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(2015.5.22 管理人 記)

2008年06月09日

その遅延、1.3秒

 携帯電話の時報は約0.2秒程度の遅れがあるとされています。日常生活にはそれほど影響がない範囲ですが、厳密な時刻測定が要求される観測には使えないとされています。
# 参考:せんだい宇宙館星食のビデオ観測の方法

 実際のところ、どれだけ遅れるのか試してみました。
 固定電話と携帯電話で117にダイヤルして、録音してみたものです。携帯電話はソフトバンクモバイルの3G、端末は811SH。
 ステレオ音声で左右のチャンネルに振り分けて録音できれば良かったのですが、あいにく我が家にあるのはモノラルマイク一本だけ。音が重なって聞き取りにくいのですが、大きな音が固定電話の時報、小さな音が携帯電話の時報です(画像は後で撮った写真を合成)。

 ちょっと! 0.2秒どころじゃありません。1秒以上遅れているじゃないですか。


 波形を取ると、だいたい1.3秒ずれています。予想外です。

 このあと自宅の固定電話と自分の携帯電話で通話して、自分の声がどのくらい遅れるかを試しました。こちらはきちんと測っていないのですが、感覚的に0.2秒くらい遅れます(固定→携帯、携帯→固定ともほぼ同じ)。おそらく音声信号を圧縮・解凍する過程で、この程度の遅延が出るのでしょう(それでもこれだけでは時報に1秒以上遅れが出る説明にはなりません)。

 検索してみたら平林純さんが8年も前に同じようなことを試されていました。
 hirax.net/携帯電話の同時性?
 8年前だとまだ2Gの時期ですが、記事の写真に写っているだけで6台ある携帯の時報がみなバラバラで、加入電話の時報とは最大2秒弱の遅れがあるとのこと。

 「携帯電話の時報は約0.2秒程度の遅れ」というのは理論値のようなもので、実際はそれ以上の差があるものだと思った方が良いのかもしれません。

 ああ、こんなことで日曜晩の時間をつぶしてしまいました。早く寝よう。


posted by ふくだ at 00:51 | TrackBack(0) | Radio/流星電波観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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