7月7日は七夕。そして新暦の七夕は梅雨なので、空を見上げるのには向いていないということは、天文ファンには知れ渡ったお話です。
ということで、国立天文台は「伝統的七夕」、いわゆる旧暦の七夕を広報していて、これが2007年は8月19日。年によって日にちがずれ、7月末から8月下旬まで、およそ一ヶ月の幅の中で前後します。
また民間では月遅れで七夕の行事を行うところもあり、これだと8月7日。また商業的理由でその前後の週末になることも多いようです。
一方、旧暦が頑として生き残っているのが「仲秋の名月」。こればかりは満月を拝まないといけないので、毎年日にちが違っても、だれも文句を言いません。
月遅れが定着しているのは「お盆」。旧暦7月15日の行事なのですが、現在はほぼ全国で8月15日前後に定着しています。もっとも東京の一部では今でも7月に盆のお参りを済ませているようですし(うちの親戚がそうでした)、沖縄の「七月エイサー」は旧暦7月だったかと思います。旧暦で盆踊りなら、灯りがなくても夜遅くまで大丈夫なのですね。
# 神戸市垂水区では雛祭りも月遅れでやっていたところもあるそうです。本来の季節感に近いことと、春休みなので行事を行いやすかったのでしょう。
(旧) 7月 7日 七夕
(旧) 7月15日 お盆
(旧) 8月15日 仲秋の名月
さて、本来はお盆のほぼ一週間前が七夕で、一ヶ月後がお月見なのですが……新暦旧暦月遅れを取りそろえた結果、夏の前後の諸行事は、旧来の季節感がごちゃごちゃです。
いまさらどうしようもないのですが、昔のことを調べるときなどは、気を付けないとうっかり落とし穴にはまってしまいそうです。
2007年07月08日
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