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(2015.5.22 管理人 記)

2015年01月31日

兵庫城発掘調査現地説明会(2015年1月)

 神戸市兵庫区の中央市場跡地で、ショッピングセンターの建設にともない、兵庫津遺跡の発掘調査が行われています。
 これまで2012年の調査で兵庫城の石垣が確認されていましたが、その後の調査で内堀と外堀の二重の堀が確認され、2015年1月31日に現地説明会が行われました。

 兵庫城は1580(天正8)年に織田信長の家臣、池田恒興(現在の姫路城を築いた池田輝政の父)によって築かれます。室町時代を通じて日明貿易の重要港だった兵庫津を抑える拠点です。約140m四方の平城で、さほど大きな城郭ではありません。
 池田恒興の後は豊臣秀次、片桐且元が城主となり、江戸時代前期は尼崎藩の兵庫陣屋、後期は幕府の直轄領となって番所が置かれます。明治に入って最初の県庁が置かれたのもこの地です。
 のち城域の北東側半分が新川運河の敷地となり、残る部分も中央市場となって、消滅します。兵庫城は今回の一連の発掘調査で久方ぶりにその姿を現したのでした。

 冒頭の写真は城の南側からの展望。トレンチを掘っての調査でなく、ほぼ全面に渡っての発掘調査。石垣のラインを追うと縄張りがたどれる状態になっています。

 遺構の保存状態が良い南側の外堀。最大幅は約18.5m。残っている石垣の高さは1m〜1.5mほどで、これより上の部分は後世に削られてしまったので、元の高さは不明。

 左写真は外堀の本丸側の石垣。加工していない石を積み上げた野面積みと呼ばれる積み方。
 右写真は外堀の城下側の石垣。石垣が二列に検出されていて、青テープが張られているのが築城当初からの石垣、左側に張り出している部分が後に堀を埋めて幅を狭くした時の石垣とのこと。

 戦国時代の石垣によく見られるのが転用石。供養塔やお地蔵さんを容赦なく石垣に使っています。
 左写真は元お地蔵さん。右写真は元五輪塔。
 姫路城の本丸石垣にも石臼を転用したものがあり、わざわざ金網で囲って保護していますが、兵庫城の石垣はこれ以外にも十や二十の単位で転用石を見かけます。

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posted by ふくだ at 23:45| Comment(6) | お城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月24日

福島にて

 スーパーにて。
 「むきさめ(あぶらつのざめ)」って見たことない魚。関西ではもちろん、茨城でも見た記憶が無いです。皮を剥いて切り身になってるから「むきさめ」なのかな。
 干しいもはフライドポテト状というのか、スティック状にカットされたものを売っていました。私の田舎では斜め輪切りがスタンダードで「乾燥いも」と呼んでました。

 立ち寄った道の駅に電気自動車の充電ステーションがありました。まだ運用開始前ですが、カバーを外せばすぐにも使えそうな雰囲気。
 右写真は福島駅前にあった作曲家・古関裕而モニュメント。
 夏の甲子園の「栄冠は君に輝く」、阪神タイガースの「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」あたりが代表曲。実はジャイアンツの「闘魂こめて」もこの人の作曲。それとNHKのスポーツ中継で流れる「スポーツショー行進曲」も。
 ちなみに福島駅の新幹線ホームの発車メロディーは「栄冠は君に輝く」だそうです。夏の野球場以外で年がら年中流れているのはここくらいではないでしょうか。
# スポーツ関係ばかりなのは私の知識の偏重によります。
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伊丹→福島

 仕事で東北へ。往路の飛行機が珍しく晴れっぱなしだったので、空からの写真をば。

 機材はB737。伊丹-福島便はCRJ100/200かQ400ばかりの印象だったので、意外に大きな(?)飛行機でびっくり。

 現在は離着陸時でも電波を出さなければ電子機器の利用が出来るようになりました。ということで伊丹から北に向かって離陸して西回りにUターンというかαターンして東に向かうところ。伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムのドームが見えています。
 右写真は吹田の万博記念公園。太陽の塔の存在感といったら!

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2015年01月22日

組立天体望遠鏡用木製架台

 「組立天体望遠鏡用木製架台」を購入しました。アストロアーツ扱いで、税込み2,980円(2015年1月現在)。星の手帖社の天体望遠鏡キット「組立天体望遠鏡」鏡筒用のフリーストップのフォーク式経緯台です。
 木製品なので、てっきりキットかと思い込んでいたのですが、完成品の形で届きました。

 「組立天体望遠鏡」(15倍)を取り付けるとこうなります。鏡筒の直径が架台の幅にピッタリ。また鏡筒前後のバランスも取れています。気持ちよく振り回せて、対象天体付近での微調整も難なくこなします。部屋の窓から木星を見ましたが、ささっと導入して、ピタッと停めて、ガリレオ衛星もきちんと見えました。

 最大仰角はこのくらいで天頂は向きません。ただフォーク式経緯台は天頂付近の操作が難しいのと、組立天体望遠鏡に天頂プリズムがないことを考えると実用上は問題ないと思います。

 [左写真]水平軸の台座側には敷居スベリが貼ってあります。中央のネジ部にバネが仕込んであって、自重とバネの力で上から押さえ込んでいます。バネはもう少し強いほうがよいのではないかと思ったのですが、使用した範囲では問題なかったです(まだ一日だけですけど)。抑えの力が強いと滑りが悪くなるので、調整の上なのかもしれません。
 [右写真]垂直軸は木の摩擦だけで制動。鏡筒の前後のバランスが取れていれば問題なく停まります。

