塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2012年10月27日

護衛艦「ひゅうが」一般公開

 神戸で行われる防災訓練に参加するため、護衛艦「ひゅうが」が新港第四突堤に来ていました。全通甲板を持つ空母に似た船型で、全長197m・全幅33m・基準排水量:13,950トン。海上自衛隊の護衛艦では最大の船ですが、さほど大きく感じなかったのは神戸港で客船を見慣れているせい。
 日本国籍最大の客船「飛鳥II」は全長241m・全幅29.6m。瀬戸内海を毎日往復している阪九フェリーの「やまと」級も、全長195m・全幅26.4mで、横から見たら同じくらい。
# 第二次大戦中の空母も調べてみるとたいがい全長200m超。

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2012年10月14日

JA2012国際航空宇宙展・航空編

 航空部門の最大の注目株は三菱飛行機のMRJ(Mitsubishi Regional Jet)。YS-11以来の国産旅客機計画です。今回は胴体のモックアップが展示されていました。当初の計画では2011年に初飛行が済んでいる予定でしたが、設計変更もあって2013年に延期。こうした開発遅延はよくあることですが、本来なら今回の展示でドドーンと実機のお披露目をしたかったんだろうなぁ。

 一般公開日のモックアップは外から見るだけで、中には入れませんでした。さほど頑丈に作ったわけではないでしょうから、これは仕方ないかもしれません。「写真撮る方はこちらの列に並んでくださーい」と言われたので、並んでいたら、本人とモックアップの写真を係員が撮ってくれる「記念撮影」の列でした(苦笑)。
 私はあまり飛行機に乗らないので、機内の空間の広さはよく分からないのが正直なところ。

 ボーイングとエアバスは模型だけの展示。というか、この2つの会社の旅客機は展示場に持ってくるのは無理。ボーイングは787のシミュレーターらしきものがあったのですが、カーテン閉まりっぱなしでした。そういえば写真も撮っていません。

 ANAのブースでは客席の実物(エコノミークラスと上級席)と、歴代CAの制服が展示してありました。客席は両方座ってみましたが、鉄道の普通席とグリーン車なんて目じゃないほどの格差があります。普通席とグランクラスくらい?

 川崎重工はヘリコプターの展示。回転翼機は実機の展示を行なっているブースがいくつかありました。
 模型では新型哨戒機P-1と、開発中の輸送機XP-2を展示。XP-2は民間モデルの模型もありました。
 あれ、川重の写真も撮ってない……川重は神戸にカワサキワールドもあるので、いつでも見られる気がしてしまうんですよ。

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JA2012国際航空宇宙展・宇宙編

 名古屋で開かれたJA2012国際航空宇宙展を見学してきました。国際航空宇宙展は(社)日本航空宇宙工業会が主催し、最近は4年に一度のペースで開催されています。
 博覧会ではなく、企業の見本市で、会場には大小さまざまな航空宇宙関係の企業のブースが並びます。
 6日間の会期のうち、前半の4日は「トレードデー」で、これは関連企業の商談の場。一日重複して後半の3日が「パブリックデー」で、こちらが一般公開日です。私が訪問したのは最終日で、企業によっては既に撤収しているブースもありました。商談が済めば仕事は済んだという感じで、ドライな世界です。
# 最終日の午後になると客の前で片付けを始めているところも少なからずありました。びっくり。

 会場は大きく3つに分かれ、大ざっぱに航空・宇宙・イベントのロボコン会場という区切り。まずは宇宙関係から。

 主催者展示の一角に、水戸の中川さんのロケットのペーパークラフトが展示されていました。ゴダードのロケットから、フォン・ブラウンのA-4(V2)、そしてスペースXのファルコン9に至るまで、歴代のロケットがずらり。図入りの年表の前に、アメリカ・ロシア/欧州/他・日本の3段構成で模型が並んでいて、年代別の宇宙輸送手段の進化が一目でわかります。常に人が途切れることなく、撮影名所になっていました。

 このうちL-4SからM-3IISに至る宇宙科学研究所のロケットは、私の型紙を組んで頂いたもの。IHIとかNECとかアリアンスペースとか、関係各社が軒を列ねた一角に私の関わったものを置いて頂いているわけで、とんでもない檜舞台です。

 IHIのブース。グループ会社のIHIエアロスペースは、日産自動車の航空宇宙部門を買収したもので、元は富士産業/富士精密工業にさかのぼります。糸川英夫博士とともにペンシルロケットを開発した名門。ということで、糸川博士の指示書が額装して展示されていました。今となっては貴重な資料です。

