分。

 ラッコ。エサは貝ではなく、イカをもらっているようです。お腹の上で割る必要もないのに、背泳ぎしながら食べるのは、習性でしょうか。小惑星に似たラッコを探したのですが、さすがにいませんでした。

 イルカ類は全般的に人気者ですが、スナメリ(右写真)は特にかわいかったです。見た目の印象から南の島にいるのかと思っていたら、日本近海にも住んでいて、最近でも関空沖で目撃例があるのだとか。古くは塩屋でも発見例があるそうですが、沿岸の浅い海に暮らしているので、人間の活動の影響を受けやすく、次第に生息域が追いやられていったそうです。近所に泳いでいたら、楽しいだろうなぁ。

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posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 博物館や美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IMAX「HUBBLE 3D -ハッブル宇宙望遠鏡-」

 天文科学館星の友の会の仲間5人で、大阪・天保山に出かけてきました。
 最初のお目当ては、サントリーミュージアムのIMAXシアターで上映している「HUBBLE 3D -ハッブル宇宙望遠鏡-」。ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の最後の補修ミッションとなったスペースシャトル・アトランティス号のフライト(STS-125)を軸に、HSTの歴史や観測成果を紹介するドキュメンタリーです。
 IMAXシアターは巨大スクリーンが特徴。大阪のサントリーミュージアムのスクリーンは高さ20m・幅28mとのことで、真ん中の列より前なら文句なく視野いっぱいです。

 ここにスペースシャトルの打ち上げやら、軌道上のHSTやら、HSTの撮影した画像が広がるわけです。これに感動しないわけがありますか! ケネディ宇宙センターにずらりと並んだカメラの放列を俯瞰するシーンで鳥肌ものです。シャトルの打ち上げシーンだけで来た甲斐があったと思いました。
 立体映像にするのは事後の処理で加工していると思うのですが、特に違和感もなく、ただただ迫力に口を開けてみていました。3Dによる迫力もさることながら、もとの素材の素性の良さが大きいと思います。
 原版(英語版)のナレーションはレオナルド・ディカプリオが担当しているのですが、上映しているのは日本語吹き替え版のみ。ヘッドフォン(貸し出し)で英語版の音声を聞けるそうですが、字幕はないのでそれなりに英語が分かる人向けかと。

 上映期間は10月31日まで。天文・宇宙好きな方にはおすすめです。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 博物館や美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

木星と天王星を撮る

 9月22日に、木星と天王星がそれぞれ衝を迎えました。「衝」というのは地球の外側の惑星が、太陽-地球-惑星の順番で並ぶことです。一晩中見えているので、観測好機です。今年は木星と天王星が同じ方向に見えているので、望遠鏡で写真を撮っても同じ視野に入ってくれます。薄雲越しの写真ですが、ガリレオ衛星と天王星がほぼ同じ明るさに見えていることや、天王星の色が淡い青に見えていることが分かります。

 9月23日00:14撮影(神戸市垂水区)。ミニボーグ60ED(D=60mm,f=350mm)+NikonD5000。ISO1600、露出1/4秒(固定撮影)。トリミングして1/4に縮小。
 写真をクリックすると拡大します(こちらは1/2縮小)。
posted by ふくだ at 12:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月22日

中秋の名月

 帰宅したのが23時過ぎ。
 夕方、打ち合わせで三ノ宮へ向かう途中に、電車の車窓から昇ったばかりの月を見たのですが、天気予報が下り坂だったので、今年の名月はそれが見納めかと思っていました。
 が、なんとか天気は踏みとどまり、帰宅後にも雲間から月を仰ぎ見ることが出来ました。

 9月23日00:19撮影(神戸市垂水区)。ミニボーグ60ED(D=60mm,f=350mm)+NikonD5000。ISO1600、露出1/60秒。
 写真はクリックすると拡大しますが、実はピンボケなので拡大率控えめです。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月20日

