塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2011年02月28日

2011年2月の読書

川口淳一郎『カラー版 小惑星探査機はやぶさ ―「玉手箱」は開かれた』
佐々木俊尚『キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる』
島田裕巳『人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために』
ダグラス・アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書録・映画録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月26日

天体観望会「カノープス」(2011年2月)

 2月26日の天文科学館の天体観望会のお題は「カノープス」。
 見ると長生きできるという誉れの高い冬の一等星。中国名「南極老人星」は七福神の寿老人。
 とことん目出度いこの星がありがたがられるのは、それなりのわけがあります。
 南中高度が低くて、本州中部では滅多なことではお目に掛かれないのです。

 神戸・明石あたりなら、南の地平線が開けた場所で、地平線近くまで雲のない透明度の高い夜なら、それなりの頻度で見る機会があるのですが、これに挑戦するのはそれなりの星好きです。

 12月から1月頃の夜中の方が条件がよいのですが、観望会を開催する19〜20時頃に南中するのは2月下旬。しかし、この頃になると春がすみがかかったり、雲が出やすかったり、年によっては黄砂が飛んできたり、少し難易度が上がってきます。

 ということで、2010年度の天文科学館の年間予定表で、天体観望会「カノープス」の文字を見たときには、なんて挑戦的な企画なんだ!と思ったものでした。
# ていうか、12月や1月でも晴れた日の3日に一度くらいしか見えないんじゃないだろうか。

 夕方、全天にまだら模様の薄雲、南天にも低い雲がたなびいています。一般的には「晴れ」の感覚の空ですが、星見には厳しく、ましてカノープス相手では、う〜ん。南天の雲が少しずつ減ってきているのが望みといえば望み。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほしとも☆キッズ135「宇宙食にチャレンジ」

 天文科学館の星の友の会、主に子ども向けに隔月で開催している勉強会。毎回、会員の持ち回りなのですが、今回は私が担当でした。お題は「宇宙食にチャレンジ」。
 宇宙食といえば何やら特別な食べ物という印象を持っていたのも今は昔。今ではJAXAが認証した宇宙日本食も、基本的には市販品ベースに開発されています。

 今回の企画の大元は、もうずいぶん前になるのですが、JAXAが開催した「JAXAシンポジウム2007〜探る宇宙 食べる宇宙〜」。これを紹介した記事が幾つかあって、例えばギズモード・ジャパンの「宇宙日本食を実食してみたよ」の記事(via.この街の空にも星は輝く)など。
 国際宇宙ステーションの宇宙食は長期保存が前提なので、レトルト食品やインスタント食品はもともと相性がいいわけです。なるほど。スーパーやコンビニで売ってるような品物が宇宙食になるんだと感心して、いつか買い集めて食べてみようと思っていたのでした。

 昨年(2010年)の春先、JAXAのサイトを見ながら候補食品を買い込んでいたのですが、ほしとも☆キッズの企画会議の時にこの話をしたら、さっそく勉強会のネタに決定。キッズの勉強会は隔月で、天体観望会のある土曜日の昼間に行っているのですが、私も土曜出勤があるので、被らない日を選んで年明け(2011年)2月末になりました。
 ラッキー、準備期間いっぱいあるやん。

 はい。与えられた準備期間を無為に食いつぶすのは凡人の定めでございます。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月22日

ATV-2を見る

 ATV(Automated Transfer Vehicle)は欧州宇宙機関(ESA)の宇宙ステーション補給機です。ヨーロッパ版の「こうのとり」(HTV)といったところ。無人で打ち上げられて国際宇宙ステーション(ISS)に物を届けるのは「こうのとり」と一緒ですが、自動ドッキングが出来たり燃料補給が出来たり、こうのとりとはうまい具合に役割分担をしています。

 1号機は2008年に打ち上げられ、現在2月16日に打ち上げられた2号機がISSに向かっています。ちなみに日本の「こうのとり」は同じ名前のまま2号・3号と続いていきますが、ATVは1号機が「ジューヌ・ベルヌ」、2号機が「ヨハネス・ケプラー」、3号機が「エドアルド・アマルディ」と宇宙や物理に関わる人の名前が付いています。運用後はISSの廃棄物を抱えて大気圏で燃え尽きます。
# 欧米では船の名前に普通に人の名前を使いますね。

