

もともと工作は好きで、ここでも思い出したようにネタが登場しますが、ここ半年以上、ペーパークラフトはつくっていませんでした。
ここまで間が空くと、何かをつくりたくなってきます。
いま宇宙関係で作るのなら……そうだ、こんどHTV「こうのとり」2号機の打ち上げがあるな。
海外の宇宙機ペパクラサイトAMXに型紙も公開されています。よしこれだ。
しかし、つくったところで、自宅の部屋が狭いので完成品の置き場所がありません。
明石市立天文科学館にはH-IIBロケットの1/25模型が展示してあるのですが、詳しい説明もなく、さびしそうにしています。完成品をあそこにおいてもらうと多少は賑やかになるかな。ということで、ブラック星博士のマネージャーさんに相談しました。
ふ「こんどHTVのペーパークラフト作ろうと思ってるんですけど、要ります?」1/100を1/25にするって、大変なのです。
マ「それはぜひ!」
ふ「大きい物じゃないですよ、スケール1/100ですから」
マ「1/100なんて言わずに、1/25でどうですか」
ふ「え〜!?」
1/100なら薄手のケント紙で強度が保てますが、これが縦横4倍となると、内側から補強を入れないとふにゃふにゃして形になりません。手間です。
なにより、元の型紙は1/100でA4版です。1/25になると、型紙の大きさはA0版(841mm×1189mm)。そんなもの出力できないし、拡大コピーしても誤差が累積して使い物になりません。
ふ「ということで、そんなデカイの無理です」その日はA0の光沢紙が4枚入った巨大な紙筒を抱えて帰宅しました。
マ「天文科学館のプリンタならA0まで出せますよ」
ふ「マジですか〜!?」
どうしてこうなった。


取っ手のようなパーツも、元の型紙は印刷で表現しているのですが、1/25では立体に起こして再現しました。爪楊枝を短冊状の紙で取り付けてます(この爪楊枝だけが紙じゃないパーツ)。縦横4倍になった時点で、表面積は16倍。細部も作り込む必要があるので、どんどん工作量が増えていきます。
1月8日に超拡大型紙を担いで帰って、当初の「こうのとり」2号機打ち上げ予定が1月20日。なんとかその週末には間に合うかと思っていたのですが、ぜんぜんダメでした。結局、ほとんど3週間工作しっぱなし。


右写真は台座。メインスラスタのノズルでは模型の重量を支えるのが難しいので(自立はするのですが、ノズルの付け根は構造上の弱点なので、破損する危険性大)、推進モジュールの枠で支えるようにしています。台座の形は違いますが、実機も同じ部分でロケット第二段につながってます。


天文科学館にはイカロス風呂敷をかぶせて持っていったのですが、くるんだ写真を撮っていませんでした。こちらは包む前。




A0から切り出して・・・補強も大変だったと思います。
見に行けないのが残念です。
ふくださんはいまや科学館を支える重要なスタッフと言う事ですね。
ところで、「イカロス風呂敷」というのはとこさんの作品ですか?
そちらのM-Vはフェアリングに中身が入っているではありませんか。
Terryさん
大きいサイズの物は何年か前に1/100のサターンVロケットを作って以来なのですが、ノウハウをすっかり忘れていて必要以上に手が掛かりました。もう一度同じ物を作れば2週間で出来ると思いますが、もういいです(苦笑)
かすてんさん
ぶっちゃけた話、写真は見栄えのいいアングルで撮ってますので、近くでみるとそれなりに紙です。1mくらい離れるとそれらしく見えてきます。
イカロス風呂敷は、ご指摘の通りです。ずいぶん前に購入したのですが、今回のHTV輸送が初仕事でした。
時々声を掛けて「1/25の模型なので、実際の高さは天文科学館の塔位あるんですよ」と説明するとびっくりされます。
1/25の塔部分の模型でも横に並べたらよく分かると思うのですが・・・・・・。
ブラック星博士のマネージャーさんと相談願います。
場所を取りすぎるようなら、ブラック星博士のフィギュアでも結構です。
それでそんなに苦労してたのね。
いいじゃーん、科学館の塔の模型!
作って作って。
楽しみだなー!!
http://sao.seesaa.net/article/10811217.html
H-IIBなら、むかし懐かしコンバトラーVというロボットがだいたい同じ大きさです。
コンバトラーV:身長57.0メートル、体重550.0トン
H-IIBロケット:全長56.6メートル、全備重量531トン
実は昨日,ブラック星博士(のマネージャーさん?)の案内で,この「こうのとり」と対面してきました.
いやぁ,圧倒されました!凄いですねぇ!
私ももっともっと精進しなければなりませんね.
これで,来年がより一層楽しみになりました.
この模型は縮尺が大きいので、見かけの迫力で得をしている部分が多々あります。
y-nakagawaさんの工作の細かさには毎度脱帽しておりますので、これ以上精進なされた日には、もはや敵いません(^_^;
来年の企画展、楽しみにしております。
太陽電池は光沢紙に印刷して1mm厚のボール紙に貼り付けています。
適当に光を反射してくれるので、なんとなく「それらしく」見えてくれます。