はやぶさカプセル一般公開(大阪)その2

 野口さんの報告会で合流した、明石の星の友の会のメンバー3人で、大阪阿部野橋・近鉄百貨店のはやぶさカプセル一般公開に出かけました。兵庫県公館のある元町から阿部野橋まで片道一時間くらい。

 整理券をもらって、20分ほどの待ち時間で見ることが出来たのは前回通り。
 ただ、メッセージの寄せ書きのシートが増えていてびっくり。たしか6枚はあったような。

 大阪市立科学館のサイトに、この寄せ書きの写真が公開されています。ギリギリ判読できる解像度になっているのがエライです。やるなぁ。
 ちなみに私は18日の右側写真のシートに書いています。「おつかれさまでした」しか思い浮かぶ言葉がなく、二度も三度も書くのは気が引けたので、今日は遠慮しちゃいました。
 http://www.sci-museum.jp/server_sci/top/welcome/news1009.html

 大阪の残す会期はあと一日(〜9月21日)ですが、機会があれば、一人でも多くの方に見て頂きたいです。

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posted by ふくだ at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発/宇宙科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野口宇宙飛行士帰国報告会

 兵庫県公館で野口聡一宇宙飛行士の帰国報告会がありました。
 野口聡一さん、生まれは神奈川県ですが、幼稚園から小学5年までを兵庫県(揖保郡太子町)で過ごされています。そんなご縁で、野口さんがISSに長期滞在した際のクルーが来日するのに合わせて、帰国報告会が開催されました。
 事前に往復ハガキで申し込んでいたのですが、忘れた頃に当選ハガキが届きました。うわわ。

 開場直後に着いたのですが、お客さんの出足は好調。前の方の列は既に埋まっています。なんと熱心な兵庫県民。
 最初に野口さんから兵庫県の井戸知事へ、公式飛行品の返還。兵庫県が野口さんへ託して宇宙へ運んでもらった品物です。
 これが何かというと、手のひらサイズの「はばタン」ぬいぐるみ。宇宙飛行士にゆるキャラを預ける兵庫県のセンスが素敵です。

 写真はぬいぐるみじゃなくて、この日の会場で野口さんのエスコート役を務めた着ぐるみのはばタン。野口さんにいじられまくってました。さすがにこの子、サイズ的にソユーズに乗るのは不可能です。

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posted by ふくだ at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙開発/宇宙科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

木星と天王星を見る

 木星と天王星が、接近しています。19日が再接近で、両者の見かけ上の離隔は月の直径の1.6倍くらい。9月中は、双眼鏡はもちろん低倍率の望遠鏡でも同じ視野に見えます。解説は「ニコンの星空案内」や「DSPACE コラム:星空の散歩道」あたりがおすすめ。

 地球から同じ方向に見えるといっても、実際は上の図くらいの間隔が開いています。とはいえ、木星の公転周期が12年、天王星は84年なので、両者が同じ方向に見えるのは、割と珍しいこと。

 というわけで、望遠鏡を引っぱり出して見てみました。蚊に3ヶ所刺されました。
 木星は相変わらず、縞が一本消えたままの姿。消えた方の縞の位置に斑点が見えたので、大赤斑かと思ったのですが、それにしては小さめでクッキリしています。後で調べたら、衛星のイオが木星前面を通過していたので、その影を見ていたようです。

 周りに明るい星がないので、木星との位置関係さえ調べておけば、天王星はすぐに確認できます。しかし6cm屈折で140倍をかけても、円盤状の姿はわかりません。ちなみに木星の視直径が49.8秒、天王星が3.7秒。

 再度、倍率を落として、木星と天王星を同じ視野に入れます。地球から木星までの距離が3.95天文単位、天王星までは19.08天文単位。太陽系の奥行きを想像しながら、2つの惑星を眺めていました。
※図と各惑星の視直径・地心距離はステラナビゲーターで作成・計測。
posted by ふくだ at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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