塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2012年07月05日

ソユーズロケット 1/100ペーパークラフト

 ソユーズロケットの1/100ペーパークラフトを作りました。型紙はPE2TRサイトから。1/96の型紙を縮小印刷して1/100にしています。
 ソユーズロケットの原型は、旧ソ連時代の1957年に開発された人類初の大陸間弾道弾「R-7」です。同じ年のうちにこれを改修したロケットで人類初の人工衛星「スプートニク1号」を打上げ、1961年には人類初の宇宙飛行士ガガーリンを乗せた「ボストーク1号」を打上げ、今でも基本設計は変わらずに上段を追加したロケットでソユーズ宇宙船やプログレス補給船を打ち上げています。元の設計が良かったのか、ロシア人がしぶといのか、とにかく宇宙開発史を支え続ける偉大なるワークホースです。

 ソユーズロケットの特徴は、中央のコアステージ(第2段)の回りについた、4本の第1段ロケット。アメリカ流ならブースターと呼ぶところですが、ロシアではこれが第1段。
 底から見ると、1本のロケットに4つのノズルが付いています。燃焼室も4つですが、燃料を供給するターボポンプは共通で、4組で一つのエンジンを構成しています。
 4組×5基で20のノズルがあり、補助エンジンまで入れるとノズル32個。ふっふっふっ。作るのが大変です。


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2012年06月22日

白いジグソーパズル

 無地の白いジグソーパズル。最初に知ったのは、ずいぶん前に放送された宇宙飛行士選抜試験を紹介するテレビ番組でした。もくもくと完成に向かって取り組む姿に、何のガマン大会かと思ったものです。
# 私が知る範囲で、これが使われたのは1999年選抜(古川・星出・山崎宇宙飛行士)の時。

 漫画「宇宙兄弟」にも登場し、それなりに知られる存在になって、現在は「宇宙パズル」の名称で商品化されています。でもそれ以前は、近所の玩具屋では手に入らず(そりゃ買う人もいないだろう)、あちこち探しました。もう少し大きなピースのものなら東急ハンズにあったのですけど。
 実際に試験で使われたのは300ピース級のものだと言われていますが、これは108ピース。あまり多いと途中でやる気なくしかねないので少ないものを選びました。ていうか、3Dパズルは別にして、ジグソーパズルを組むのははじめてなのに、いきなりこれでいいのか私。

 製作開始から40分で外周を組み上げます。そこから先が長〜い。
 2時間経過時点でこの状態。この時点で日付が変わってしまったので、寝ます。

 翌日の帰宅後に作業を再開。そして3時間48分で完成。
 やってるうちに挫けそうにはなりましたが、目の前に未完成のパズルがあれば、最後までやりたくなるのが人の性。難行でしたが、面白かったです。とはいえ、途中で集中力が切れて、3〜4回ほど休憩を挟みました。仮に300ピース級だと、かなり難しいなぁ。

 1999年の選抜に参加した@5thstarさんによると、制限時間内に完成した人はいなかったけど、星出さんは自由時間に許可を取ってもくもくと完成させたそうです。さすが。
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2012年05月31日

プログレス補給船 1/100ペーパークラフト

 プログレス補給船の1/100ペーパークラフトを作りました。型紙はソユーズと同じくAXM Paper Space Scale Modelsから。説明書はソユーズと共通です。

 ソユーズ宇宙船を貨物専用に改装した設計で、無人で打上げられ、自動で宇宙ステーションにドッキングできます。大気圏再突入能力はなく、ISSに荷物を運んだ後は、廃棄物を詰め込まれて、大気圏で焼却処分されます。主な変更点は、人が乗らないことと(=生命維持装置も不要)、大気圏再突入の装備がないこと(=耐熱シールドやパラシュートなどが不要)で、その分、多くの荷物を運ぶことが出来ます。

