塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2015年04月22日

ミノトールVロケット 1/100ペーパークラフト

 ミノトールV(Minotaur V)はオービタルATK社が運用する全段固体の小型衛星打ち上げロケットです。
 元はアメリカのICBM(Inter Continental Ballistic Missile=大陸間弾道ミサイル)で、核弾頭の代わりに上段ロケットと人工衛星を載せたのがミノトールシリーズ。ミノトールI・IIがミニットマンICBM、III・IV・VがピースキーパーICBMの退役した機体を転用しています。同様のロケットにはウクライナのドニエプルがあり、比較的安価なのが特徴です。
# 核抑止力の思想下とはいえ、ピースキーパーとはすごい名前です。

 今回製作したミノトールVは直径2.3m・全長24.6m、重量89t、日本のイプシロンが直径2.5m・全長24m・重量91tですから、ほぼ同クラスのロケットといえます。2013年に月探査機のLADEEを打ち上げたのがデビューで、見事に月軌道投入に成功しています。

 型紙はErick's Modelsから。他にもスカウトにトーラスなど、模型としての需要があるのか心配になりそうな見事なラインアップです。元は1/96ですが、1/100に縮小して作りました。
# 今回は2機製作しています。


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2015年04月11日

雪風1945 & ユキカゼ2199

 雪風を作ったのはこれをやりたかったからです。
 手前の艦は旧日本海軍の陽炎型駆逐艦「雪風」。
 後ろの宇宙船は「宇宙戦艦ヤマト2199」に登場するイソカゼ型突撃駆逐艦「ユキカゼ」です。

 「宇宙戦艦ヤマト2199」はSFアニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」の基本的な筋書きはそのままに、作画や設定を現代に合わせてリメイクしたものです。TVで放送されたのは2013年で、久々に毎週楽しみにみたアニメでした。
# ここ数年で見たTVアニメはこれと「宇宙兄弟」くらい。

 第一話がバンダイチャンネルで無料公開されているので、冒頭10分ほどの冥王星沖海戦だけでもお勧めです。
「宇宙戦艦ヤマト2199(TV版)」第1話 イスカンダルの使者

 ここで印象的な活躍を見せるのが主人公・古代進の兄、古代守が艦長を務める「ユキカゼ」です。艦名は陽炎型駆逐艦「雪風」から。ということで、これは並べてみるしかないじゃないですか。

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2015年04月10日

駆逐艦 雪風 1/700プラモデル

 旧日本海軍の駆逐艦「雪風」は1940年に就役。
 太平洋戦争時の日本の駆逐艦は機動部隊や輸送部隊として最前線にあり続け、開戦時に就役していた艦はほとんどが戦没。「雪風」と同級の陽炎型駆逐艦は19隻中18隻を喪失しています。「雪風」は南太平洋を駆け回ったのち、レイテ沖海戦や坊ノ岬沖海戦を戦いぬき、終戦まで健在だった稀有な艦でした。
 終戦後は引揚船の任を務めたのち、台湾海軍に引き渡されて旗艦を務め、現地で退役・解体しています。

 駆逐艦は小型という印象を持っていたのですが、海上保安庁の巡視船「せっつ」と並べるとこの通り。けっして小さくありません。ていうか当時の戦艦や空母はどれだけ大きかったんだ。

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2015年04月05日

PLH-07せっつ 1/700プラモデル その3



 完成しました。というか、させました。
 写真は色補正かけてないので微妙な色合いを再現していないのですが、船底の赤は思い通りの色が出ました。ただ白色との塗り分けの修正をした跡が光線の具合によって目立ってしまう。まあ船齢31年なので、あまりピカピカよりも多少凸凹していたほうがそれっぽいということで(いやいや)。
 あとは船橋の上。本物はアンテナが林立してるので、それと比べると模型はシンプル。
 とはいえ模型上の1mmが実寸法で70cmになるのが1/700スケール。なので実寸法3cm径のパイプは模型上で0.04mm径になります。さすがにそれは無理なのでデフォルメするのですが、アンテナのような細いものは加減が難しいところです。

 細かく手を加えたところでは船橋デッキの形状修正と、飛行甲板下のモールド開口。途中まで設置した手すりは後ほどの宿題。

 私の腕はともかく、キットとして全体的な雰囲気は出ていると思います。軍艦のプラモデルは多々あれど、巡視船となるとピットロードの一連のシリーズだけなので、継続してほしいところ。神戸に住んでいると巡視船・巡視艇のほうが馴染みがあるのです。
# しれとこ型巡視船のキットが出たらつくりますのでぜひ。

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2015年04月02日

PLH-07せっつ 1/700プラモデル その2

 組み立てないまま積み上がっているプラモデルを、俗に「積みプラ」と呼びます。
 読書家が読まない本を積み上げておく「積ん読」と同類の言葉です。

 実は我が家に積みプラが10箱以上あります。工作好きなのでつい買ってしまうのですけど、作業時間が取れないまま放置、というパターン。しかも最近また2箱増やしてしまった。これはいけない。

 ということで、2012年に購入して、途中まで組み立てて放置した海上保安庁のヘリコプター1機搭載型巡視船「PLH-07せっつ」を完成させることにします。
 「せっつ」の所属は神戸海上保安本部、第五管区の旗艦的存在です。よく見かける馴染み深い船なので手元に置こうと思って、はや3年。

