塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2015年05月09日

軌道星隊シゴセンジャー10周年

 明石市立天文科学館のローカルヒーロー「軌道星隊シゴセンジャー」がデビューして10年を迎えました。
 思い起こせば2005年4月29日、ゴールデンウィークの科学館イベントのキッズプラネタリウムで衝撃のデビューを果たしたのですが、まさか10年も続くとは誰も思っていなかったはず。
 最初はレッド・ブルーに悪役のブラック星博士の3人で始まったものが(左写真:2005年4月29日)、途中で一般公募のゲストメンバーも加わり、イエロー・ピンク・グリーンにブラックの子分を加えた大所帯が勢揃いした一幕もありました(右写真:2013年7月28日)。

 2015年は連休明けから「シゴセンジャー皐月場所」がスタート。初日の5月9日がプラネタリウムでの10周年ということで、見てきました。なんだか知り合いがやたらと多かったのは気のせいです。

 ブラック星博士初登場の時のネタも盛り込んで、分かる人には懐かしい投影でした。
# あ、今回の写真がない。

 午後はアスピアに会場を移して記念イベントがありました。
・「シゴセンジャー10周年 記念催しに250人 明石」(2015.5.10神戸新聞)

 こちらは事前申込制で、私は参加しなかったのですが、大盛況だったようです。
 市内の小学校に広報したら数日後に枠がいっぱいになったとか。すごいなあ。


posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月19日

特別展「まあるい星展」

 天文科学館で3月から行われていた、たけいさきよさんの写真展「まあるい星展」の最終日。お昼にギャラリートークがあり、その流れで展示室でたけいさんといろんなお話をさせて頂きました。

 たけいさんの作品は銀塩フィルムしかもブローニー版の円形写野。35mm版フィルム用のレンズでブローニー判のフィルムに露光すると、レンズの写野をフルに活かした円形写野になるのです。Photoshopで切り抜いているわけではありません。
 使用しているカメラはかつて天文ガイド誌で頒布していた「ヒノサワさんちのアストロカメラ」。シャッターもファインダーもなく、ほとんどフィルムホルダーみたいな箱です。露光はレンズキャップの開け閉めで行い、ファインダーもないから構図も現像してみるまで分からないとのこと。
# 現像するまで結果がわからないというのは、銀塩時代の写真はみなそうでした。

 デジタルカメラの星景写真は鋭くシャープでかっこいいという印象ですが、今回はなんとなくホワッと手作り感とぬくもりがある感じ。アナログな過程を想像してしまうからなおさらそう感じるのかもしれないのですが。

 星の写真っていいな、と思える写真展でした。大きく引き伸ばした作品を見ることができてよかったです。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月14日

特別ショー「投影機くん、危機一髪!?」

 プラネタリウム20000日イベントの一つとして、午前と午後の投影の合間に特別ショーが行われました。

 プラネタリウム投影機のランプの交換という、普段は客の目に触れない作業をあえて実演するのは、稼働20,000日を舞台裏で支え続けたエンジニアの仕事の一端を紹介したいという思いがあったのでしょう。
 いくらツァイスの製品が優秀とはいえ、50年以上経過している機械ですから、動いているのは常日頃の手入れが行き届いているからこそ。

 「投影機の電球が切れてしまった!」という設定の寸劇でスタート。
 「お客様の中にランプの交換が出来る方はいらっしゃいませんかぁ?」と解説の石井さん。
 「はーい!」
 (いるのかよ!、と全員が心のなかでツッコんだと思う)

 というわけで長尾館長が登場。
 投影機から取り出したのは昔なつかしツァイス製の巨大なランプ。現在は国産のハロゲン球に交換されていて、ランプの寿命も伸び星像もシャープになり、古い機械ながら少しずつバージョンアップしていることもさりげなくPR。
 ちなみに1000Wという規格で、ほとんど電気ストーブ並みの電力消費量です。排熱ファンがなく、放熱用の金網の窓が開いているだけらしいのですが、おかげで音は極めて静か。近年のプラネはメタルハライドランプを採用しているところが多く、投影機の周りは排熱ファンの音がグワングワン鳴り響いて少しうるさかったりします(もっと新しくなるとLEDになっているところもあるのですが)。

 コンデンサレンズがいっぱいの恒星投影球の中の様子も遠目に見えて(タイムスリップはしなくて済みました)、とってもお得感のある経験でした。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

プラネタリウム20,000日

 明石市立天文科学館のプラネタリウム投影機、カールツァイス・イエナUPP23/3が稼働20,000日を迎えました。稼働日数ではすでに日本一を更新し続けているので、その途上の一つの節目になります。
# 年数の区切りは思い浮かべやすいですが、日数の区切りとは考えたものです。

