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(2015.5.22 管理人 記)

2014年12月17日

信長協奏曲(ドラマ)・その2

 このペースだと放送中に本能寺まで行かないと思ったら、最初から映画化を予定しているのでした。途中から見始めたので全体が見えていない部分があります。
 原作は読んでいないのですが、なんとなくドラマオリジナルの展開が入ってきている雰囲気を感じます。フジテレビのドラマはこれをやって後が続かなくなる印象があるのですが、さて大丈夫かな。
# 「海猿」とか「Dr.コトー診療所」とか。

 以下はネタバレ全開です。

 秀吉に続いて池田恒興にも信長の入れ替わりが発覚。
 置き忘れた扇子でバレるとか脇が甘いにもほどがあります。光秀(本来の信長)も家督相続を示すアイテムは予め全てサブロー(タイムスリップして入れ替わった信長)に渡しておかんとあかんでしょ。
# 扇子は父の織田信秀から受け継いだようですが、身元を示すほど重きを置くアイテムなのかな?

 サブローに「即刻この城を出て行け」と告げる池田恒興。
 恒興の忠義は(本来の)信長個人に向かっているので、その信長が入れ替わっていることは到底受け入れがたい。織田家を天下をうかがえるまでに育てたのはサブローだけど、それも消し飛ぶほどの衝撃。

 ここは忠義が個人に向くか組織に向くかは判断の分かれるところ。
 恒興はじめ一定の譜代家臣は、織田の血筋とその嫡流の(本来の)信長が忠義の対象。
 織田家が美濃・南近江・山城と勢力を広げる間についた家臣は、実際に指揮をとった(サブローの)信長もしく織田家という組織が忠義の対象。まだ法人という概念はない時代ですが、大きくなった織田家は家というより組織なので、雇用されている立場なら、血筋はどうあれ実力のある人間が指揮してくれるほうがよい。

 しかし沢彦和尚も解せません。
 恒興に「入れ替わった信長に従うことないよ」と匂わせているのですが、これまずいんだな。
 血筋派と実力派で割れるのは典型的なお家騒動のパターン。
 事情を知って15年も見過ごしてきたのだから、「ここはお家のためこれまで通りに」が組織としての織田家にとって正解のはず。

 ま、恒興に詰め寄られたサブローが「やっぱまずいよね」と言っちゃうのが、このドラマらしいのですけれども。

 ところでこのドラマ、織田信忠(信長の嫡男)は出てきていましたっけ。
 史実の信忠は、信長の弟の信行が殺された年に生まれているので、劇中だと本来の信長とサブローが入れ替わったのと微妙な時期です。

 おゆきは前田利家と「デート」する時点で、「あぁ(もしかして)」でした。前田利家はまつ(芳春院)という知られた妻がいますから。
 そして朝倉からの刺客に気付いた時点で「あああああ〜(お察し)」。南無。

 羽柴秀吉はどこまで黒いままなのでしょう。
 このまま歴史通りにことが運ぶと、ダークサイドな秀吉が天下を取っちゃうのですが、基本的にほのぼの展開しているこのドラマで、「悪が勝つ」展開はないよなあ。
# 史実の小谷城攻めで活躍して浅井長政を自刃に追い込むのも秀吉なので、そこまでは今のまま行けそう。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 読書録・映画録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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