
タカラトミーから発売されている「
世界の翼DX」。食玩系のおもちゃですが、お菓子はなくて模型部分だけのシリーズです。
12種類全部揃えると、ボーナスパーツで国際宇宙ステーションが完成するというので、1ダース買ってしまいました。アホじゃ。
完成形はシャトル早期退役にともなう計画見直し前の状態で、打ち上げ中止になったセントリフュージや開発中止となったX-38もついていたりと、幻の未来予想図です。

ただし、この模型、とても組み立てにくいのです。
基本的に、パーツに付いている凸凹をはめ込んでいくだけなのですが、凸の部分にも塗料が塗られてしまっているので、それを削ってやらないとはまらない部品がたくさんあります。
そして部品が小さい! ロボットアームやアンテナの類はシャープペンシルの芯並みの細さですから、パーツを削るわけにもいかず、組み付け相手の凹の穴を広げてやらないといけません。
それでもはめ合わせがきつい部品もあるので、うっかり仮組みのつもりで付けたら、二度と取れなくなることもあります。外そうとしたら凸部が根本から折れたりします。実はメインの太陽電池パネルを3枚壊しました(大泣)。

結局、ピンバイス(小型のドリル)で根本に穴を空け、同径のピアノ線を埋め込んで修理したのですが、面倒な作業でした。
このほか、P3トラスとP6トラスの接続部を破損(仮組みして外せなくなった)。
SPP PVアレイの太陽電池パドルの付け根を破損(落として割れた)。
いずれもピアノ線を埋めたり、差し替えたりしてつなぎ直しました。金属パーツの採用で、以前より頑丈になったかもしれません。
私が壊したのはまだ直せる範囲でしたが、ズペズタやザーリャの太陽電池パドルだったら修理不能だったでしょう。
あと、私が手に入れたISS本体は、S0トラスが斜めに付いていたので、カッターで切断して再接着しました。結局、説明書通りの組み立てよりも、パーツの補修や修理にかかった時間の方がはるかに長かったと思います。そういえば説明書も写真にパーツの番号を振っただけのものがほとんどで、非常に分かりにくいのでした。
ということで、細かい作業が嫌いな人にはおすすめしません。
完成しても、万が一落としたら簡単に大破しそうなので、置き場所にも気を使う必要があります。間違っても室内用のトイラジを墜落させぬよう気を使わねばなりません。
〈これから組み立てる方へ〉
1. 太陽電池パドルの扱いは要注意。P3/S3トラスは、はめ込んだら、取れなくなるものと思ってください(
P6/S6はまだ大丈夫←個体差があるので油断できません)。パドルの上下が分かりにくいのですが、トラスというかフレームが出っ張っている方が上面です。私はこれを間違って、直そうと思ってパドルの付け根を折りました。
2. ピンバイスと瞬間接着剤はあると便利です。ピンバイスは100均製品で十分。1mm径のものでよいでしょう。