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(2015.5.22 管理人 記)

2015年04月10日

駆逐艦 雪風 1/700プラモデル

 旧日本海軍の駆逐艦「雪風」は1940年に就役。
 太平洋戦争時の日本の駆逐艦は機動部隊や輸送部隊として最前線にあり続け、開戦時に就役していた艦はほとんどが戦没。「雪風」と同級の陽炎型駆逐艦は19隻中18隻を喪失しています。「雪風」は南太平洋を駆け回ったのち、レイテ沖海戦や坊ノ岬沖海戦を戦いぬき、終戦まで健在だった稀有な艦でした。
 終戦後は引揚船の任を務めたのち、台湾海軍に引き渡されて旗艦を務め、現地で退役・解体しています。

 駆逐艦は小型という印象を持っていたのですが、海上保安庁の巡視船「せっつ」と並べるとこの通り。けっして小さくありません。ていうか当時の戦艦や空母はどれだけ大きかったんだ。

 艦船模型は水面上の姿だけを模型化した「ウォーターライン」シリーズが一般的ですが、今回はアオシマから発売されている船底付きのキットを製作しました。
# アオシマは「はやぶさ」のプラモデルを販売しているメーカー。

 スケールは1/700。艦船模型の標準サイズですが、部品が小さくて泣きそうです。
 艦船模型は小中学生の頃に作ったことがあるのですが……こんな細かいものを組めたはずがありません。調べてみたら1/700の艦船模型は、十数年前から各メーカーともより精細な方向にリニューアルされているのだそうです。
 塗装は甲板のリノリウム(茶色の部分)と船底色を塗り分けるくらいで、あとは細かい部分をちょこちょこ塗る程度なので、そんなに大変ではありません。水性塗料は塗膜が厚くなりがちなので、ディティールのモールドが埋まってしまうのですが、それは私の腕のせい。

 塗装の有無は別として、ピットロードの「せっつ」の方が組み立ては容易でした。
 太さ1mm以下のパーツを接着してマストを組み上げるとか、先に塗装したら部品をつける穴が埋まってわからないとか、私の手順も悪かったのですが、手間が膨大。とにかくピンセットは必須。
 ついでに組立中にパーツを2つ折ってダメにしました。左側の写真のピンセットの間に写っている電探(レーダ)のアンテナもその一つ。この直後にピンセットで摘んだ途端に破損。力の加減がわかっていませんでした。予備はないので余剰パーツを切り貼りして同等のパーツを作りましたが、ほとんど忍耐の世界。
 デカールの軍艦旗も、修正しようと触った途端に割れました。デカールは取り扱い注意といいますが、よりによってこれを破損とは。こちらも予備はないので、プリンタで紙に出力しなおし。オーバースケール気味だったのでひと回り小さく作りなおしました。

 全体的にパーツも少ないし、すぐに組めるだろうと思っていた私がアホでした。

 プラモデルは手を加えること自体が楽しみでもあるので、中上級者向けにはこれでよいと思います。が、初心者向けにもう少し楽に組めるキットがあるといいな。
 もっとも子ども時代と比べると目も肥えたので、昔は適当に貼り付ければOKだったのが、今はある程度の精度がないと満足できなくて、自分でハードルをあげている面もあるかもしれません。

 模型雑誌やネットにはエッチングパーツを使ってディティールアップした作例が多々紹介されていますが、私の腕では素のまま組むだけで精一杯でした。みなさんどれだけ手先が器用なのでしょう。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | ペパクラ/科学的遊具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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