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(2015.5.22 管理人 記)

2011年10月04日

月面X

 半月の頃の月面に「×」が浮かび上がることがあります。名付けて「月面X」。
 ブランキヌス、 ラカイユ、 プールバッハの3つのクレーターの壁面が、朝日を浴びて輝く瞬間。山脈の稜線だけが照らされて、真上から眺めると「×」になるのです。もちろん、素敵な自然の偶然です。
 月の一昼夜は平均29.5日もあります。朝日を浴びて輝く「瞬間」は1時間ほど。ちょうど上弦の頃なのですが、この1時間の「瞬間」の時に月が出ていて、しかも空が暗くないといけないので、意外に見る機会が少なかったりします。

 2011年10月4日は、たまたまその「瞬間」が見える日。時間は21時半から22時半の間。月は西空低く傾いていましたが、晴れていたので望遠鏡を向けて見ました。小口径の6cm屈折ですが、小さいながらも意外にくっきり見えます。写真だと、ううう、もう少し拡大したい……ですが、なんとか「×」が分かります。

 2011年10月4日21:52撮影(神戸市垂水区)。 ミニボーグ60ED(D=60mm,f=350mm)+NikonD5000。 ISO800、露出1/400秒。写真はクリックで拡大します。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
10月4日大阪茨木で300mm望遠レンズ付カメラにかろうじて写っていました。双眼鏡での確認は忘れていました。
横浜子ども博物館のサイト(今はない)で紹介されていましたが、条件が悪いとされていた8月6日も観察しています。見える日だけを追いかけていてはよくないのかも。
それと訳されているのでどうしようもないかも知れませんが、「月面X(エックス)」より「月面×(ばつ関西弁でペケポン)」の方がイメージに合うような気がしますがいかがですか(自分のサイトにエックスと書いてしまいましたが)。
Posted by yosshin at 2011年10月06日 23:28
yosshinさん、いらっしゃいませ。
こういった見た目だけでも面白いという現象は、海外の天文ファンの方が好んでいる印象があります。でも今更ながらに、「X」よりも「×」の方が見た目のイメージに近いというのは同感です。「月面ペケポン」流行るでしょうか。

私もこの現象を最初に知ったのは、横浜こども科学館のサイトでした。データ満載で、資料としても貴重だったのに、消えてしまったのは本当にもったいないです。
Posted by ふくだ at 2011年10月07日 01:53

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