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(2015.5.22 管理人 記)

2011年08月07日

姫路城「天空の白鷺」(中編)

 大天守を覆う素屋根の一部は、工事を見学できるスペースを設け、一般公開しています。名付けて姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」。素屋根は大天守の石垣まで囲っているので、元の天守よりずいぶん南側に張り出した建物になっています。

 もう一度、素屋根の外観。最上部にパネルが白色で二列に窓が並んだ区画があり、ここが見学施設(7階・8階)になっています。1階にエントランスがあり、エレベーターでいきなり8階に連れて行かれる見学ルート。2〜6階の途中階はありません。

 8階に上がると、意外にきれいな空間が広がっています。南側・西側の展望窓と、天守側に工事の見学窓。フロアの中には屋根の補修の工程を示した模型も展示されています。

 展望窓から見た、南側(姫路駅方面)と西側(西の丸方面)。姫路城の大天守は防衛・防火の都合で窓が小さく、景色を見るにはちょっと不便でした。もちろん敵の見張り用には充分な視界があるのですが、観光用には手狭な感あり。現在の「天空の白鷺」は、ワイドな展望窓があるので、景色だけなら今の方が楽しめます。

 こちらが8階の工事の見学窓。天井からは液晶モニタがぶら下がっていて、工事の様子の解説ビデオが流れています。

 窓から見えるのは大天守五層の屋根。南西側から眺めることになります。現在は瓦を全て剥がした状態で、これだけ見ると神社の屋根のような雰囲気です。

 細かいところを見たいのであれば、双眼鏡の持参をお勧め。この高さから天守を眺める機会は、「天空の白鷺」がある間だけですから。

 小さな木の板を何層にも重ねた上に瓦を葺くのですが、よく見ると下地に当たる木の層に、何ヶ所か穴が空いています。これも今回の修理で直されるはずです。

 五層屋根の西側のかど。縮小した写真では分かりにくいので、着色したものを並べましたが、屋根の端から角のような木が突きだしています。何かと思って考えたら、鯱の心材でした。ここに焼き物の鯱をかぶせて固定していたのですね。


posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | お城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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