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(2015.5.22 管理人 記)

2014年02月17日

GPM主衛星 1/100ペーパークラフト

 2月28日打ち上げ予定のGPM主衛星のペーパークラフトを作りました。
 GPMは全球降水観測計画(Global Precipitation Measurement)の略で、NASAを中心にJAXAも参加している国際プロジェクトです。「降水」は雨と雪をまとめた言葉で、地球上のすべての地域の降水をほぼリアルタイムで把握しようという計画。
 日本国内ならアメダスや気象レーダーがあるので手に取るように雨の様子が分かりますが、地球表面の7割は海ですし、3割の陸地も人が住んでいない場所が多いので、全地球規模で見ると観測点は限られています。こういうときに特性を活かせるのが人工衛星で、宇宙からくまなく広範囲を観測できます。
 まずは全地球的規模で基礎的なデータを集めて、将来の気候変動の見当に役立てようというのがGPM計画です。
# 気象衛星は可視光や赤外線で雲や水蒸気の観測を行い、降雨観測衛星はレーダーを使って降水量を計ります。

 GPM主衛星は日本が開発した二周波降水レーダーを搭載しています。衛星の製造はNASAで行われたため、衛星の形がわかる詳しい資料がなかなか見つからず、今回は模型を作るのを諦めかけていました。ところが最近になってNASAのサイトにペーパークラフトの型紙があるのをJAXAのサイトで紹介していて、ならば製作と相成った次第。
 ノンスケールの簡略化した模型ですが、雰囲気は出ています。これを先日作ったH-IIAに合わせて1/100スケールに縮小したいのですが、GPM主衛星の寸法がどこを検索しても見つかりません。なのでH-IIAの4m径フェアリングに収まる大きさを計算しておよそのスケールを合わせます。

 実は縮小の計算を勘違いして間違えて、途中で作りなおすはめになりました。
 改めて完成させたものと、間違って小さく作りかけたもの。7割方工程を終えていただけに、間違いに気づいた時は3日間くらい手を付ける気になりませんでした。こんなこともあります。

 完成したGPM主衛星とH-IIAを並べて写真に収めたもの。ついついロケットに目が行きがちですが、ロケットは宇宙までの乗り物で、宇宙に出てからの主役は衛星の方。
 ということで、出来る限りロケットと合わせて人工衛星のモデルも並べて用意したいと思っています。
 なおGPM主衛星の打ち上げは2014年2月28日の予定です。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/科学的遊具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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