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2012年05月30日

ソユーズ宇宙船 1/100ペーパークラフト

 ソユーズ宇宙船の1/100ペーパークラフトを作りました。型紙は安心のAXM Paper Space Scale Modelsから。ドッキング用のクルスレーダーのアンテナなど、一部細かい部品の接着に苦労しますが、説明書も用意されていて(英語だけど見れば分かる)、概ね組み立て易いモデルです。
 ソユーズ宇宙船は1967年に原型のソユーズ7K-OKが打上げられ、以後、ソユーズ7K-OK→ソユーズ7K-T→ソユーズT→ソユーズTM→ソユーズTMA→ソユーズTMA-M(現行)と細かい改良を重ねながら今に至ります。
# この間、アメリカの有人宇宙船は、アポロ→スペースシャトル……あれ!? こちらも2種だけか。

 初代から通算113回の打上げが行われ、この夏に星出宇宙飛行士が搭乗するソユーズTMA-05M号が114回目になります。スペースシャトルは135回飛んだので、実はソユーズの方が回数も打ち上げた人数も少なかったりします。ちょっと意外な感じ。
 1971年のソユーズ11号を最後に、乗組員が死亡する深刻な事故を40年以上起こしていないことから、「信頼のソユーズ」とも呼ばれますが、ドッキングレーダーが故障するとか、帰還時に弾道飛行で激Gがかかるとか、細かいトラブルはちょこちょこ起こしています。それでも乗組員は無事に連れて帰るのが「信頼」の証ということか。
# ロケットが爆発して、カプセルを脱出ロケットで切り離したとか、壮絶な事故も→ソユーズT-10a

 スペースシャトル引退後、ソユーズは国際宇宙ステーションへの唯一の人員輸送手段になっています。
 有人宇宙船としては、中国の「神州」もありますが、こちらもソユーズの技術を元に中国で独自の改良を加えたもの。数年後にはアメリカ・スペースX社のドラゴン宇宙船が有人化される予定ですが、当面はソユーズとその派生型の宇宙船が世界の有人宇宙計画を一手に担うことになります。恐るべしロシア、略しておそロシア。

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2012年04月28日

ドラゴン+ファルコン9 1/100ペーパークラフト 完成

 製作していたドラゴン宇宙船とファルコン9ロケットのペーパークラフト、完成しました。
 ファルコン9ロケットは上から下まで同じ太さの形で、パッと見スケール感に乏しいのですが、1/100の模型でも高さが54.3cmあります。前にも書きましたが、日本のH-IIAに匹敵する大きさのロケットです。

 こちらはドラゴン宇宙船。帰還カプセルは一つ余分に作って、宇宙船と同時に展示できるようにしました。
 ドラゴン宇宙船は中にピアノ線を仕込んで、磁石で台座に脱着できるようにしてあります。これも中川さんに教えて頂いた手法。

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2012年04月27日

ドラゴン+ファルコン9 1/100ペーパークラフト 建造中

 ドラゴンは、アメリカのスペースX社が開発したカプセル型の宇宙船。商用目的で開発された宇宙船としては、2010年12月に初めて地球周回・大気圏再突入・帰還を果たしました。

 スペースシャトル引退後の宇宙輸送の担い手として期待されており、2012年5月には、国際宇宙ステーションへのドッキングを目指して、打ち上げ準備が進められています。
 現在は貨物専用機として開発されていますが、将来的には有人型も運用される予定。

 ドラゴンを打ち上げるロケットは、ファルコン9で、こちらもスペースX社の開発。全長54.3m・直径3.66m・重量333tという大きさで、低軌道へは10.45t、静止軌道には4.54tの輸送能力があります。
 日本のロケットでは、H-IIA(202型)が全長53m・直径4m・重量289tで、低軌道へ10t、静止軌道へ4tの輸送能力を持ち、ほぼ同クラス。
 ただし、H-IIAの一度の打ち上げ費用が約100億円なのに対し、ファルコン9は約45億円(1$=80円)。軽量・高性能を狙ったH-II系列に対し、ファルコン9は徹底的なコスト重視のロケットです。

 と、いうことで、ドラゴンとファルコン9のペーパークラフトを建造中。

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2012年03月30日

ペーパークラフト遍歴(前編)

 宇宙もののペーパークラフトねぇ。いつ頃作り始めたかって。
 このブログに「ペパクラ/科学的遊具」というカテゴリがあるのですが、それを見ると
・「ペーパークラフト MUSES-C」(2004年6月7日)
というのが一番古い記事。はやぶさを作ったのか(本人覚えてません)。最初から太陽電池パドルの支持腕をピアノ線に置き換える改造をしています。素直じゃないな自分。

