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(2015.5.22 管理人 記)

2004年08月31日

伊能忠敬記念館

 千葉県佐原市の伊能忠敬記念館。行ってまいりました。
 帰省先から自動車で2時間。遠い!

 佐原は古い街並みのよく残るところで、言い方を変えれば時代に取り残されたようなところのある街だ。自動車で街中に乗り込むが、詳しい地図を持ち合わせていない上、道が狭くて行ったり来たり。おまけに昼食を摂ろうとしても適当な店がなかなか見つからず、街外れの香取神宮まで寄り道してしまったり。

 そんなこんなで伊能忠敬記念館にたどり着いたのは午後になってから。勇躍、足を踏み入れるところだが、駐車場の脇に忠敬の石造とセットになった一等水準点があったりして、なかなか足が進まない。

 鉄筋コンクリ造りの記念館は、和風の外観で、周囲の街並みにも程良くとけ込んでいる。館の規模はそれほど大きくないのだけれど、展示品がピリッとしたものばかりで、充分面白い。

 実は2003年秋冬の東京国立博物館の「伊能展」と、今年(2004年)春の神戸市立博物館の「伊能大図里帰り展」を見ているので、展示物的には一度見たことあるものが多かったのだけど(本物は現在も巡回展で廻っているせいか、測量器具はレプリカが多かった)、前2者の展示は忠敬のつくった地図にスポットを当てているのに対し、記念館は忠敬の人物像に焦点を当てているので、違う切り口で見るとまた違った印象を受けるものだ。
 やっぱり来てよかった、うん。

 特別展示室では忠敬所蔵の天文書の特集。ゾクゾクしても良さそうなものだが、活字ならともかく、古文書の筆文字なので何が書いてあるのかよく分からない(^_^; それでもこれを19世紀のはじめに実際に使っていたのかと思うと、それだけで感慨深くなる。

 ちなみに「タダタカ」「チュウケイ」の2通りある「忠敬」の読み方だが、記念館のクイズでは「タダタカ」説を採っていた。なんでも林家からもらった名付け状に「タダタカ」のフリガナがあるのだそうな。もっとも佐原の人々は「親しみを込めて」チュウケイとも読んでいるとのことで、結局どっちでも良いらしい。

 記念館の川向かいには、忠敬の旧居が今も残っている。往時よりは敷地が狭くなっているそうだが、名主の家だけあって堂々の屋敷である。といっても川に面した表だけ見ても、しかめっ面しくないのが当時の名主の雰囲気なのだろうか。奥には忠敬の設計した書院があったりする。
 裏庭に忠敬の銅像があるのだが、恐れ多くも並んで写真撮らせて頂きました。


posted by ふくだ at 18:59 | TrackBack(0) | 地図と地理と遠出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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