 20,000日を迎えた3月13日、記念イベントの一つ「プラネタリウム20,000日!語らナイト」が開催されました。
 プログラムは講演3本。進行の井上さんも最初から時間通りに終わらない雰囲気を漂わせています。

 トップバッターは大阪市立科学館の渡部義也さん。「大阪市立電気科学館の誕生日」ということで、実は日本最初のプラネタリウムだった大阪市立電気科学館の開館日が奇しくも3月13日。1937年のことですから2015年から遡ること78年前。電気科学館にプラネタリウムが入ることが決まったのはかなり後の段階で、元はスケートリンクを作る予定だったとか、建設が始まってから図面を引き直したとか、なんだそれは。1945年3月13日には大阪大空襲に遭いますが、電気科学館は奇跡的に焼け残り、1989年の閉館まで星を映し続けました。

 続いては天文科学館の館長を長らく務められた河野謙三さん。開館前に地域の天文ファンを集めて話を伺う機会を設けたとか、ツァイス・イエナの投影機は名古屋に導入される予定だったものが伊勢湾台風の影響でキャンセルされて明石にやってきたとか、入館者を増やすために学習投影を行ったとか、当時のさまざまなエピソードをご紹介いただきました。

続きを読む
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

星の友の会例会(2014年度第4回)

 明石市立天文科学館星の友の会の例会。
 宇野さんから地学オリンピックのお話。意外にのんびりしたムードらしい本大会(集合時間に誰も現れずに30分過ぎてやっとこ集まるとか)。参加チームのお国柄ぶり、本大会前のサンドアート製作などなど、参加された方ならではのたくさんのエピソード。私が高校生の頃に門が開かれていたら、チャレンジしたかったなあ。
# 全く方向性は違いますが「高校生クイズ」は参加したことがあります(予選3問目敗退……だめじゃん)。

 伊藤さんから天体写真画像処理の勉強会のお誘い。これは参加したい。

 科学館の石井さんからALMA訪問記。今回は素敵な動画付きの完全版。

 長尾館長からは「プラ『レア』リウム巡り」予告編。マジでやるんですかそれ。巡り終える気がしない……
# 「でも福田さん行くんでしょ」とか気軽に言われるのはなんでなんだぜ。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

天体観測室一般公開(2月14日)

 土曜日の10:45〜13:00に行われてる明石市立天文科学館の16階天体観測室一般公開。久々に2週続けて担当に入りました。今回は雲ひとつない晴天。季節柄、強風でシーイングはよくありませんが、透明度は文句なし。

 青空の中に輝く金星を導入し、最初から最後まで曇ることなく観望できました。
 写真は人並みの切れた時にiPhoneのカメラで撮影したもの。きちんと光軸を合わせていないので片ボケ状態ですが、金星がぽつんと輝いている様子は分かります。

 左写真はカセグレン式反射望遠鏡の説明用に作った模型。元はウエットティッシュの筒箱とセロハンテープの芯と使い古しのペンの軸です。たまに壊れるので定期的に回収して補修しています。まだ目立たない範囲ですが少しずつ痛みが出てきたので、そろそろドック入りかなあ。
# 何年前につくったのかと思って、自分のブログを検索しても出てこなかった。

 右写真はHα太陽望遠鏡コロラドP.S.T.望遠鏡。
 長らくカメラ三脚直付というか普通の2Wayカメラ雲台に載せて使ってきたのですが、微動がなくてあまりに不便なので、ポルタ経緯台を持ち込んでいます。三脚は科学館のもので、これが極めて頑丈。
 取付けアダプタも自作。自分でもP.S.T.を持っているので、こちらは現物合わせでピッタリの寸法で作ってあります。木材とL字アングルむき出しで無骨ですけど、こちらは見栄えより実用性優先。
 観望会に使う機材の使い勝手は大事ですよ。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月11日

「太陽系外惑星」勉強会

 国際天文学連合では太陽系外惑星系の名前を募集するキャンペーンを行っています(参加資格は天文に関する非営利団体)。
 明石市立天文科学館星の友の会もエントリーしていて、今回はこの企画に携わっている大西浩次さんをお招きして勉強会を行いました。
# 大西さんは星景写真家として素晴らしい作品をたくさん撮られていますが、本業は長野高専教授。

