塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2012年07月31日

2012年7月の読書

有川浩「県庁おもてなし課」
塩野七生「十字軍物語」(2)
田中芳樹「銀河英雄伝説」(1)〜(10)
田中芳樹「銀河英雄伝説外伝」(1)(2)

 「銀河英雄伝説」はtwitterの縁でお譲り頂いたもの。本屋でもずらっと並んでいる姿を見たことはあるのですが、本編10巻、外伝4〜5巻という分量に恐れをなして、手をつける気になりませんでした。
 で、読み始めたら、これがサクサク進んでしまって、まるまる一週間、ネットの時間も惜しんで読破しました。いちおうSFの箱に入る本ですが、科学的な描写はほとんどなくて、宇宙を舞台にした歴史物語の体裁です。歴史物語の面白い要素だけ濃縮して宇宙に展開した感じ。これは若い時に読んだらハマるわ。
 高校時代にシニカルに政治を語る友人がいたのですが、この本の影響をもろに受けていたんだなぁというのを今さら気づいたり。

 「十字軍物語」は塩野七生さんの現在進行形の最新作。
 さすがにそこそこ読ませる内容ですが、あんまり血沸き肉踊らないのは、十字軍自体がすっきりしない題材だからかもしれません。塩野七生さんの本、「ローマ亡き後の地中海世界」辺りからそんな気がします。
 キャラの立った人物が出てくると筆が乗る人なので、第三回十字軍に期待。

 有川浩さんは、ちょっと痛痒いような気持ちのひだを書くのがうまい人です。序盤の主人公のグダグダっぷりは身につまされるものがありますが、悪いようにはしない物語を書く人なので、安心して読み進めます。視点を変えて二度、読みました。


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2012年07月29日

天体観望会(神戸市西区桜が丘)

 子ども会主催の天体観望会のお手伝いをさせて頂きました。
 詳しくは素麺さんの「西神戸の星空 BLOG」から。
 http://ccdastro.blog82.fc2.com/blog-entry-250.html

 前半は天文科学館の鈴木さんによる星空講座。
 後半に外に出ての星空観望でしたが、薄雲が広がって、予定していた「土星」「月」「アルビレオ」のうち、望遠鏡の視野に捉えられたのは月だけになったみたい。それでも雲間に見えていたベガやアルクトゥルスやアンタレス、北斗七星なんかを説明させて頂いて、月も全体像や部分拡大を見て頂き、望遠鏡一台は携帯カメラでの写真撮影コーナーにしてみたり、シゴセンジャーレッドのパペットも活躍していたとか。

 来られた方には、空の具合なりにも楽しんでいただけたみたいで、「ありがとうございました〜」「また来てください」なんて子どもたちに声をかけられると、素直に嬉しかったりします。

 夏休みのうちに、また、星空を見上げてくれたらいいな。
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2012年07月28日

彦根城

 鳥人間コンテストを観た帰り、彦根城を通って来ました。体力がなかったので、ほんと、山麓の三の丸の辺りを通り抜けただけ。

 この一帯は、京都から北陸へ向かう北国街道、また東国へ向かう中山道が通過する要所。
 かつては石田三成が佐和山城を置き、遡れば少し北の羽柴秀吉の長浜城も同じ地域といえるでしょう。

 徳川譜代筆頭の井伊家の居城として江戸時代初期に天下普請で築かれ、京、そして西国の押さえとされました。

 城内を歩いていて気付いたのは、井伊直弼がらみの史跡が多いこと。生誕の地に開国記念館。
 幕末ものの歴史小説では安政の大獄を引き起こした「井伊の赤鬼」として、大抵、悪役扱いですが、開国を決断した人物なので神戸にも浅からぬ縁があることになります。元茨城県民としては、直弼を討ったのは水戸脱藩浪士なだけに、なんとも複雑な印象で眺めざるを得ません。

 江戸時代の天守建築が残っている城郭は12ありますが、うち松本城、犬山城、彦根城、姫路城の4つは国宝に指定されています。後日ゆっくり、訪ねてみたいと思います。
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鳥人間コンテストを見てきました

 読売テレビ系列で年に一度、放送されている「鳥人間コンテスト」。
 2012年は7月28日・29日の2日間、滋賀県彦根市の松原水泳場で開催されました。

 関西圏のイベントなので、一度は見てみようと思っていたのですが、7月下旬から8月上旬の間に設定される開催日は、天文系の行事と重なることが多く、なかなか機会がありませんでした。
 塩屋から5時台の電車に乗って、彦根に着いたのは8時過ぎ。大会ウェブサイトにはフライト時間は掲載されていないのですが、twitterで7時半に競技が始まったことを知ります。駅から会場まで3kmほど。歩くつもりでしたが、タクシーを拾って先を急ぎます。
# 1日目が7時半、2日目が6時スタート。神戸から始発で出ても間に合いません。最初から観るなら前泊必須。