 塗装済みキットを購入したので、パーツを切り出して接着したら終わりのはずだったのですが、中途半端に手を加え始めたのがいけませんでした。
 このキットは「PLH-06ちくぜん」として発売されたものを、「せっつ」に合わせてパッケージとデカールを差し替えたもの。基本的に同型船ですが、「ちくぜん」と「せっつ」はブリッジの形状が違うので「せっつ」に合わせて改修。ブリッジの一部を削り落としてプラ版を貼り付けています。
 ついでに船底も緑なのが気になって艦底色(赤茶色)に塗り替え。「ちくぜん」の船底は緑ですが、「せっつ」は赤なのです(もしかすると緑の時期もあるかもしれませんが、手元の写真はみな赤)。
 ところがこれが調査不足。艦底色に赤を調合して塗ったのですが、実船はずっと鮮やかな赤でした。このまま完成させるかもう一度塗り直すか……

 またディテールアップしようとエッチングパーツで手すりを取り付けました。これを途中まで頑張ったのですが、細かい作業に音を上げてしまいました。この時点で2012年8月。そしてこのまま製作中断。
# 1/700のプラモの細かさは尋常ではないです。雑誌の作例作っている人の技術力がすごい。

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2014年11月19日

はやぶさ 1/25ペーパークラフト(11月16日)

 前回作ったはやぶさ2・1/25ペーパークラフトに続いて、はやぶさの1/25ペーパークラフトを作成しました。
 元にしたのは阪本成一先生作の熟練者バージョン(β版)。基本的に型紙に基づいて組んでいますが、可動部はすべて固定したのと、MLIのパターンを部分的に変更。一から設計しなおしたのはパラボナアンテナと姿勢制御用のスラスタです。
# パラボラアンテナの曲面、元の型紙では2分割ですが、今回の模型は3分割にしています。

 はやぶさのペーパークラフトはMUSES-C時代以来、6機目の製作です。現存しているのは今回のを含めて3機(あと2機は明石に展示してある1/50とバックヤードで寝ているボトルはやぶさ)。1/25は2回目なのと可動をオミットした分、比較的楽に組めました。

 完成した模型は専用コンテナ(という名の段ボール箱)に入れて、車両まるごと借りきった(というか他に客がいなかった)山陽電車で天文科学館に搬入。先のはやぶさ2と並べて展示してます。
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2014年11月12日

ロゼッタ&フィラエ折り紙

 ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタと着陸機のフィラエ。
 広報用に擬人化(ゆるキャラ化?)したキャラクタが解説ビデオに出演しています。

 これ、折り紙で作れるなと思い立って、仕事帰りに生協で折り紙を買ってきました。フィラエの降下中に折ったので、ロゼッタからぶら下がった状態にしています。

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2014年11月02日

はやぶさ2 1/25ペーパークラフト

11月末に打ち上げが予定されている小惑星探査機「はやぶさ2」のペーパークラフトを作成しました。スケールは1/25、JAXAのサイトで公開されている「はやぶさ」ペーパークラフト熟練者版の型紙を元にしています。

 表面の金色は、主にカッティングシートを貼り付けています。部分的には折り紙の金紙や銀紙も利用。
 カッティングシートの他に紙以外の素材を使ったのは、太陽電池パドルの芯材と厚みを出す部分にスチレンペーパー、太陽電池パドルのアームが2mm角の木材、太陽電池パドルの繋ぎ目はΦ0.8mmのピアノ線、ターゲットマーカと再突入カプセルは紙粘土、またDCAM3のアンテナはボールペンのバネを切って貼り付けています。
# 太陽電池パドルは1mm厚のダンボールでも良かったのですが、前の工作で余っていたスチレンペーパーを流用しました。

 製作過程をツイートしたものを@SubaruTakeshimaさんがTogetterにまとめてくださっています。
 まとめの末尾に参考にしたサイトも掲載しています。
「はやぶさ2」作ってみた:ペーパークラフト編

 完成品は11月2日より明石市立天文科学館で展示して頂いています。

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2014年10月16日

工作開始


 太陽電池パドル試作中。パターンもまだ作成途中(背面ははやぶさのままだったり)。
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2014年07月08日

N-Iロケット 1/100ペーパークラフト

 N-Iロケットの1/100ペーパークラフトを作りました。
 型紙はふたたび種子島のマゲシマンさん作成のもの。

 N-Iは1975年から1982年まで宇宙開発事業団(NASDA)が運用したロケットです。当時の日本では東大宇宙航空研究所がラムダロケット・ミューロケットを利用した科学衛星の打ち上げに成功していましたが、NASDAは実用衛星(通信衛星や気象衛星)の開発と打ち上げを目指しました。
 当初は国産技術で液体燃料ロケットの開発を進めたのですが、これが難航。アメリカからデルタロケットの技術を導入して完成させたのがN-Iロケットです。

 N-Iは三段式で、一段目はデルタの一段をライセンス生産(当初はノックダウン生産)、二段目が国産のLE-3エンジンを搭載、三段目の固体モーターはアメリカから輸入。固体補助ブースタはライセンス生産、フェアリングは輸入品、誘導装置はライセンス生産。全体での国産化率は53〜65%でしたが、技術的には二段目以外ほぼアメリカのものでした。

 右写真、手前の大きいのが一段目。奥の左からフェアリング(三段目と衛星を収納)、赤い丸のNASDAマークが付いているのが二段目、3本あるのが個体補助ブースタ。

 日本にとって幸いだったのは、提供されたデルタが筋の良いロケットだったこと。
 N-Iの7回の打ち上げのうち、軌道投入の失敗は2回(1回は衛星に原因があったので、ロケット側の失敗は1回)。後継機のN-IIは8回全部成功、共通の一段目を使ったH-Iも9回全部成功しています。

 デルタをベースとしたロケットを運用しながら、H-Iでは二段目を国産の液酸・液水エンジンLE-5に置き換え、誘導装置と三段目の固体モーターも国産化。やがて1994年に純国産の大型ロケットH-IIを完成させます。
 N-Iから20年かかりましたが、結果的にはよい選択をしたのではなかったかなと思います。
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