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(2015.5.22 管理人 記)

2007年08月25日

鳥居峠

 「鳥居峠」は全国にいくつかあって、有名なのは中山道の鳥居峠。でも今回通ったのは、上信国境の鳥居峠です。群馬県嬬恋村と長野県上田市を隔てる標高1,362mの分水嶺越え。

 長野県側は市町村合併までは真田町でした。そう、池波正太郎『真田太平記』で、上田城と岩櫃城、沼田城の往還に幾度となく登場するのが、この鳥居峠です。

 戦国末期の真田氏は信濃・上田と上野・沼田に拠点を置きます。現在の上信国境は高速道路も鉄道も碓氷峠がメインルートなので、高崎や前橋へ大回りしないと連絡できません。なぜこんな離れた場所に拠点を持ったのか、不思議でなりませんでした。

 ところが、上田の奥にある真田町からは、鳥居峠を越えれば、すぐに群馬の吾妻川上流です。そのまま東進すると、三国街道の横腹を付くように沼田に到達します。なるほどねぇ。
 昔の人は山越えを厭わないルートを取るので、今の感覚で地図を見ていては、分からないわけです。

 さて鳥居峠。ここを真田の軍兵が行き交ったのかと感慨に浸りながら登ると、頂上には「猿飛佐助修業の地」なんて看板もありました。立川文庫の読みすぎですよ。

 さあ、ここを下ると、いよいよ真田の里です。
36/29/14.253,138/23/59.567


posted by ふくだ at 23:48 | TrackBack(0) | 地図と地理と遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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