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(2015.5.22 管理人 記)

2014年12月04日

信長協奏曲(ドラマ)

 フジテレビ系の月曜9時枠で放送されている「信長協奏曲」。友人の勧めで見始めました。

 現代からタイムスリップした高校生が織田信長と入れ替わっちゃってます。
 劇中の「本物の信長」は病弱で、「明智光秀」と名乗って信長を支えています。入れ替わっちゃうほど瓜二つなので、「光秀」は頭巾で顔を隠している設定。

 私が見始めたのは姉川の戦いの週から。
 入れ替わった信長は中身は平成人なので、ノリも軽いし明るいし合戦も避けたい平和主義者。やることなすこと時代はずれなので「うつけ」扱いされるのですが、戦国基準では常識はずれの判断がうまい具合に当たることだらけで、家臣の信望も得ています。

 信長役の小栗旬の演技が上滑りしそうなくらいに軽いノリですが、大河ドラマ『天地人』で石田三成を演じていた人ですから時代劇の形をわかった上で外しているはずです。

 うまいな〜と思うのは、平成人の信長が引っ掻き回す出来事が、結果的には歴史の流れに沿って収束していくこと。歴史好きでも娯楽作として受け入れられるレベルで話をまとめてきます。史実の信長の常識はずれの部分に、現代人の思考を接ぎ木して遊んでいる感じ。
# 原作がよく出来ているのだろうなきっと。

 面白いのが羽柴秀吉。実は間者で信長に叛意をもっているという設定で、竹中半兵衛がうすうす気付いて要所で秀吉と行動を共にして抑えにかかっています。この秀吉、たまたま光秀が頭巾を外した場面を見てしまって、信長と光秀の関係に疑念を抱いています。本来の信長が明智光秀になっているという設定とともに、本能寺の変をどう始末付けるのかが楽しみです。

 もう一人、松永久秀がやはり平成からタイムスリップした設定。信長は高校生でしたが、松永久秀はヤクザ。この人も最期どうするんだろうなぁ(史実の最期が最期なだけに)。

 細かい演出を突っ込みだしたらきりがないのですが、そこはスルーして楽しむべき作品。原作のコミックは長篠くらいまでの進行で本能寺まで進んでいないようなのですが、ドラマはどこで落とし所を付けるのやら。


posted by ふくだ at 23:46| Comment(4) | 読書録・映画録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやぁ、歴史わかんない私は逆にこれ、どうほんとの話とリンクしてんだ?と調べてみる気になるはじめての歴史ドラマです。
こんなに簡単にうまくいかないない!改心しない!と叫びながらもそうだったらいいなーとほのぼのさせる仲間作り、ぶふっと笑える配役などなど、なかなかっす。
おかげで月曜日に家から出れなーい。
Posted by api at 2014年12月05日 08:26
松永久秀が、平蜘蛛を抱えて爆発するシーンが楽しみですね。不謹慎ですみません。
Posted by meineko at 2014年12月05日 10:11
apiさん

史実の結末は変えずに途中経過で遊んでいる、という感じです。

例えば「もりりん」こと森可成。武芸が苦手で風采が上がらないのはドラマの創作で、実際は槍の名手と伝えられています。
でも佐和山城の攻防戦で討ち死にして、その奮戦ぶりを称賛されたのは本当の話。

ドラマの人間関係に厚みを持たせるために知名度が高くない人の人物像を変えたのでしょうが、最期に獅子奮迅の働きをして周りに惜しまれて帳尻を合わせてるので「これもありかな」と思えるわけです。

「たまたま上手くいっちゃう」のを重ねて史実通りに話が転がっていくのがこの物語の面白さの一つだと思います。
Posted by ふくだ at 2014年12月05日 22:35
meinekoさん

いやそのとおりです。
古田新太を当ててきた以上、派手にやらかしていただきませんと。
Posted by ふくだ at 2014年12月05日 23:02
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