 そのATV2号機、土曜日から夕方の空に見えています。
 2月19日は、星なかまの集いの会場、西はりま天文台で張っていたのですが、雲間にそれらしいものがちらりと見えたものの、確信は持てない見え具合。
 2月20日は、直上コースの予報。最大光度で1等級まで明るくなりました。カメラを用意しておけばよかった! とはいえ、帰宅した直後でそこまでの気力は残っていませんでした。
 2月21日は、北西の空で最大高度30度ほどの予報。北西の空に、最大光度2等ほどで通過していきました。

 ATV-2の予報は、isstter_osakaで確認しています。大阪の予報ですが、神戸でもほぼ同じ見え方です。残念ながら22日・23日の大阪周辺は条件が悪く、見るのは難しいと思います。ATV-2は24日にISSにドッキング予定。

続きを読む
posted by ふくだ at 07:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月20日

第1回星なかまの集い 2日目

 西はりま天文台からは冠雪した山が見えます。神戸に住んでいると、たまに六甲山に砂糖をふりかけたような雪がかかっているのを見ることがありますが、どっさり雪が積もった山は見る機会がないので、すごく新鮮。

 星なかまの集い、2日目は発表の日。
 前日4時まで飲んでたので、とても起きてはいられないだろう。机に突っ伏すのもなんだし、仮眠するならどこへ行こうかとか不埒なことを考えていました(コラ)。

 ところが発表が始まると、これが面白いんです。質疑・入替込みで1件15分というテンポの良いペースで(話者は大変だと思いますけど)。内容もベテランの観測経験談から日食遠征の失敗談、街中観望会の展開から高校生の観測報告まで幅広くて飽きませんでした。というか(ほぼ)眠らずに最後まで聴いちゃいました。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

第1回星なかまの集い 1日目

 2011年2月19日〜20日の2日間、西はりま天文台公園で「星なかまの集い〜天文楽サミット〜」が開催されました。平たくいうと、星好きな人たちの交流会です。
 電車と気動車と送迎バスを乗り継いで、2時間かけて西はりま天文台へ。到着したらアクアマリンが歌ってました。開会に先立ってのウェルカムコンサート。

 17:10、福原実行委員長の開会宣言。パチパチパチ。
 続いてJAXAの阪本成一さんによるおたのしみ講演会。タイトルは「はやぶさは一日にして成らず」。
 はやぶさ君の冒険日誌のイラストを下敷きにしたはやぶさ話ですが、「一日にして成らず」ということで、ハレー彗星探査機「さきがけ・すいせい」、工学試験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」と、はやぶさに先だって積み上げられた技術と経験の蓄積にも焦点をあてていました。「ひてん」でのスイングバイ技術の習得、「のぞみ」の相次ぐトラブルと復旧への不屈の努力、しかしたどり着けなかった火星周回軌道。長年の挑戦、時には苦くて痛い失敗の上に、はやぶさの成果があるということが分かりやすく伝わる講演でした。

 講演会の後は、いきなり参加者の記念撮影、そして夕食。夕食の後は21時の交流会まで自由時間ですが、なゆた望遠鏡での観望会があるということで、大部分の参加者はそちらに向かいます。
 月齢16の大きな月が出ている晩ですが、そこは口径2mのなゆた望遠鏡。エスキモー星雲は月明かりにもめげすに内殻と外殻の構造が分かり、M42オリオン星雲は緑色がかってみえ、トラペジウムも4つだけでなく6つの星が余裕で見えます。ベテルギウスは金星かそれ以上のまばゆさ。
 テラスでも今回の世話人の方々が望遠鏡を並べて月やM42を導入しています。月にかかる飛行機雲が面白かったので、ぱちり。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(7) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

詰め替え用カップ麺

 三宮のダイエーに買い出しに行ったら、安売りしていたので買ってみました。日清のカップヌードルリフィル。平たくいうと詰替用カップ麺です。耐熱ガラスのカップと詰め替え麺のセットが、メーカー希望小売価格980円を600円。
 パッケージを開けると、ガラスのカップと、麺と、説明書。

