その後の「はやぶさ」ですが、既に報道されているとおり、姿勢制御装置の故障の影響で、地球帰還が
2010年に延期されました。12月14日現在、探査機との通信は途絶していますが、管制チームはこれについては回復の見込みが高いとしています。ただし探査機自身はリアクションホイールが3台中2台故障、姿勢制御スラスタも2系統中2系統が不調と、満身創痍です。通信が回復しても、探査機の姿勢を何らかの手段で制御できない限りは地球への帰還軌道に乗せることが出来ず、楽観視できる状況ではありません。ただ厳しい状態に陥ったときのISASの方々の体育会的根性と執念と渾身の努力は、今までも幾度となく発揮されてきましたし、今後も続けられていくでしょう。これまで得られたデータによる成果を期待しつつ、これからもエールを送り続けたいと思います。
画像はイトカワの大きさ比べ、明石バージョンです。……明石海峡大橋って、こんなに大きかったのか。それに引き替え、H-IIAなんて大型ロケットというわりにはかわいいものです。M-Vに至っては、こんな小さな輸送手段で、他の天体まで探査機を送り届けたんですね。もちろん探査機のイオンエンジンや地球スイングバイを利用してのことですが。