 初日に開催されるのは「人力プロペラ機タイムトライアル部門」と「滑空機部門」。私が着いたのはタイムトライアル7チームのうち3チームが飛んだところでした。
 タイムトライアルは、プラットホーム(離陸台)から沖合500mに設置したポイントまで飛んで、折り返してゴールまで戻ってくるまでの所要時間を競う競技です。テレビでの花形は距離を競う「ディスタンス部門」ですが、タイムトライアルは機体の操縦性、パイロットも体力に加えて腕を問われる複合的な競技。
 湖岸から全行程が見えるのも、見学者には嬉しいところ。

 人力飛行機が飛ぶ姿をはじめてみましたが、これは美しくて、そして格好いいです。大きくしなった細長い主翼。重量を削るのに極限まで軽量化して、着水すると壊れてしまうくらいに繊細で、けれども計算された美しさと機体からにじみ出る手作りテイストの絶妙なハーモニー。
 水面が近づいてあわやと思う瞬間に、パイロットが気合を入れたのか、ふわっと高度が上がったり、あるいはそのまま力尽きてしまったり。知らずと手に汗握り、一機一機の動向に一喜一憂。

※ここまでの写真はクリックで拡大します。

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2012年07月22日

キッズプラネタリウム「流れ星のおはなし」

 何気にプラネタリウムを観に行ったら、子ども向けの投影でした。
 そういえば明石でシゴセンジャー以外のキッズプラネタリウムって、ほとんど観たことないかも。

 で、どんな投影かというと、直球ストレートの生解説。
 言葉遣いを平易にしたり、口調も子どもに語りかけるような感じだったり、みんなで「おほしさま〜」と呼びかけてみたり、そういった工夫はあるのですけど、基本はしっかり星空案内。

 先月、自分でポインターを握る機会があって、15分の投影をいかに乗り切るかに四苦八苦だったのですが、星空案内を基調にして、ちゃんと子どもも大人も楽しめる場を作れるんだよねぇ。
 50分間、寝ずに聴き入ってしまいました(←快挙)。
# 知らない人以外は全員ご存知かと思いますが、私はプラネでよく寝る人です。

 テーマの流れ星のお話は後半15分くらいでしたが、CG映像を使って、彗星からはきだされたチリが地球にぶつかる様子が描かれていました。「こわい〜」とむずかる子どもの声も。たしかに地球が痛そうでもある。

 今年はペルセウス座流星群の月の条件がまずまずなので、実際の流星を見ることができるといいね。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(3) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HTV3(こうのとり3号機)

 7月21日午前、HTV3(こうのとり3号機)が無事に打ち上がりました。
 JAXAのインターネット中継もあり、土曜日のお昼前という見やすい時間帯だったのですが、仕事。
 悪天候の打上げだったようで、離昇後すぐに雲の中に消えていったようです。

 22日午前3時過ぎに、ISSとこうのとり3号機が相次いで日本海上を南西から北東へ向けて通過していくパスがありました。今回、ドッキング前に見える可能性がある唯一のパスです。

 頑張って起きていたのですが、あえなく曇り。ISSもこうのとりも見えませんでした。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 宇宙開発/宇宙科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

さらばF200EXR

 2010年1月に購入したFUJIのコンパクトデジカメ「FinePix F200EXR」、このたび故障しました。
 背面の液晶モニタに正常な画像が出なくなり、正常な画像を記録できなくなりました。CCD周りの配線がおかしくなったのだろうと思っていますが、メーカーに出したわけではないので、詳細は不明。

 しかし、2年半か〜。早かったなぁ。
 実際は昨年10月半ばにiPhone4Sを買ってからは、ほとんど使っていませんでした。iPhone4Sのカメラは優秀で、日中の撮影ならコンデジに匹敵する画像を記録してくれるのです。もちろん同じ物を同じ条件で撮れば、コンデジのほうがきれいな絵です。でもスマートフォンは常に身に着けていて、ぱっと取り出せるので、多少の画質差より利便性を優先してしまう次第。
 10月上旬に上京した際はF200EXRが主力だったのですが、そのあと半年眠りにつき、5月の金環日食で引っ張り出し、6月に神戸市水道局の奥平野浄水場の見学時に使ったのが最後となりました。
# 職場のカメラとして第二の人生を送らせるつもりが……残念。