 こうのとり3号機の大気圏突入の様子を捉えた「i-Ball」の実物大模型。球体は耐熱シールドで、内部の本体はパラシュートを開いて海面に着水します。「回収しないんですか?」と尋ねたら、「出来ないことはないのですが、費用がかかりますので……得られたデータは衛星経由で受信しています」とのこと。
 ちなみにIHIエアロは「はやぶさ」の再突入カプセルも担当しています。

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2012年08月08日

JAXA宇宙科学研究所

 今回は仕事がバタバタしていて、ほとんど予定を決めずに帰省しました。
 熱いので外を歩くのは面倒、ということでインドアコース。まずは相模原のJAXA宇宙科学研究所。2011年10月にも来たので、さほど変わったものはないのですが、なんとなく訪問。
 「はやぶさ」模型が「はやぶさ2」仕様になっていましたが、目立つ変更点はそれくらい。
# ビデオを上映する大きなモニタが設置されていました。

 いま開発中を含めて打上げを待っているのは、たしか、小惑星探査機「はやぶさ2」、水星探査機「ベピ・コロンボ」、X線天文衛星「ASTRO-H」の3機。あとイプシロンロケットに載せる小型衛星。これらのプロジェクトは、もう少しスペースを割いて紹介しても良いかなぁと感じました。

 ダンボールと貼りパネで出来たイカロス模型。手作りテイストが素敵。裏にはミッション関係者のサインも。

 宇宙研の食堂は業者が変わったそうで、JAXA丼なるメニューもありました。オムライスの玉子を星型に抜いて、ソースにオクラ(断面が星型)を散らしたものですが、これだけで楽しくなるから不思議。外来者向けのメニューだと思いますが、食堂で「JAXAのお客様〜」と呼び出されるのはちょっと恥ずかしいです。
 しかし券売機にある「カレー魔王」「カツカレー魔王」ってなんだ?

 生協が夏休みだったのが残念。生協は教職員や学生のためのものだから仕方ないですが、おみやげ売り場はどこかに設営してもらえると嬉しいなと思います。
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2011年10月30日

はやぶさ帰還カプセル特別公開 in 倉敷

 「はやぶさ帰還カプセル特別公開 in 倉敷」に出かけてきました。はやぶさのカプセルは何度も見ているのですが、併設の企画展が充実しているので、そちらを見たかったのです。最初は船で行こうかと思ったのですが、福原さんが車を出してくださるということで、ご好意に甘えました。

 会場のライフパーク倉敷。倉敷科学センターもここに入っています。玄関の外まで列が伸び、土日の間は常に30分〜1時間待ちという人気ぶり。建物内に入っても、列が続きます。

 まずは企画展会場。入口には「はやぶさ」関連書籍がまとめて展示されています。はやぶさプロジェクトマネージャーの川口淳一郎教授のサイン本が、一冊だけ、混じっていました。

 企画展の目玉といえるイオンエンジン展示。3台のエンジンがテーブルの上に並んでいます。

 ひときわ大きな物体は、マイクロ波イオンエンジン初号機「YOSHINO-1」。イオンエンジンそのものは以前から人工衛星の姿勢制御に使われている技術なのですが、「はやぶさ」で新しかったのは、長寿命化してメインエンジンとして使える水準を実現したこと。長寿命化の肝となるマイクロ波加熱を用いたイオンエンジンの世界初の試作機がこの「YOSHINO-1」で、1988年に完成しています。性能は「搭載できるレベルには程遠い」ものだったそうですが、それが25年後に実を結ぶことになります。

 左写真は「はやぶさ」に搭載されたイオンエンジン「μ10」の地上耐久試験モデル。小惑星の往復に用いるためには14,000時間(≒1年7ヶ月)の間、エンジンを吹き続けなければならないのですが、実機に装備する前に、地上で耐久試験を行った試験機です。大きさ、出力とも実機とほぼ同等。18,000時間(≒丸2年)の連続運転を行った実績があります。イオンジェットを吹き出すグリッドが真っ黒になっていることが、過酷な試験を耐えぬいた証。

 アクリルケースに収められたものは「μ10」の模型。前記2つの試験機展示品で外されている中和器も、この模型には取り付けられています。小惑星往還飛行を成し遂げた本物は大気圏再突入時に消滅しています。

 はやぶさが還ってきたのは2010年6月13日。その翌日は、新聞各紙のトップを「はやぶさ帰還」の記事が飾りました。左端は同年11月16日、はやぶさのカプセルに入っていた微粒子がイトカワ由来と確認された時の号外。どれだけ一般の関心を集めたのかを物語る資料です。

