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(2015.5.22 管理人 記)

2012年07月17日

PLH-07せっつ 1/700プラモデル

 海上保安庁の第五管区神戸海上保安部に所属する巡視船「せっつ」のプラモデルが発売されました。
 普段はポートアイランドの北側に係留されているので、ポートライナーに乗ると見る機会の多い船です。
 神戸ゆかりの船がキット化されるとあっては、入手しないわけにはまいりません。1/700のウォーターラインシリーズの統一スケールで、キットはウォーターラインとフルハルの選択式です。

 ウォーターラインというのは船の喫水線上の部分だけキット化したプラモデルで、艦船模型の事実上の標準規格。船はふだん水面上の部分しか目に触れないので、見た目に近い雰囲気になります。1/700という小スケールなので部品が細かくて大変なのですけれども。
# フルハルは、船艇まで全て再現したモデル。船底部品の有無なので、作り分けできるキットもあります。

 組立も塗装も全部やるプラモデルキット、色だけ塗ってある塗装済キット、組立も済んでいる塗装済完成品の3種があり、今回購入したのは塗装済みキット。ランナーに付いたまま部品が塗られています。Made in China なので、おそらく人手で塗り分けているのでしょう。塗り分けの精度はまずまずです。
 私、手先は器用だと思われがちなのですが、プラモデルの塗装は昔から苦手で、2年前に購入したアオシマの「はやぶさ」プラモデルも途中で放置したままという始末。塗装済キットはお値段1000円アップですが、楽できるところは楽な道を選びますよ。
 そのかわり接着剤がはみ出ても修正のしようがないので、組立は慎重にせねばなりません。
# 実際のところ、塗料や筆を買い足すと、さほど値段の差はなくなったりします。

 ただ、気になったのは船底のパーツが緑色に塗られていること。「せっつ」の喫水線下って赤くなかったっけ? と思って写真を探したら、ありました。5月の金環日食の帰りに神戸港で撮影した「せっつ」。やっぱり喫水線下は赤いじゃないか。

 キットの構成を見ると、もともと同型船のPLH-06「ちくぜん」として発売されたものを、デカールを追加して「せっつ」にしたようです。写真を検索すると、たしかに「ちくぜん」は喫水線下が緑色に塗られています(赤色の時期もある)。
 でも私の知る限り、この5〜6年は「せっつ」の喫水線下、ずっと赤のままなんだよなぁ。これは船底だけ、塗り直さないと気が済みません。こうして積んだまま組み立ないプラモデルが溜まっていく……

 なんで「せっつ」がプラモ化されたかというと、公開中の「海猿」の映画に登場するのだそうです。大阪湾で事件が起こるのだろうかと思って予告編を見たら、舞台は東京湾。でも「せっつ」もしっかり映っていました。なんだか知り合いが出演している気分。
# しまった、海の日の一般公開、行けばよかった。

 デカールはPLH-06「ちくぜん」、PLH-07「せっつ」、PLH-08「えちご」、PLH-09「りゅうきゅう」、PLH-10「だいせん」の5種が入っているのですが、「りゅうきゅう」「だいせん」は設計が変わっていて、ブリッジや煙突周り、ヘリ甲板が違う形になっています。名目上は同型船とはいえ、デカールだけで対応するのは無理。

 でも軍艦以外の船がプラモデルになるのって、ありがたい話です。
 船のプラモデルを最後につくったのは中学生の時なので、のんびり組もうと思います。


posted by ふくだ at 00:21| Comment(3) | ペパクラ/科学的遊具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
船の前のほうにある青い帯にも,意味があるんでしたっけ?

「せっつ」と言うと,私より10歳ぐらい上の人は,
東京−大阪の急行を思い出す人も……

私が物心つく頃には新幹線があって,東海道線に残っている急行と言えば,「高千穂・桜島」とか,「東海」「比叡」ぐらいでした。

あ,「伊豆」もあったか……
Posted by なかを at 2012年07月18日 14:15
海上保安庁では「S字マーク」としていますが、
http://www.kaiho.mlit.go.jp/11kanku/03warera/umimaru/osirase/k-mark/mark.htm
船首近くに斜めのストライプを入れている「Coast Guard」が他にもあります(米、韓、印など)。おそらく米国沿岸警備隊にならったのではないかと思います。

旧国名の船は、旧海軍では戦艦でしたが、海保は各管区の旗艦的存在のヘリ搭載巡視船に付けています。海自では最近まで封印状態でしたが、「ひゅうが」「いせ」で旧国名が復活。

JRの旧国名の特急は、「ひたち」「かいじ」「しなの」「サンライズ出雲」あたりでしょうか。地域名は長距離列車に使いにくいせいか、かつては急行か準急だった列車が格上げされたものが多いようですね。
Posted by ふくだ at 2012年07月18日 21:16
「せっつ」の喫水線下、写真を検索すると緑色のものもあります。

赤いのは錆が浮いているのか、赤が剥げて地色の緑が見えているのか……わけがわかりません。

けろさん撮影の大阪マーチス展示の模型だと、赤色なんですよねぇ(この模型は私も見ました)
http://kerogako.cocolog-nifty.com/photos/jcg_plh07/dpp_0021.html

とりあえず赤と艦底色(茶色)を混ぜた色で船底を塗っています。
Posted by ふくだ at 2012年07月22日 00:37
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