 水平軸・垂直軸とも固定のクランプはなく、完全にフリーストップです。

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2015年01月21日

劇場版 神戸在住

 「劇場版 神戸在住」を見てきました。
 TVドラマ版と基本的に同じストーリーですが、劇場版が96分でTV版が77分。TVでは放映されなかった場面が追加され、より物語の輪郭がくっきりと浮かび上がっています。

 TVドラマ版では気にならなかったのですが、劇場版の桂は内向的な面が強く出ている印象。彼女は引っ込み思案だけど本来しっかりしてる人なんですよね。ピックアップしたエピソードからそう感じてしまったのかな。

 「神戸在住」TVドラマ/映画化と聞いて不安しか思い浮かばなかったのは、映像化するのが難しいのが分かっていたから。スクリーントーン、いや定規さえ使っていないような手描きのコマ。主人公の日常の小さな起伏を掬い上げるていねいな描写。心の奥底に横たわるざわめき。そして時に描かれる深い喪失と再生。
 アニメだろうが実写だろうが「どうやっても雰囲気壊れるわこれ」と思うほどに、漫画ならではの表現で描かれた作品でした。

 でもTVドラマ版の冒頭を見て感じたのは作り手への信頼感。確かに設定はいろいろ変えているのですが、でも原作はしっかり理解されてた上でやってる。これは大丈夫。ということで劇場版も見てきました。

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2015年01月18日

TVドラマ版 神戸在住

 原作を全巻持っている好きな作品で、それだけに映像化は期待より不安が大きいくらいだったのですが、ドラマも「これならあり」と思いました。最初の5分くらいはドキドキしながら見ていたのですが、あとは安心してドラマの世界に身を委ねました。

 原作の時間軸を2014-15年にずらしていること、コミック10巻分のエッセンスを1時間半の尺にまとめていることで、ストーリーや設定はあれこれ変えた部分もありますが、さすが地元テレビ局だけに、震災から20年を経た「今の神戸」を生きる人々の物語として、よく読み解かれたと思いました。

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2015年01月17日

震災20年

 年に一度の始発電車。この日はいつも座れない程度に人が多いのですが、今年は朝ラッシュに届こうというほどの混み具合。
 兵庫駅の改札で知人と会う。長らく活動してきた鷹取へ向かうのだという。私は友人と兵庫区のボランティアグループの拠点へ。
 20年という節目と土曜日に重なったこともあって、例年の倍以上の人が集まりました。
 焼香、そして5時46分に合わせて黙祷。

 私は関東の出身で震災の経験はありません。いつも戸惑いながらまぶたを閉じ、気持ちが静まると、風の音だけが夜明け前の空間を通り抜けていきます。想像するにはあまりにも大きな出来事。

 この日は職場の会議があり、そのまま出勤。ここでも参加者で黙祷しました。
 午後、職場つながりの追悼行事に参加。

 夕方、友人と合流して新長田駅前の追悼の集いに参加。当初の数年間、お手伝いさせていただいたこともあって、今でも毎年、会場に足を運びます。ここ数年は平日だったので夜の遅い時間しか来ていなかったのですが、久しぶりにろうそくの点灯に間に合いました。
 こちらも昨年までよりずっと人が多く、ろうそくの点灯も後ろで見守っていました。
 夕方の17時46分、半日ずらしての黙祷。
 地元の学生たちが合図の掛け声を送ります。この子たちの半分は震災後に生まれたのかと思うと歳月を感じます。
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2015年01月14日

その街のこども

 2010年に震災15年企画として放送されたNHKドラマの再放送。
 当時は見る気になれず、今になって再放送(1月12日未明)を録画して見ました。

 演出(劇場版監督)の井上剛、音楽の大友良英は、それぞれ後の朝ドラ「あまちゃん」でチーフ演出、音楽を担当、脚本の渡辺あやは後に朝ドラ「カーネーション」の脚本を手がけるという、何気に濃いスタッフの製作です。

 震災後、それぞれの家庭の事情で神戸を離れて育った若者2人が、1月16日の夜の神戸を歩きながら、それぞれの抱えている震災の記憶を少しずつ吐露していきます。ひたすら夜の街を歩く2人を追う淡々とした展開ですが、扱っているテーマとの間合いの取り方が絶妙。踏み越えたらとたんに嘘っぽくなる一線はぎりぎりの線で超えない。NHKはたまにこんなドラマ作るから油断できない。

 音楽が「あまちゃん」の「灯台」と重なる雰囲気で、なるほど大友さんだと思いました。

 主人公の2人がそれぞれ好演してますが、特に佐藤江梨子が「あぁこんな姉ちゃんおるわぁ」という雰囲気を醸し出しててよかった。劇中の人物なれども、5年後の今も2人がそれぞれの場所で健やかに生きていてくれと思ってしまう、そんな作品でした。
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2015年01月12日

ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)

 2014年12月14日23:07(神戸市垂水区)。NikonD5000+NikonD5000+16-85mm→38mmF4.8,ISO800。15秒露出。トーンカーブ+アンシャープマスク処理済。
 画像はクリックで拡大します(拡大画像の彗星拡大部分のみ元画像の等倍です)。

 明るくなっているラブジョイ彗星(C/2014 Q2)、やっとこ見ました。
 彗星といっても「ほうき星」の尾を引いたイメージではなく、恒星と違ってぼんやりした光芒が見えるイメージです。明るいといっても都市部の空では双眼鏡で見える程度で肉眼では無理。写真ではエメラルドグリーンに写っている彗星も、双眼鏡の眼視では白く見えます(人間の目は低照度時の色を感じにくい)。
 それでも玄関先でレンズを向ければ姿は写るのですから大したものです。

 拡大した写真では星が棒状に伸びていますが、これは日周運動によるもの。15秒でも地球の自転が分かってしまいます。
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プラネタリウム初め

 この投影でした。これでいいのか2015年。
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