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(2015.5.22 管理人 記)

2014年05月25日

水星が東方最大離角

 5月25日は水星の東方最大離角でした。
 地球の内側を回る水星は、太陽からあまり離れて見えません。
 太陽の東側に最も離れる時を「東方最大離角」、西側に最も離れる時を「西方最大離角」といいます。夕方の西空に見えるのは東方最大離角の時。西方最大離角の時は太陽の西側に水星がいるので、夕方は太陽より先に水星が沈んでしまいます。

 水星の最大離角は平均で23度弱ですが、水星は比較的つぶれた楕円軌道をとっているので、最大離角も17.9度〜27.8度の間で変化します。今回は22.7度なのでほぼ平均並み。
 しかしながら日没時は空が明るいため(左図:5月25日19:00)、日没から30〜40分ほど経たないと水星を探すのは困難です。その間にも水星はどんどん地平高度を下げ、空が比較的暗くなる時間帯の高度は10度前後になります(右図:5月25日19:45)。
 地平線付近まで透明度が良く、雲がない状態でないと見ることができないので、水星観望はなかなかの難物なのです。
# この時期の東方最大離角だと、夏至が近く日没が遅いため、帰宅に間に合いやすく、勤め人には好都合。

 5月25日は日曜日でのんびり構えたのですが、地平線近くに薄雲があり、透明度も23日ほどではなかったので、肉眼ではギリギリ見えるかどうかという程度。あらかじめ見える場所を調べておかないととてもわからない状態でした。

 水星は公転が早く、このあと6月20日に内合(水星が太陽の手前側で太陽と同じ方向に見える)となり、7月13日には明け方の東天で西方最大離角を迎えます。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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