塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2015年02月11日

神戸三社参り

 神戸で三社参りというと、生田神社・湊川神社・長田神社の組み合わせになります。それぞれ通称は「生田さん」「楠公さん」「長田さん」。湊川神社の楠公さんは、祭神の楠木正成公の楠公から。

 生田神社本殿の裏手にある「生田森」。生田川が大輪田泊・兵庫津の東の防衛線として機能したことから、たびたび戦場となり、平家物語の一の谷の合戦にも登場します。
 柵で囲まれているので保護林になっていると思い込んでいたのですが、ちゃんとゲートがあって中に入れるのでした。今まで知りませんでした。
 保護林どころかきれいに掃き清められて公園のようになっています。

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posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 神戸のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「太陽系外惑星」勉強会

 国際天文学連合では太陽系外惑星系の名前を募集するキャンペーンを行っています(参加資格は天文に関する非営利団体)。
 明石市立天文科学館星の友の会もエントリーしていて、今回はこの企画に携わっている大西浩次さんをお招きして勉強会を行いました。
# 大西さんは星景写真家として素晴らしい作品をたくさん撮られていますが、本業は長野高専教授。

 お話のポイント。
 まず地球が「惑星」であることが認識されたのがガリレオ・ガリレイ以降。たかだか400年。天体望遠鏡による観測(ガリレオ衛星など)と慣性の法則の発見が地球が動いていることを説明する裏付けに。地球が世界の中心でなくなった。
 太陽系以外に惑星があることがわかったのは1995年のペガサス座51番星。それまで20年近く観測してきたのに一つも系外惑星は見つからず、太陽系の存在が唯一のものだった。
# 現在は世界各地の観測やケプラー衛星の観測でうじゃうじゃ候補が見つかっています。

 系外惑星が見つかっているのは明るい星。多くが双眼鏡で見えるクラス。肉眼で見える星もいくつか。
 惑星は小さいため、ドップラー法にしてもトランジット法にしても太陽系から比較的近い星でないと検出ができない。結果的に比較的見やすい星で見つかっている。これが個人的に今回いちばん「へぇ」と思ったところ。系外惑星が見つかった星はカタログ番号(グリーゼ○番とかHD○○番とか)で表記されるのが普通なので、大望遠鏡でないと見えない星だとばかり思い込んでいました。

 系外惑星というと太陽近傍を回る木星クラスの大惑星(ホット・ジュピター)の印象が強かったのですが、これも初期の観測に引っかかりやすかっただけで、現在は天王星・海王星クラスの氷惑星がいちばん多く見つかっているそうです。

 というわけで、名前をつける候補の惑星系は道具を使えば見やすい、あるいは写真にも写りやすい天体が多いということで――もちろん惑星が写るわけではなく母星の恒星だけ見える/写るのですが――なかなか面白そうな気がしてきました。意外に身近な存在なんですね。
# フォーマルハウトやポルックスなど有名どころは母星の名前は外して惑星だけの命名になるとか。そりゃそうだ。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月09日

D5000 vs D5300 vs D5500

機種名D5000D5300D5500 D7100 (参考)E-PL7
有効画素数12.3メガピクセル2416万画素 2410万画素 1605万画素
記録画素数(ピクセル)4288×28486000×4000 6000×4000 4608×3456
ファインダー視野率約95%約95% 約100% (別売りEVF)
ファインダー倍率約0.78倍約0.82倍 約0.94倍 (別売りEVF)
連続撮影速度最高約4コマ/秒最高約5コマ/秒 最高約6コマ/秒 最高8コマ/秒
ISO感度200〜3200100〜12800100〜25600 100〜6400 200〜25600
動画1280×720/24p1920×1080/60p 1920x1080/30p
液晶モニター2.7型液晶・VA
約23万ドット
3.2型液晶・VA
約104万ドット
3.2型液晶・VA
(タッチパネル)
約104万ドット
3.2型液晶
約123万ドット
3.0型液晶・VA
(タッチパネル)
約104万ドット
大きさ(W×H×D)(mm)約127×104×80約125×98×76約124×97×70 約136×107×76 115mm×67×38
質量(本体のみ)約560g約480g約420g 約675g 約309g

