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(2015.5.22 管理人 記)

2014年07月13日

軍師官兵衛・その10

第28回「本能寺の変」
 織田信長が宿所に利用していただけで日本史に永遠に名を刻んでしまった本能寺。
 光秀謀反の動機、今回は朝廷の保護に個人的怨恨を足した想定。はっきりした動機は分からないので、どんな描き方をしてもすっきりは行かないと思います。
 小朝の光秀、総じてよい印象でした(いや、まだ生きてますけど)。

 信長は時代を革新する人間として良い印象で描かれることが多いのですが、今回は残虐な面や理不尽な面も描いていたのが面白かったです。主人公の官兵衛は信長と距離があるので、ある程度突き放した表現ができたのでしょう。
 最後の敦盛はつぶやくのではなく、舞って欲しかったなぁ(敦盛を舞いながら紅蓮の炎に消えていく信長、というのが私の本能寺のイメージ)。

 濃姫はいつ死んだのかよくわからない(記録がない)人です。信長は中国攻めの後詰として安土から備中高松へ向かう途中なので、戦地へ妻を連れ歩こうというのはちょっと不自然。とはいえ記録にない部分でこそ想像を働かせるのがドラマなので、ここで添い遂げるのは制作側の優しさともいえます。とどめ刺すシーンだけ周囲に明智兵がいなくなるのはお約束。

 官兵衛の「ご運が開けました」は不謹慎っちゃ不謹慎ですが、秀吉が茫然自失になるのを見越してあえて選んだ言葉でしょう。いい場面でした。
 しかし安国寺恵瓊にも信長の死を伝えてしまったのは意外。夜中に呼び出した時点で変事は悟られているでしょうが、いつの間にそこまで腹を割って話せる間柄になってしまったのか。敵味方とはいえ付き合いは長いですし、先を読めるもの同士の信頼みたいなものがあるのかもしれません。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 読書録・映画録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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