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(2015.5.22 管理人 記)

2014年09月05日

もぐらんぴあ まちなか水族館

 震災前の久慈にはもぐらんぴあという地下水族館がありました。
 石油備蓄基地のトンネルを利用した施設でしたが、津波で全壊。
# 震災直後の様子スタッフのブログに記されています。

 その後2011年夏に、市街地の家具店の建物を利用して仮設の水族館をオープンさせました。久慈駅からも道の駅からも歩いていける場所にあり、市内の周遊スポットの一つになっています。

 入場は無料(一部の体験コーナーは有料)。館内の展示は手作り感にあふれています。
 さかなクンが応援団長として活動していて、震災後は魚を寄贈したりトークショーを開いたり。館内にも彼のイラストがたくさん描かれています。
 久慈での写真はiPhoneで撮っていたのですが、水槽の魚はなかなか思うように撮れず、ほとんど撮影していません。
 クラゲのコーナーが、幼生のクラゲの展示などもあって、面白かったです。それとハリセンボン。膨れ上がって針を立てた姿ばかり写真で見るのですが、ふだんの針を閉じて泳いでいる姿をまじまじと見てしまいました。

 震災を生き抜いた生き物、というコーナー。津波で壊滅的な被害を受けた水族館で、それでもカメやカブトガニなど20匹ほどの生き物が生きていたそうです。展示されているもののほかは八戸の水族館で飼育されているとのこと。しかしカメ太郎とはストレートな命名よ。

 震災を生き抜いた生き物のコーナー、実は「海女カフェ」のセットの一角にあります。素潜り実演場の看板も「あまちゃん」のオープニングで登場したもの。

 元が家具店なので、2階も広めの展示スペースになっています。手すりに掲示されている「潮騒のメモリーズ」の垂れ幕はお座敷列車の側面に掲げられていたもの(だと思います)。

 建物の奥と2階は体験コーナーと、2014年2月からは「あまちゃん」関連の展示も行われています。
 これは北三陸駅構内のセットを移設したもの。北三陸駅の外観は三陸鉄道久慈駅が使われていますが、構内はセット撮りされていました。

 海女カフェのステージを模した記念撮影コーナーやお座敷列車を模した休憩コーナー。撮影に使われた衣装や小道具も展示されています。

 2階の一角のさかなクンの展示コーナー。彼の衣装やイラストを所狭しと並べてあります。
 2014年の夏は明石市立天文科学館でもさかなクンの特別展が行われていたので、なんだか他所の展示とは思えぬ親近感。
 しかしさかなクンてほんとに絵がうまいんだよなぁ。「ギョギョ」っと元気よくテレビの画面を飛び跳ねてる姿しか知らなかったので、改めてびっくりでした。

 久慈市内の観光施設はあちこちで、お客さんがどこから来たのかシールで貼ってもらう白地図が用意されています。もちろん兵庫県に一枚貼ってきました。

 出入口の脇には販売コーナーがあります。入場無料でこれだけ楽しませて頂いたら何やら買わずにはいられません。ということで、もぐらんぴあのマスコットをデザインしたコースターを購入。

 もぐらんぴあの元の施設は2015年秋に再建の予定とのこと。
  http://www.city.kuji.iwate.jp/syoukouka/kankoubusan-g/moguranpia.html
 二戸から久慈市街へ向かう道路を走っていると、まず目につくのが小袖海岸の交通規制、次が「もぐらんぴあ」の案内表示でした。ネットで調べてみると震災前は年間5〜6万人の入場者があったそうで、人口3万7千人の街の施設としては大健闘だと思います。
 大きな被害を出した津波被害なので、まずは住民のくらしに関わる部分の復旧・復興が優先され、文化施設の再建が後手に回るのはやむを得ない面もあります。でも時間はかかっても再建の道筋が示されたのは、まずはよかったと思います。

 2012年の取材ですが、震災の被災からまちなか水族館の開館までをたどった良記事があるので紹介しておきます。
 11 久慈地下水族科学館 もぐらんぴあInternet Museum


posted by ふくだ at 23:47| Comment(0) | 博物館や美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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