塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
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(2015.5.22 管理人 記)

2011年12月11日

皆既月食2011

 2011年12月10日から11日にかけて、皆既月食がありました。
# 2011年12月10日23:01:51撮影(神戸市灘区)。 ミニボーグ60ED(D=60mm,f=350mm)+NikonD5000。 ISO400、露出1/4秒。写真はクリックで拡大します。

 日本で見える皆既月食は6月15日の明け方以来でしたが、この時は梅雨のさなか。前日から雨だったので、あきらめました(ブログの記事にすらしていない)。その前は2010年12月21日の夕方で、この時も雨天で見えず。その前は2007年8月28日で、やはり曇天。明石では皆既終了直前に雲が切れ、月食後半の経過を見ることは出来ました。

 さて、今回。月食の直前まで全天を雲が覆う空。
 天候回復の予報は出てきましたが、なんとも不安。最初は自宅での撮影を予定していましたが、急遽、お誘いいただいていた友人宅での観望会におじゃましました。灘区で空は塩屋より明るいのですが、六甲山系の南側なので、多少の雲は山が遮ってくれるかもしれないという期待も。結局、電車での移動中に快晴になり、友人宅で食の一部始終を見ることが出来ました。
 皆既後半から食の終了までは風も強くなり、むちゃくちゃ寒かったので、自宅で一人で撮影していたら暖房が恋しくて途中撤退しちゃったかもしれません。持つべきものは友でございます。感謝多々。

 食の経過を重ねると、地球の影が浮かび上がります。経緯台で撮影した写真なので、パソコンに画像を取り込んでから、月の向きを補正して、地球の影を基準に時間毎の月の位置を合わせて、並べています。デジタル時代ならではの作業。
 かつてこれと同じ写真を撮ろうとすると、一枚のフィルムに多重露光していたので、格段に難しい作業を強いられました。
# 2011年12月10日21:50〜22:50(10分おき)、23:30、24:10〜25:10(10分おき)に撮影(神戸市灘区)。 ミニボーグ60ED(D=60mm,f=350mm)+NikonD5000。 ISO400。写真はクリックで拡大します。

 全過程を見ることが出来た皆既月食は、2000年7月16日以来。このサイトを作る前で、明石の星の友の会は震災で休会したまま再開する直前でした。
 次回、日本で見ることができる皆既月食は、2014年10月8日の夕方になります。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(7) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ、はじめまして。
皆既月食の様子、とてもきれいですね。
僕も同じD5000を使っていて、月の撮影に挑戦してみましたが、
まったくダメダメな出来栄えでした・・・。

D5000で星空を撮影する場合、どういう設定がお勧めでしょうか。
まだカメラ付属のWレンズキットと、短焦点のレンズ(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)しか持っていません。
いろいろ設定することが多そうで、どこから手を付けていいのかわからない状態なので、
ざっくりとした基礎的設定と、状況によって試行錯誤する設定を教えてほしいです。。。

そしてミニボーグというものを初めて知りましたが、便利そうですね。
衝動買いしたい気持ちを何とか抑えています^^;
Posted by 三青日月 at 2011年12月19日 10:55
三青日月さん、いらっしゃいませ。

おお、D5000ユーザー同士ですね。
ブログ拝見しましたが、皆既中の月、よく写っていると思います。
# ニコンのキットレンズはわりと評価が高いです。

星空や月を撮影するときの基本的な設定は、以下のサイトが参考になります。一通りのことは網羅されています。

デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座/星空を撮影してみよう
http://diji1.ehoh.net/contents/hosizora.html

デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座/月を撮影してみよう
http://diji1.ehoh.net/contents/tuki.html

いくつか追記すると、
○レリーズをお持ちでない場合は、セルフタイマーでシャッターを切ると、ブレを回避しやすいです。

○D5000の場合「露出ディレーモード」を「ON」にすると、ミラーの上げ下げに伴うブレを回避できます。

○ピント合わせはライブビューを使って、「+」ボタンを何度も押して最大限に拡大して合わせます。ただし明るい星(少なくとも1等星、できれば木星やシリウスくらい)でないと液晶モニタで見えません。どうしようもないときは、遠くの夜景を利用してピントを合わせます。

○絞りは開放から1〜2段絞ったほうが、周辺まで星の像がきれいに写ります。ここは試行錯誤で。

このブログの「星空観望」のカテゴリにもD5000で撮った写真をいろいろ載せています。撮影時の露出や絞り、感度設定を記したものもありますので、多少はご参考になるかもしれません。
Posted by ふくだ at 2011年12月19日 21:12
コメントありがとうございます。
僕のブログの写真は、何十枚のうちの奇跡の1枚です:-)

撮影方法のコツとURLについても助かりました。
この季節は寒いので、撮影しながら試行錯誤するのは大変なのですが、
せっかくきれいに撮れる季節でもあるので頑張りたいと思います。
Posted by 三青日月 at 2011年12月20日 09:52
ふくださん

こんにちは、ご無沙汰しています。
私は今年の9月からメルボルンの現地法人に出向、3年ほどこちらに駐在します。

今日から2週間のクリスマス休暇に入りました!
来週は念願のパークス天文台まで自動車で行ってきます。

またブログのほうでネタ書きます!
Posted by ほりうち@メルボルン at 2011年12月23日 17:19
ほりうちさん、なんと南半球でしたか。

そしたらですね、今は夜明け前、東の空にですね、ラブジョイ彗星というのが長い尾を引いてます。
http://www.tomytec.co.jp/borg/world/blog/

これ、見てください。少し空の暗い所がいいと思います。北半球では見えないのが残念。

で、パークスですか!
以前、私が行った時よりパラボラのパネルが外側まで広がって、少し趣が変わっているはずです、。
お気をつけて!
Posted by ふくだ at 2011年12月23日 23:12
す、すごいですね。ラヴジョイ彗星・・・。

これは見ごたえがあります。
情報ありがとうございます!

福田さんが行かれたときとはちょっと、状況が変わっているんですね。訪問記を以前読んでからはいつか行きたいと思っていたのですが、なんとかチャンスをつかめました。

いやぁ、それにしてもすごい。
彗星が楽しみ!!! あれパークスは?(笑
Posted by ほりうち@メルボルン at 2011年12月24日 13:56
サッポロビールの麦とホップのキャンペーンで
金冠日食記念Tシャツが当たるようです。
お知らせまで
Posted by けろ at 2012年05月06日 07:56
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