塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2014年08月14日

街中で見る流星群(改)

 このサイトを開設してから、自分が神戸市内の自宅近辺で流星群を見たときの記録を拾ってみました。
 太字で流星群の名前、カッコ内は1時間あたりの予想出現数。その後の箇条書きが自分が見た記録です(群流星/散在流星の判別なし)。
# 2009年11月13日の「街中で見る流星群」改稿。

ペルセウス座流星群(40個/時間)
・2004年08月11-12日 75分間で30個(1時間換算24)。
・2010年08月12-13日 30分間で1個(1時間換算2)。
・2013年08月12-13日 80分間で9個(1時間換算7)。

オリオン座流星群(10〜15個/時間)
・2009年10月21-22日 30分で2個(1時間換算4)。

しし座流星群(5個/時間)
・2002年11月17-18日 30分で0個(1時間換算0)。
・2002年11月18-19日 40分で2個(1時間換算3)。
・2002年11月19-20日 120分で2個(1時間換算1)。
・2003年11月14-15日 30分で0個(1時間換算0)。
・2009年12月17-18日 82分で15個(1時間換算11)。※ふだんより多い出現が予想された年。

ふたご座流星群(50〜60個/時間)
・2004年12月13-14日 30分で2個(1時間換算4)。
・2009年12月14-15日 40分で9個(1時間換算14)。
・2010年12月14-15日 45分で11個(1時間換算15)。
・2012年12月13-14日 30分で13個(1時間換算26)。
・2013年12月13-14日 15分で1個(1時間換算4)。

 年によるばらつきも多いのですが、街中ではまず「1時間あたりの予想出現数」ほどの流れ星を見ることは出来ません。「1時間あたりの予想出現数」は、空の条件の良い場所(6等星まで見える空)で見える流星の数と理解しておけばよいでしょう。

 私の住む神戸市垂水区では、ふだんは3等星を見るのがやっと。だから暗い流れ星は見えません。それと空が暗い場所でも、月明かりがあるときは暗い光がかき消されて条件が悪くなります。
 うちのあたりだとペルセウス座流星群やふたご座流星群でも、月がないときで1時間あたり10〜20個くらいというのが確実なところです。

 ということで、ニュースを賑わす数字は冷静に読まないといけません。
 とはいえ、実際に見てみなければ分からないのがこの世界。過度の期待は持たずに楽しみましょう。

※1時間あたりの出現予想数は日本流星研究会の年間に活動する主な流星群 (2009年-2010年版)からの引用です。
※放射点の高度など、本来は他にも考慮すべき条件があります。



 しばらく前ですが、友人から「こぐま座流星群を見に行こう!」と声をかけられたことがあります。
 こぐま群はまれに突発があるのですが、気軽に見られるものではありません。詳しく聞いたら、たまたまネットのニュースで取り上げられていたそうです。
 折角のお誘いなので望遠鏡を用意して(流れ星を見るのには不要)、星見体制で出かけました。
 予想通りというか、こぐま群の流星は一つも見ることなく、星見を楽しんで帰ってきました。

 近所の空き地でペルセ群を見ていた時のこと。
 夜半すぎに親子連れがやってきて、同じ空き地で空を見上げ始めます。で、10分も経たないうちにお子さんが「流れ星飛ばへん」「嘘つきや」と駄々をこね始めました。
 なんとなく見かねてお声がけすると、「ニュースで1時間に50個見えると言ってたのに」と。それは空の暗い場所での話で今日の空だと1時間に10個も見えれば上出来ですよ、とお話しながら、適当に星座の案内などさせて頂きました。そのうち明るい流星が1つ2つ飛び、お子さんも喜んでいたのですが、しかし。

 流星群、情報を伝えるのであれば、なるべく過不足なく、と思います。

 観察の準備としては、姫路・星の子館の「流星群を見よう」のサイトがおすすめ。
 夏休み期間のペルセウス座流星群に絞っていますが、倉敷科学センターの「ペルセウス座流星群観測ガイド」も観察に必要な事柄をまとめています。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(2) | 星空観望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
http://www.shimanowa2014.jp/event_introduction/sm05.html

こんなイベントご存知ですか
宇宙4Dシミュレーターとは?
瀬戸内海の島に天文観測館が
Posted by けろ at 2014年08月21日 00:32
「4Dの宇宙シュミレーター」は国立天文台で制作している「4D2U」の上映会ですね。この場合の「4D」は次元「dimension」とデジタル「digital」をかけてます。
# 縦横高さの空間の3次元に時間軸の1次元を合わせて4次元時空です。
http://4d2u.nao.ac.jp/t/index.html

ここの天文観測館では、何年か前にアマチュア彗星観測者の会議が開かれたこともあります。
http://cometconf.web.fc2.com/
Posted by ふくだ at 2014年08月21日 22:15
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。