塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2014年03月07日

ビューティフル・ユニバース展

 明石市立天文科学館の特別展「ビューティフル・ユニバース展」。「美しさ」という視点から宇宙を見つめる展示を組んでいます。普段の展示なら科学的理解に重きを置くのですが、今回は天文・宇宙を軸にしながらも「きれい」「かっこいい」の角度から眺める感じ。

 特別展の一角に天文・宇宙にまつわる切手のコーナーがありまして、そこに私の所蔵物を出展させて頂いています。

 切手は小学生の頃に集めていました。「ドラえもん」で切手収集をテーマにした回があって、それに触発されたというまことに分かりやすい動機です。切手収集は昔からある趣味ですが、長いこと続けるのはそれなりに根気と財力が必要で、私も数年と続きませんでした。ただ、むかし取った杵柄ということで、郵便局で天文や地図や地理やお城にまつわる切手を見かけると、今でもつい買ってしまいます。

 そんなこんなで本体のサイトに「切手の星空」というコーナーをつくっていて、今回は天文科学館からお声がけ頂いた次第。アクリルフレームに収められると、なんだかかっこ良く見えます。普段は本棚に収まっている切手ですが、こうして皆さんの目にふれて頂く機会を頂けたのはありがたいです。

 私の切手と同じケースに後藤晶男さんのコレクションも展示されています。私のものは日本国内中心ですが、今回の後藤さんの出展は海外の切手がメイン。
 天文・宇宙はたびたび切手の題材になります。面白いところでは小さな国が外貨稼ぎ目的できれいな切手を販売することもあり、まるで宇宙開発に縁のなさそうな国がアポロ計画の切手を出していたり。

 実物の切手の脇にポンと置かれているモニタですが、これが実はすごい。
 「切手で見る世界の科学技術の発展」というテーマで、世界中の切手を集めて、天文だけでなく科学全般の歴史を振り返ります。以前、つくばエキスポセンターで開催された特別展をデジタル化したもので、見始めると引き返せなくなります。
# 実はこの特別展、たまたま見ました。とこさんのレポートが天文・宇宙視点で楽しいです。

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2014年02月09日

星の友の会観望会

 2月9日は星の友の会観望会。
 天文科学館の星の友の会会員限定の観望会で、ここ数年は年に2回開催されています。

 今回の参加者は少し少なめの20名ほど。前日の雪からの寒さが残り、外に出にくかったのかもしれません。
 一方で天候は回復し、寒空にこうこうと月が輝いています。参加者全員が16階観測室に上がり、時にはリクエストをまじえながら順番に望遠鏡を覗いていきます。

 以下、覚えている限りの見た天体(順番は前後しているかも)。
 月→木星→M45(すばる)→M42(オリオン星雲)→ベテルギウス→カストル→M35(ふたご座の散開星団)→h-χ(ペルセウス座二重星団)→クリスマスツリー星団(いっかくじゅう座・NGC2264)→おおいぬ座145番星(二重星)→月→木星。

 月明かりのために散開星団は地味目の見え方でしたが、40cm反射望遠鏡で見たM42の主要部が意外によく見えたことと、初めて見たおおいぬ座145番星の美しさが印象に残っています。おおいぬ座145番星はオレンジと青のアルビレオに似た組み合わせのペアですが、落ち着いた色合いで和の趣という感じ。よい二重星です。

 時間を置いて観望した木星は、衛星の移動が確認できました。気分はガリレオ、というのは大げさですが、2時間ほどで天体の移動を実感できるのはなかなかおもしろいです。
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2014年02月01日

プラ寝ころがリウム

 座席交換工事中の明石市立天文科学館のプラネタリウム。
 旧座席の搬出が終わったタイミングで特別企画「プラ寝ころがリウム」が行われました。真っ平らになったドームの床に寝転んで満天の星空を眺める投影です。

 と書くぶんには簡単なように思えますが、なにせドーム内は工事中。同じ階の天文ホールで説明を受け、土足をスリッパに履き替えてドームに向かいます。

 土日で作業は止まっていますが、周囲の壁は青いカバーで傷や埃がつかないように覆っている状態。投影機も工事期間は覆いをかけられていますが、電装系の部品の固着を防ぐ暖機運転を兼ねての企画で、この週末だけはカバーを外して凛々しい姿を見せていました。

 椅子がなくなり、カーペットを敷き直したドーム内は、予想以上に広々とした空間。
 思い思いに敷物を敷いて寝そべる参加者たち。弁当と飲み物があれば花見が始まりそうです(もちろんドーム内は飲食禁止)。