・「ペーパークラフト M-V」(2004年6月8日)
 翌日にM-V。こちらもJAXAのサイトからダウンロードしたもの。

・「ペーパークラフト H-IIA(3)」(2004年6月10日)
 2日後にH-IIA完成。これは、この年の5月末に筑波宇宙センターに寄った時に、売店で買ったキット(たしか千円くらい)。ペーパークラフトなんて子ども向けの玩具だろうと思っていたのですが、なんとなく気になって買ってしまったのです。
 思い出した。開封して、型紙の枚数が多くてびっくりして、練習がてらに何か作ったほうがいいと思って、はやぶさやM-Vを作ったのだ。
 実はこれが取り越し苦労で、キットのH-IIA、すごく組立やすかったのです。パーツの分割といい、工作のしやすさといい、よく考えぬかれているのが分かりました。むしろ、無料でダウンロードしたはやぶさやM-Vの方が、難しい部分があるくらい。金払わせるだけのことはあると感心。
# H-IIAはバージョンアップされたキットになっています。

・「ペーパークラフト M-3SII(試作品)」(2004年6月11日)
 翌日にオリジナルなM-3SIIの試作品をつくってます。
 H-IIAのペーパークラフトを作って、「これなら自分でもできる」と思ったのです。
 M-3SIIは小学生時代にハレー彗星探査機の打ち上げを見て以来、好きなのですが、過去の機体がJAXAのサイトで立体化されるとは思えず、だったら自分でつくるしかないと。そして、できそうだと。
# 今だと一日で型紙つくるのは無理。若さゆえの過ちとしかいいようがない。

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2012年03月03日

JAXA雛二段飾り

 雛祭りにちなんで雛人形のペーパークラフト。元ネタは野口宇宙飛行士がISS長期滞在中に制作したもの。
宇宙ペーパークラフト(ひな祭り)
 
 型紙もJAXAのサイトで公開されています。
宇宙ペーパークラフト

 野口さんの作例では、お雛さまに山崎さん、お内裏さまが古川さん。
 私はISSに同時滞在した縁で、山崎さんと野口さんを組み合わせて制作しました。型紙ではお内裏さまとして、若田さん、星出さんも用意されているので、古川さんと合わせて二段目に三人並べました。

※明石市立天文科学館1階の宇宙メダカの水槽の脇に展示して頂いています。
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2012年02月20日

ボトルはやぶさ

 ペーパークラフトの記事が続きますが、こちらは2011年9月に作ったもの。
 瓶詰めブラック星博士のあと、周りの方々にそそのかされて制作にかかりました。
 はやぶさを瓶詰め……ボトルシップにするなら、やっぱり瓶はリポビタンDでしょう。
 ということで、瓶の寸法を測って作業開始。
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2012年02月19日

かぐや 1/50ペーパークラフト

 ペーパークラフト「かぐや」です。体育会系ペパクラ職人、酒もっと先生こと阪本成一教授が、国立天文台からJAXAに移って最初の作品。

 型紙は下からダウンロードできます。
月周回衛星「かぐや」ダウンロード

 JAXAクラブからは同じ型紙をカラー化したものが公開されていて、今回組み立てたのはこちら。
実験隊が行く2nd 紙の「かぐや」で月へ行く

 阪本先生のペーパークラフトは「動く部分は動く」「機能を持つ」のが特徴。
 今回の「かぐや」も、「太陽電池パドル展開」「ハイゲインアンテナ展開」「孫衛星の『おきな』『おうな』分離」「LMAG(月磁場観測装置)マスト展開」「LRS(月レーダーサウンダ)アンテナ展開」「UPI(プラズマイメージャー)展開」と、可動部もりだくさん。

 しかしですね、これを全部、紙で再現するとなると、一つのパーツの幅が3mmとか2mmとか1mmとか、紙工作の限界に挑戦するような細かい作業を強いられます。
 「親子で作る科学衛星のペーパークラフト」をうたっていますが、うーん、小学生時代の自分には無理だこれ。難易度調整をした形跡が感じられないんですけど、阪本先生、容赦なさすぎです。

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