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(2015.5.22 管理人 記)

2007年02月13日

人力リニアモーターカー

神戸市青少年科学館リニア 神戸市青少年科学館の新館5階屋上に設置されたリニアモーターカー。JR北海道製の本格派です。デビューは1989年といいますから、つくば科学博のHSSTに遅れること4年。リニモの開業に先立つこと16年。

 青少年科学館のリニアモーターカーは永久磁石の反発力で浮上し、リニアモーターで駆動します。このリニアモーターの制御装置が故障し、代替部品の調達が不可能になったことから引退が決定しました。

 車体の浮上は永久磁石によるものなので、常時ふわふわ浮いています(安定のため、溝と接触する車体の両側に案内輪が付いています)。11日に足を運んだ際には、子どもも大人も試乗でき、動力運転こそないものの、職員が人力で車体を押し出すという、前代未聞の「人力リニアモーターカー」※1のサービスをしていました。

※1 正確には人力マグレブ(磁気浮上式鉄道)と言うべきでしょうか。



 なおリニアモーター自体は神戸市内では地下鉄海岸線ですでに実用化されています。磁気浮上式のリニアも、山梨実験線ですでに実用化のめどがつく段階まで煮詰められています。もっとも、整備新幹線の建設が優先され、さらには国の財政難で、建設のめどが全く立っていないのは、開発をはじめた段階では予想していなかったに違いありません。

 21世紀の夢の乗り物は、まだしばらく夢のままになりそうです。


posted by ふくだ at 21:47 | TrackBack(0) | プラネ/天文台/科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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