 お話のポイント。
 まず地球が「惑星」であることが認識されたのがガリレオ・ガリレイ以降。たかだか400年。天体望遠鏡による観測(ガリレオ衛星など)と慣性の法則の発見が地球が動いていることを説明する裏付けに。地球が世界の中心でなくなった。
 太陽系以外に惑星があることがわかったのは1995年のペガサス座51番星。それまで20年近く観測してきたのに一つも系外惑星は見つからず、太陽系の存在が唯一のものだった。
# 現在は世界各地の観測やケプラー衛星の観測でうじゃうじゃ候補が見つかっています。

 系外惑星が見つかっているのは明るい星。多くが双眼鏡で見えるクラス。肉眼で見える星もいくつか。
 惑星は小さいため、ドップラー法にしてもトランジット法にしても太陽系から比較的近い星でないと検出ができない。結果的に比較的見やすい星で見つかっている。これが個人的に今回いちばん「へぇ」と思ったところ。系外惑星が見つかった星はカタログ番号(グリーゼ○番とかHD○○番とか)で表記されるのが普通なので、大望遠鏡でないと見えない星だとばかり思い込んでいました。

 系外惑星というと太陽近傍を回る木星クラスの大惑星(ホット・ジュピター)の印象が強かったのですが、これも初期の観測に引っかかりやすかっただけで、現在は天王星・海王星クラスの氷惑星がいちばん多く見つかっているそうです。

 というわけで、名前をつける候補の惑星系は道具を使えば見やすい、あるいは写真にも写りやすい天体が多いということで――もちろん惑星が写るわけではなく母星の恒星だけ見える/写るのですが――なかなか面白そうな気がしてきました。意外に身近な存在なんですね。
# フォーマルハウトやポルックスなど有名どころは母星の名前は外して惑星だけの命名になるとか。そりゃそうだ。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

星の友の会天体観望会

 明石市立天文科学館の星の友の会会員向けの天体観望会。たしか年に2回企画されています。
 今回は午後遅い時間に雲が出てどうなるかと思ったのですが、幸い回復。「但し天気晴朗なれども風強し」という状態で、むちゃくちゃ寒かったです。

 最初に玄関前で8cm屈折で金星。その後は16階の天体観測室に上がって、40cm反射と15cm屈折で、M45(すばる/プレアデス星団)、M42(オリオン大星雲)、M37(ぎょしゃ座の散開星団)、木星、ラブジョイ彗星、うさぎ座R星(クリムゾンスター)を観望しました。
 シーイングはどうしようもない状態でしたが(木星の縞模様は何とか見えた)、透明度はまずまずだったので、M42などは明石の空としてはなかなか見ごたえありました。
 久々に見たうさぎ座R星、10月末の極大から3ヶ月ほど過ぎて1等ほど減光した姿ですが、前に見た「真っ赤」という印象よりは少しオレンジがかった色でした。それでもベテルギウスやアンタレスよりは赤いのですが、薄雲越しだったこともあるのかな。色の感じ方はなかなか面白いです。
posted by ふくだ at 23:46| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほしとも☆キッズ135「My望遠鏡を作ろう!」

 定番の天体望遠鏡工作。
 今回は星の手帖社の「組立天体望遠鏡 35倍」を採用。って私が担当したわけではなく、通りすがりでお手伝いさせて頂きました。
 天体望遠鏡工作キットとしてはオルビィス社の「コルキット スピカ」と双璧ですが、後発の星の手帖社のものは接着剤不要のスナップフィットプラモデル感覚。工作の充実感は大人としては物足りないくらいですが、実使用面はよく考えられています。

※2011年に書いた比較記事→こちら(情報が少々古いので後で修正します)

 工作自体は接眼レンズの組み付けを慎重にという程度で、さほど難しいところはありません。
 完成後は外に出て地上の景色で練習(というか遠くに天体写真を貼り付けてそれを導入)。

 35倍ともなると視野が狭くて導入に苦労するのですが(一般家庭にあるような三脚の雲台だと角度の微調整も難しい)、意外にみなさん健闘されてました。今回、風速15m/s(最大瞬間風速20m/s強)という強風下で、これだけはちょっと厳しかった。何台か三脚ごと風で倒されてました(ていうか私が持参した望遠鏡も目を離した隙に架台ごと転倒)。
# 買ったばかりの架台に傷が入っちゃいましたが、帰宅して点検したら修復可能な範囲でした。ほっ。

 夕方からの友の会の観望会で、何名かは早速、完成した望遠鏡を空に向けられていました。嬉しいですね。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

プラネタリウム初め

 この投影でした。これでいいのか2015年。
posted by ふくだ at 23:45| Comment(0) | 明石市立天文科学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。