 しかし椅子のない違和感はただならぬものがあります。見慣れた投影機も視点が低いと妙な迫力を感じます。

 解説は井上さん。星座絵を使わず、ポインターだけでのシンプルな星空案内。外に寝転んで星空を見上げている、というシチュエーション。

 リクライニングした座席の時より視点は1mほど下がっただけですが、見える星空の印象はずいぶん違います。ドームの地平線はふだんさほど意識することはないのですが、寝転がるって見ると大きな穴の中から星空を見上げているよう。いっぽう星空は地平線から立ち上がるので、いつもより広い範囲が視界に飛び込んできます。強いて言えば自分の目が超広角レンズになったみたい。

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2014年01月19日

プラネタリウム現座席ラスト投影

 明石市立天文科学館のプラネタリウムは現役日本最古かつ日本最長寿ですが、これは投影機の話。
 座席の方は何度か入れ替えが行われ、現在(2014年1月)の椅子は1998年のリニューアルオープンの際に設置されたもの。震災前の座席数は400席でしたが、この時に350席に改められました。私が天文科学館に通い始めたのも同じ年で、ふかふかした座り心地の良い椅子だと感じたのを覚えています。
# 明石と同じ20m径ドームで同心円状の座席配置だった渋谷の五島プラネタリウムは453席、名古屋市科学館の旧天文館は450席でした。

 それから19年。投影機は2002年と2010年にオーバーホールが行われましたが、今回は座席の交換が行われます。1月14日から3月14日にかけてが更新工事で、現在の座席は1月13日が最終日。
 ふだんの天文科学館のプラネタリウムは全席自由ですが、最終日の最終投影は全席予約制として、座った椅子のナンバープレートを後日プレゼントする企画が行われました。

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2014年01月18日

図書館天体観望会

 明石市立図書館を会場に「図書館天体観望会」が行われました。
 明石市立天文科学館と明石市立図書館と兵庫県立図書館の連携企画。

 明石市立図書館と兵庫県立図書館は明石公園内にあり、一続きの建物になっています。
 明石市立図書館は神戸市民でも貸出を受けられるので、以前、私も貸し出しカードを作っていた時期がありました。兵庫県立図書館は子午線の調べ物をしている時に、ここにしかない蔵書があって、神戸市立図書館経由で資料の貸出を受けたことがあります。
# よその街の図書館でも昔取った杵柄で郷土資料室なんかはお世話になります。

 今回は前半が星のお話で、三者の三題噺。そして後半が観望会。
 図書館の方々はさすが本の紹介には長けていて(最近はビブリオバトルなんてイベントもありますし)、竹取物語と星新一を紹介されたのですが、いずれも手にとって読んでみたくなるようなお話でした。
 竹取物語では、かぐや姫に求婚した5人の貴人のうち、「大伴御行の大納言」が明石と縁があるそうです。「龍の首に五色の光ある玉」を持って来いと言われて、最初は家臣を使いに出しますが、みなさん真に受けずに成果が上がりません。大伴は武門の家系なので本人自ら船に乗って出陣しますが、九州方面に向かったものの暴風雨に襲われて(龍の迎撃でしょう)さんざんの体で漂流。流れ着いたのが播磨の国の明石の浜、という次第です。
# Wikisourceの竹取物語では「6」の段が大伴御行の大納言の話。この段の前から3/4あたりに「播磨の明石の濱」が登場します。

 もののついでに検索したら、5人の求婚者のうち3人(阿倍御主人、大伴御行、石上麻呂)は実在の人物で、いずれも天武・持統・文武天皇に使えた人たち。なので竹取物語の舞台は白鳳期から奈良時代初頭になります。てっきり平安時代が舞台と思ってました(かぐや姫も十二単で描かれることが多いですし)。
# 白鳳期から奈良時代初頭だと高松塚古墳壁画みたいな衣装のはずですが、歌舞伎の忠臣蔵みたいに時代だけさかのぼった設定にしたのかも。

 星新一のショートショートは面白いんですけど、ブラックな話が多くて、読んでてたまに空恐ろしくなります。私が読んだのは中高生の頃でしたが、はりま宇宙講座の会場に使った小学校の図書室で星新一の本を見かけた時はドキッとしました。今回図書館の方のお話を聞いて知ったのは、星新一は推敲に推敲を重ねて言葉遣いも子どもに分かるようにしていたということ。なるほど子どもの頃からあれを読んでたら世の中の見方が多面的になるかもしれません。