 ニコンから一眼デジカメの新機種D5500が発表されました。バリアングル液晶モニタ搭載のエントリークラスで、私が使っているD5000の後継系列です。D5000は2009年に購入したので、今年で丸6年になります。そろそろ買い替えだろと思いながらも思い切りがつかずに今に至っているのですが、さて今回はどうしようかな。

 D5500は先代のD5300とカタログスペックはほとんど差がありません。一番大きな違いは液晶モニタがタッチパネルになったこと。あと大きさ・重さともひと回り小さくなっています。この違いを気にしなければ旧機種となって値下がりが期待できるD5300が狙い目。

 タッチパネルは触ってみないとわからないのが正直なところ。天体写真はライブビューでのピント合わせを多用するので、画面の一部分を拡大してみることが多く、操作性が良ければ大いに期待したいところです。

 表記していませんが、D5300・D5500・D7100・E-PL7の画像センサーはローパスフィルターレス。上位機のD7100とセンサーだけなら大差無いようですが、かつてのD90とD5000と似たような関係でしょうか。

 それにしてもD5000と比較すると小さくなったものです。モニタは大型化しているのに140gも軽くなるとは。ただコンパクトさを取るならどうやってもマイクロフォーサーズ機にはかないません。レンズ含めた大きさ・重さで比べると2/3くらいに収まるはず。

 そのうち買った人のレビューが上がってくるでしょうから、しばらく情報収集です。

posted by ふくだ at 23:48| Comment(2) | 機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

星の友の会天体観望会

 明石市立天文科学館の星の友の会会員向けの天体観望会。たしか年に2回企画されています。
 今回は午後遅い時間に雲が出てどうなるかと思ったのですが、幸い回復。「但し天気晴朗なれども風強し」という状態で、むちゃくちゃ寒かったです。

 最初に玄関前で8cm屈折で金星。その後は16階の天体観測室に上がって、40cm反射と15cm屈折で、M45(すばる/プレアデス星団)、M42(オリオン大星雲)、M37(ぎょしゃ座の散開星団)、木星、ラブジョイ彗星、うさぎ座R星(クリムゾンスター)を観望しました。
 シーイングはどうしようもない状態でしたが(木星の縞模様は何とか見えた)、透明度はまずまずだったので、M42などは明石の空としてはなかなか見ごたえありました。
 久々に見たうさぎ座R星、10月末の極大から3ヶ月ほど過ぎて1等ほど減光した姿ですが、前に見た「真っ赤」という印象よりは少しオレンジがかった色でした。それでもベテルギウスやアンタレスよりは赤いのですが、薄雲越しだったこともあるのかな。色の感じ方はなかなか面白いです。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほしとも☆キッズ135「My望遠鏡を作ろう!」

 定番の天体望遠鏡工作。
 今回は星の手帖社の「組立天体望遠鏡 35倍」を採用。って私が担当したわけではなく、通りすがりでお手伝いさせて頂きました。
 天体望遠鏡工作キットとしてはオルビィス社の「コルキット スピカ」と双璧ですが、後発の星の手帖社のものは接着剤不要のスナップフィットプラモデル感覚。工作の充実感は大人としては物足りないくらいですが、実使用面はよく考えられています。

※2011年に書いた比較記事→こちら(情報が少々古いので後で修正します)

 工作自体は接眼レンズの組み付けを慎重にという程度で、さほど難しいところはありません。
 完成後は外に出て地上の景色で練習(というか遠くに天体写真を貼り付けてそれを導入)。

 35倍ともなると視野が狭くて導入に苦労するのですが(一般家庭にあるような三脚の雲台だと角度の微調整も難しい)、意外にみなさん健闘されてました。今回、風速15m/s(最大瞬間風速20m/s強)という強風下で、これだけはちょっと厳しかった。何台か三脚ごと風で倒されてました(ていうか私が持参した望遠鏡も目を離した隙に架台ごと転倒)。
# 買ったばかりの架台に傷が入っちゃいましたが、帰宅して点検したら修復可能な範囲でした。ほっ。

 夕方からの友の会の観望会で、何名かは早速、完成した望遠鏡を空に向けられていました。嬉しいですね。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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