西脇へ向かうというのに、上り大阪方面の普通列車に乗ります。ものすごい違和感。
さらに神戸駅で新快速に乗り換え。まるで通勤しているようです。
尼崎で福知山線に乗り換え。
伊丹駅を通過する前後、そういえばこども文化科学館のリニューアルオープンが今日だったと思い出します。いずれメガスターの空を見に行かねば。
新三田で運転系統が分割されていて、向かいのホームの福知山行きに乗り換え。この辺りから雪が舞ってきます。篠山口の辺りでは、空は青いのに牡丹雪が切れ目なく落ちてきます。
塩屋駅では切符を買わず、うっかりICOCA定期券で電車に乗ってしまいました。
加古川線はICOCAに対応してない上に、目的地の日本へそ公園駅は無人駅。
下車時にややこしいことになると面倒です。尼崎駅での乗換待ちの間に駅窓口で精算頼んだのですけど、下車駅でしてくれと指示されました。無人駅だってば。ということで、車内で精算。「経由:山陽線・加古川線」なのに「福知山車掌区」発行という、ぱっと見、謎の精算票。
福知山線は武庫川に沿って北上するのですが、先ほどの篠山口駅のあたりが分水界になっていて、篠山盆地は加古川上流の篠山川の流域に入ります。
峠を越えたわけでもないのに川の向きが変わって、あれ!? と思っていたのですが、後で検索したらこの篠山川、元は武庫川水系だったのが、河川争奪で加古川水系の上流になったそうです。
篠山川の沿岸では2006年に通称「丹波竜」と呼ばれている恐竜が発掘されました。最寄り駅の下滝駅にはのぼりが立ち、川の堤防にも恐竜のタイル画が描かれています。
谷川駅から加古川線に乗り換え。1両だけのワンマン電車。
昼間でも3時間も運転間隔が空くような路線を、なんで電化したのか不思議だったのですが、阪神・淡路大震災で東海道・山陽線が不通になった時に、バイパスルートとして活用されたのが評価されたそうです。姫路-和田山間の播但線は特急列車も走るルートですが、途中のトンネル断面が小さくて、電車の回送はパンタグラフを下ろして行なっていたそうです(Wikipedia)。今さら播但線のトンネルを改築するのは無理なので、加古川線を電車の迂回ルートにしたのでしょう。
電化されたとはいえ、加古川線ののんびりさ加減は昔のまま。ところどころ原付並みにスピードを落とす区間があって、何事かと窓の外を見たら「25」km/hの速度制限標識。線形が悪いのか路盤が悪いのか分かりませんが、自転車でも抜けるぞ、ここなら。
目的地の日本へそ公園駅。
テラドームまでは徒歩5分程度で、もう少し列車の運行本数が多ければ、神戸からでも観望会に参加できるところです。観望会が終わる21時頃に合わせて上り電車を一本走らせてくれないかなぁ。無理だろうなぁ。