 すでに保証期間は過ぎているので、修理するなら、少しお金を足せば新品が買える、ような状況だと思います。今のところ修理するつもりもなく、すぐに代替機を買うつもりはないので、しばらくはiPhone4Sのカメラと一眼デジの併用で写真を撮ることになりそうです。
posted by ふくだ at 22:25| Comment(0) | 機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月17日

平清盛・その6

 平治の乱も終わって、前半戦ほぼ終了の平清盛。
 期待に違わず、面白い大河ドラマです。
 特に保元の乱の結末を描いた第23回「叔父を斬る」は、数年に一度の名作でした。脇役を丹念に描くのが「平清盛」の特徴ですが、積み重ねた人物描写が一気に凝縮され、そして散華しました。
 叔父を斬った平清盛、父を斬れなかった源義朝。次の平治の乱の暗示という解釈もありますが、ここは斬ることによって棟梁の覚悟を得た清盛と、斬らないことによって家族の絆を取り戻した義朝と捉えたい。強く生きることを目指してきた義朝は、強さと引き換えに失った家族の絆を取り戻して、でもそこから先の見通しがなかったんだよね。

 保元の乱後の義朝の不満は軍記物が描くとおりなのですが、乱以前に源氏は平氏に大きく水を開けられていて、義朝の左馬頭も特に冷遇されたわけではないと言われています。平治の乱を清盛と義朝の対立として描くために、あえて義朝を力任せの政変に追い込む筋書きにのっとったのでしょう。
 クーデターとしては天皇・上皇を平氏に奪還された時点で勝負が決まっているのですが、そこからニヤリと戦に出る義朝。一騎打ちは本来ありえないのですが、ここまで丹念にライバル関係を描いたから、許せる。清盛が勝つに決まっているのですが、迫真の殺陣に手に汗握ってしまいました。

 生き残った源頼朝には、死ぬことを許さず、義朝に代わって世の行く末を見届けろと突き放す。常盤御前には、自らの出生を重ねて、子を守るが母の勤めと。お陰で平家は滅びるわけですが、義朝とのライバル関係の延長線上に、この処断をもってきたのね。

 すでに鹿ヶ谷への伏線も描かれていますが、ドラマ一番の山場は終了。
 一時は栄華を極める平家が、終盤は転げ落ちていく一方の展開になるのですが、さてどうなることやら。

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posted by ふくだ at 22:55| Comment(2) | 読書録・映画録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PLH-07せっつ 1/700プラモデル

 海上保安庁の第五管区神戸海上保安部に所属する巡視船「せっつ」のプラモデルが発売されました。
 普段はポートアイランドの北側に係留されているので、ポートライナーに乗ると見る機会の多い船です。
 神戸ゆかりの船がキット化されるとあっては、入手しないわけにはまいりません。1/700のウォーターラインシリーズの統一スケールで、キットはウォーターラインとフルハルの選択式です。

 ウォーターラインというのは船の喫水線上の部分だけキット化したプラモデルで、艦船模型の事実上の標準規格。船はふだん水面上の部分しか目に触れないので、見た目に近い雰囲気になります。1/700という小スケールなので部品が細かくて大変なのですけれども。
# フルハルは、船艇まで全て再現したモデル。船底部品の有無なので、作り分けできるキットもあります。

 組立も塗装も全部やるプラモデルキット、色だけ塗ってある塗装済キット、組立も済んでいる塗装済完成品の3種があり、今回購入したのは塗装済みキット。ランナーに付いたまま部品が塗られています。Made in China なので、おそらく人手で塗り分けているのでしょう。塗り分けの精度はまずまずです。
 私、手先は器用だと思われがちなのですが、プラモデルの塗装は昔から苦手で、2年前に購入したアオシマの「はやぶさ」プラモデルも途中で放置したままという始末。塗装済キットはお値段1000円アップですが、楽できるところは楽な道を選びますよ。
 そのかわり接着剤がはみ出ても修正のしようがないので、組立は慎重にせねばなりません。
# 実際のところ、塗料や筆を買い足すと、さほど値段の差はなくなったりします。

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posted by ふくだ at 00:21| Comment(3) | ペパクラ/科学的遊具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月16日

太陽

 左が7月8日、右が7月16日の太陽。大きな黒点群が次々に現れています。
 あと一声、シャープに写らないものだろうか。うーん。
 ミニボーグ60ED+1.4倍テレコン+ND100000/NikonD5000(写真はクリックすると拡大します)。
posted by ふくだ at 16:48| Comment(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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