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(2015.5.22 管理人 記)

2013年11月17日

姫路城「天空の白鷺」(2013秋)

 姫路城天守の修理見学施設「天空の白鷺」へ行きました。
 3年連続3回目で、前に行った時の記事が以下にあります。
・2011年8月 姫路城「天空の白鷺」(前編)(中編)(後編)
・2012年8月 姫路城「天空の白鷺」(2012夏)

 天守本体の修復工事も大詰め。屋根の工事は2012年中に終了、壁の工事も一般公開されている部分は終了。現在は一層の仕上げが行われているそうです。

 今回が最後のつもりで行ったのですが、同じ思いの人が多いのでしょうか。お昼すぎに到着したらなんと2時間待ち。本来予約制の施設ですが、当日券の入場も可能で、今まで待ったことなどなかったので、全く油断していました。さすがに2時間待ちはしんどいので、先に兵庫県立歴史館に寄って出直します。

 2時間ほど経過して、列が1時間待ちになったところで入城。実際は30分ほどの待ち時間でエレベータに乗れました。
 展示施設の8階から見える5層の屋根。2012年夏の段階では仕上げの漆喰を塗っている最中でしたが、現在は工事も終了し、足場も撤去され、真新しい姿を間近に見ることができます。

 改めて見ると、最上層の大棟にすら装飾の瓦が埋め込まれていることに驚きます。
 誰が見るんだこんな場所。天守直下からは見えないし、遠方から判別できない(400年前の築城時は望遠鏡がやっと日本に伝来した時期)。凝り過ぎです。

 姫路城の主要な建物は、屋根の瓦まで漆喰で固められています。全体が白っぽく見え、「白鷺城」の名前の由来でもありますが、現存12天守でここまでしているのはたしか姫路城だけ。防火上は有利と思いますが、重量がかさんで、木材の骨組みで支えるのは大変だったはず。姫路城天守は完成直後から天守が南東に傾き、度重なる修理を受けてきました。

 展示施設の7階から見える5層の壁面。修理完成後はここの窓から姫路市街の展望を楽しむことになります。
 昨夏来たときは下地を塗っている段階でしたが、仕上げの漆喰も塗られてすっかり面目を一新しました。

 8階(左写真)・7階(右写真)とも、天守の周囲に組まれた覆屋の床は綺麗に片付いています。
 2011年3月から始まった見学施設「天空の白鷺」の公開も2014年1月での終了が決まっています。しかし天守の姿を見ることができるのは2015年3月。天守全体を囲んでいる覆屋の撤去に1年かかるのです。

 覆屋自身が巨大な建物ながら、内部が空洞で周囲だけで重量を支えている建物です。このため足場のコンクリートも相当頑丈につくっていて、その撤去が大変なのだとか。
 次に大修理が行われるとすれば21世紀後半でしょうから、天守上層部をこれだけ間近に見るのは、今回が最後となります。
 城郭ファンとしても得難い機会でしたし、修理の様子を含めて楽しませていただきました。


 覆屋7階から1階までの下りエレベータからの天守。五層壁面から天守台石垣下部までを見ることができます。上りエレベータなら五層の屋根まで撮れるのですが、エレベータがぎゅうぎゅう詰め。下りの時にうまいこと窓側の場所に入れたので、その際に動画を撮ったものです。

 あとは2015年春のお披露目を待つことといたしましょう。最後までご安全に。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | お城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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