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(2015.5.22 管理人 記)

2008年10月03日

明石の投影機、来年度(2009年度)オーバーホール

 だそうです。元記事はこちら。
 「世界最年長も夢じゃない?明石・プラネタリウム」(2008.10.3神戸新聞)

 前回のオーバーホールは2002年の1〜2月。この時は1999年に予備調査をして、あらかじめ悪い部分を探し出し、1年かけて段取りしたとのこと。
 すでにツァイス本社の部品の在庫はほとんど払拭しているので、ホームセンターやらネット通販やら、ありとあらゆる手段で代替品を調達し、最後は工作室で部品を自作したそうです。
# 以下、当時のオーバーホールにまつわる内容は、後日の星の友の会の例会で聞いたお話です。記憶に頼っているので思い違いもあるかもしれません。

 2002年の時は予備点検とオーバーホールで3人の技師が来日されました。ツァイスで明石の投影機の調整が出来る技術者(名古屋や旧五島も担当)は、その時点でこの3人だけだったそうです。東独の方2人と西独の方1人で「東も西もこの時代の投影機のつくりはほとんど一緒だから問題ない」とおっしゃっていたとか。
 3人の技師のうち、2人はその当時で還暦を過ぎていらしたので、今回来日されるメラクレさんは、あの投影機の数少ない技師というよりも、ほとんど最後のエンジニアなのではないでしょうか。
 明石の投影機は当面の「延命」が決まっているとはいえ、維持をするのも、簡単なことではなさそうです。

 オーバーホールも複数年にまたがって行うと聞くと、つくりがしっかりしている投影機とはいえ、長年にわたって美しい星空を映し続けることが出来たのは、常日頃から支えている人がいてこそなのだと気付かされます。
 ちょこちょこお邪魔させて頂いている「行きつけの科学館」だけに、改めて感謝です。

# ところで、記事中で「世界で5番目に古い投影機」と紹介されていますが、1〜4位はどこにあるのでしょうか。アイジンガーのプラネタリウムもカウントされていたりして……


posted by ふくだ at 20:48| Comment(6) | TrackBack(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アイジンガーのプラネタリウムを入れられたら、当分世界最古は望めないような・・・
Posted by (ふ) at 2008年10月03日 22:11
歯車で惑星の位置を示すもの同士、相手にとって不足はありません。

……ではなくて、記事中には「世界で5番目に古い『投影機』」とありますから、やはり光学式プラネタリウムの話ですね。
Posted by ふくだ at 2008年10月03日 22:40
私にとっても懐かしい投影機ですからとことん使ってほしいです。長年携ってきた方々にも「意地でも延命」という気分があるのかもしれませんね。
Posted by かすてん at 2008年10月04日 07:39
意地ではなく、「心意気」かなと思っています。

実は私にとっても、星見を再開するきっかけになった投影機です。ここまで来たのですから、行けるところまで行ってほしいですね。
Posted by ふくだ at 2008年10月04日 13:38
いつも応援ありがとうございます。
うちのブログにトップ5の情報をまとめました。

あれこれ、つついてやってください。
Posted by いのうえたけし at 2008年10月04日 21:32
いのうえさん、ありがとうございます。

さすがに世界のトップ5となると、強豪揃いですね。
2〜4位が東欧圏というのも納得ですが、1位のヨハネスブルグのII型改造III型なんて、これはもはや化け物です(誉めています)。

頑張っているところが、たくさんあるのですね。
Posted by ふくだ at 2008年10月05日 08:39

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