 当日は昼間からベタ曇で観望会はほとんど諦めていたのですが、どういう風の吹き回しか、お話が終わる頃には雲が切れ、ちゃんと観望会も遂行。だれの行いが良かったのでしょう!?
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2014年01月13日

シゴセンジャー初場所

 1月11〜13日はシゴセンジャー「初場所」投影。14日以降はプラネタリウム座席のリニューアル工事に入るので、天文科学館のドームでの公演(投影)はしばらくお休みになります。
 今回はいつになくハプニングだらけの投影でしたが、みなさんアドリブで乗り切ってしまうのが素敵。ブルーがブラックにツッコミを入れるシーンとは珍しいものを見ました。
 終わったあとの記念撮影は相変わらずの長蛇の列。子どもたちから大きなお友達までまんべんなくファン層が広がっています。

 キッズルームの本棚の展示。タイ・ファイターにブラック星博士って、いやそれは衣装の元ネタが……
 2階の天文ホールでは子ども向けの工作コーナーが解説されていて、シゴセンジャーの折り紙もありました。折り方はスタッフが考えたものだそうです。へぇ!
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2014年01月05日

2014年カレンダー

 天文科学館の2014年カレンダーを調達してきました。
 さっそく家に貼ってみましたが、なんだこの悪役に見下されている感は……
 なんだか部屋を征服されてしまったようです。
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特別展「軌道星隊シゴセンジャー」

 1月1日〜13日までの間、特別展「軌道星隊シゴセンジャー」が開催。3階の特別展示室ではカレンダー展が行われているので、2階の天文ホール・プラネタリウムロビーを使ったミニ展示。

 一つ目のケースはこれまでにシゴセンジャーが紹介された媒体、2つ目のケースはシゴセンジャーのグッズで、販売されたものだけでなく投影で使われた小道具も含まれています。初回登場時でブラック星博士が使った名札とか、懐かしい。ていうかよく捨てずに取っておいたものです。

 いつぞやの投影でシゴセンジャーブルーを操るのに使ったコントローラー。「悪」ボタンって押したら何が起こるのやら。

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ツァイス初め

 2014年のツァイス初め。
 今年は博物館初めとプラネタリウム初めとツァイス初めが全部違う館になりました。年初に天文科学館に行けば一ヶ所で済むのですが、今回は長めに帰省していたのでこうなった次第。

 しかし夜行バスで帰神して、荷物を置いて明石へ出かけて、そのままプラネタリウムを見に行って、寝ないわけがありません。
 高速バスの3列シート(しかも今回はプレミアムドリーム号)よりプラネタリウムのほうがよく眠れてしまうメカニズムについて、プラ寝たリウム学会は本格的な研究に取り組むべきだと思います。

 そうか、プレミアムドリーム号の窓側席はコンセントがついてるから、ホームスターを持ち込んで上映しながら寝ればいいのか!
# 他のお客さまの迷惑です↑
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2013年12月19日

電波時計用リピータ

 明石市立天文科学館に情報通信研究機構(NICT)が開発した「電波時計用リピータ」が展示されています(〜2014.3までの予定)。
 右側写真の左側の黒い箱状の物体がそれ。LANケーブルがつながっているので、傍目にはルータやモデムのように見えます。

 電波時計は時報を載せた標準電波を受信して、一日に1〜数回、時刻の校正を行っています。
 福島県の大鷹鳥谷山(おおたかどややま)と佐賀・福岡県境の羽金山(はがねやま)の2ヶ所に送信所があり、大鷹鳥谷山が40kHz、羽金山が60kHzの標準電波を送信しています。
# ちなみに中波ラジオの周波数は526.5kHz〜1,606.5kHzで、40kHz/60kHzの標準電波を受信することは出来ません。

 日常生活上では十分な精度を保つ電波時計ですが、標準電波を受信できない場所では普通のクォーツ時計になってしまいます。例えば地下街や鉄筋の建物内は構造上、電波が届きにくい場所です。
 また関西は2ヶ所の標準電波送信所のほぼ中間地点にあるため、両方の標準電波を利用できる反面、信号の強度は若干弱くなっています。私の経験した範囲では、木造家屋は問題ありませんが、鉄骨や鉄骨の建物内は場所によりけりという感じ。せっかくの電波時計が性能を発揮できないのです。

 そこで!
 さっそうと登場したのが「電波時計用リピータ」。
 超小型の標準電波発信機です。これさえあれば地下街でも鉄筋の建物内でも大丈夫!

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