 ガラスカップは耐熱ガラスの本体とプラスチックのホルダーに分離します。キャラクターのイラストをプリントするためにこういう作りにしたのかと思ったら、実はこれ、断熱材。ガラスは熱伝導率が低いという印象があるのですが、Wikipediaの熱伝導率の項目によると、あら大変。ガラスの熱伝導率1に対して、一般的にカップ麺に使われる発砲ポリスチレンは0.03。お湯を入れたらガラスカップが熱くなるので、ホルダーがないと手で持てないのです。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(7) | TrackBack(0) | 雑記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

かまくら

 関東地方でも降雪があったようですが、都心では積雪2cmで交通が混乱とか。いくら雪のないところでも、なめすぎです。私の田舎では20cmまでは混乱しません。2m積もる雪国の人から見れば、五十歩百歩の話です。

 10cm程度では雪合戦や雪だるまが精一杯の雪遊びですが、20cmとなると、もっと何か作りたくなります。ということで、小学生の時に「かまくら」に挑戦したことがあるのですが、あえなく敗退。今から思えば技術的にも体力的にも未熟でした。

 学生時代に大雪にあったとき、友人と3人で、キャンパスの空き地に「かまくら」を建造しました。秋田のかまくらは見たことがないので、作り方は自己流。雪でブロックを作って組み上げるイヌイットのイグルーの工法を採用しました。

 夕方17時に製作開始。ところが気温がぐんぐん下がり、やがて氷点下になると雪がサラサラのまま、固まらなくなります。ブロックが……つくれない。結局、完成したのは5時間後の23時。
 それからカセットコンロを持ち込んで鍋をはじめて、一騒ぎ終わったのはたしか2時か3時。翌日、友人のひとりは熱を出して寝込みました。アホです。

 とはいえせっかく苦労して作ったので、翌晩もメンバーを変えて、鍋をやりました。
 かまくらに入ると、奥に祭壇が出来ていて、雪だるまが祭ってありました。昼間誰かが遊んだに違いありません。近くにはモアイの雪像が出来ていました。そういえばそこは芸術の学部の敷地でした。

 大人4人が入れる大きさのかまくらは、3日目に天井が抜けて崩落しました。それ以来、かまくらを作れるほどの雪にはあわないまま、今に至っています。
posted by ふくだ at 20:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日

降雪

 11日に続き、再びの雪。
 今回は天気予報を見ずに家を出てきて、職場で「あれ、雪!? え〜!」となった私はアホです。
 職場のある西宮市街地でも、幹線を外れた住宅地の道路は、車道にうっすらと雪が積もりました。歩道はシャーベット状の雪で、うっかりすると足を取られかねないくらい。

 夕方まで降り続いていたので、このまま夜まで行ったら本格的に積もるかもと思ったのですが、日が暮れる頃には雨になり、だいぶ溶けてしまいました。
 塩屋に戻ると、道路に雪はなく、家の屋根に2〜3cmの雪が残っている程度。

 しかし、この時期に雪が来ると、春が近いなと思います。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 神戸のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月13日

花北観望会(2011年冬)

 JR播但線、姫路から北へ2つ目の野里駅前で季節に一度行っている通称「花北観望会」。もともと道端でやっていたものが、いつしか公民館の行事になり、今に至っています。言いだしっぺはご近所どうしの森本おじさん、西はりま天文台の黒田さん、明石市立天文科学館の井上さん。それに近所の星仲間に、最近ははりま宇宙講座の修了生も加わってます。
 公民館の一室で、黒田さんから最近の天文学のトピックと、今日の観望天体にまつわるお話。そして19時頃から、公民館のデッキで観望会。今日は寒さのせいもあってか、お客さんより関係者のほうが多いのですが、そのあたりは一緒になってみんなでワイワイやってるのがここのいいところ。

 井上さんによると、見た天体は、
月、木星、シリウス、ベテルギウス、オリオン大星雲、プレアデス星団、アルデバラン、うさぎ座R、オリオン座の頭(オリオンのピストル)、オリオン座ベルトのSの字。
 あと二重星団とカストルとアンドロメダγは見たでしょうか。月明かりはありましたが、好転に恵まれ、いろんな天体を楽しめました。

 一時間ほどで観望会を切り上げ、近所のお店で「反省会」と相成ったのですが、反省会がまいど盛り上がって、こちらを楽しみに来る人もいるのはここだけの話です。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。