 はやぶさチームの広報担当として活躍した寺薗淳也さん(現:会津大学助教)のコーナー。はやぶさに関する「20の質問とその回答」という大きなパネルがドーンと壁にかかっています。
 2005年11月のイトカワへのタッチダウンを実況したブログ「Hayabusa Live」は寺薗さんの手によるもの。更新場所に積み上がっていくリポビタンDの空き瓶の数は、海外でも話題になりました。

 こちらは当時、そのブログの更新に使われたキーボード。うっすらと黄色味を帯びているのも、時代を感じさせます。リポビタンDの箱に乗せてあるのは、タッチダウン当時の様子の再現。

 左写真は、はやぶさの計画名「ミューゼスC(MUSES-C)」をもじったパロディラベル。@GUMDROPap9さんの作品。見れば見るほど作りこまれていて、うならされる一品。右写真は、私が作ったはやぶさボトルシップ。この2本、写真に収めている人がたくさんいらしてありがたかったのですが、みなさん指さして笑いながらで、どう見ても3枚目の役回り。

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2011年10月29日

山陽・鉄道フェスタ2011

 友人たちと山陽電車の東二見車庫の一般公開に出かけてきました。

 今回は「時のまち・明石」ラッピング編成が入庫していました。方向表示幕を見ると「特急」「明石」。遊んでますね。これが走り始めた当時は半年間の期間限定というので、写真を撮りに走りまわったのですが(これとかこれ)、2年たった今も走っています。

 この車両、運転台に入れてもらえたので、並んで中に入ってきました。鉄道は好きですが、現役車両の運転台に入ったのは初めてです。

 空気バネ。いわゆるエアサスペンションです。左が空気を入れた状態、右が空気を抜いた状態。空気を抜くとレールの振動が直に車体に伝わって、ゴロゴロとした乗り心地になります(昔の碓氷峠とか)。

 普通列車で使われている3000系そろい踏み。
 これも方向表示幕は「急行・藤江」「特急・西代」「S特急・網干」。完全に遊んでます。

 鉄道部品のバラし売りコーナーで見つけたマウスパッド。電車の床材の再利用。PCをノートに変えて、テーブルの上で使うマウスパッドが欲しかったので、買ってみました。
 変わった物では、踏切警報機のスピーカー2個一組5,000円というのが残っていました。「アンプに繋げばちゃんと音なりますよ。何なら警報の音源も付けますから」って、誰が家で使うんだそんなもの。
 ものすごい物では、車両が2両、売りに出ていました。現物展示はなかったのですが、価格応相談、輸送の手配は購入者負担だそうです。
 あと、クルップ社製のレールがありました。兵器メーカーとして有名ですが、そういえば元は鉄鋼会社でした。

 このイベント、3年前にも行ったことがあり、内容はさほど変わっていないので、詳しくはその時のレポートを。
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2011年10月10日

宇宙科学研究所

 JAXA相模原キャンパス、少し宇宙に興味のある人は「宇宙科学研究所」の略称の「宇宙研」や、英語の略称の「ISAS」(Institute of Space and Astronautical Science)と読んでいます。
 日本国内の宇宙関連施設では、種子島宇宙センターの知名度がずば抜けていますが、この相模原も小惑星探査機「はやぶさ」の故郷として、いちやく有名になりました。本館一階ロビーを利用した展示室が設けられ、常時公開されています。

 前に来たのは「あかつき」「IKAROS」が組み立てられている最中の2009年末。ほぼ3年ぶりの訪問。この間に「はやぶさ」の帰還があり、「あかつき」「IKAROS」の打ち上げがあり、「あかつき」は今なお金星目指して飛び続けています。ISASでは現在、C型小惑星を目指す「はやぶさ2」と、欧州と共同で水星を目指す「ベピ・コロンボ」の2つの計画が進んでいます。それからM-Vの後を継ぐ固体ロケット「イプシロン」の開発。写真は計画中の「はやぶさ2」模型。

 説明員の方がとても気さくで、私達のグループにずいぶん時間を割いて説明をして下さいました。他にも見学者の方いらしたのによかったのかしらん。ていうか、うちらが質問攻めにしていたのか、もしかして。とにかくありがとうございました。

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2011年10月09日

南極観測船「宗谷」

 船の科学館の展示の一つとして公開されてきた南極観測船「宗谷」。
 科学館本体は2011年9月末で休止してしまったのですが、その後も「宗谷」の公開は続けられています。乗船無料ですが、入り口で維持のための募金が呼びかけられています。たまたまメンテナンスの谷間だったのか、羊蹄丸側の外壁の錆がずいぶん目立ったのが気になりました。日本の宝と言うべき船なので、ぜひとも保存公開を続けたいものです。

 この小さな船で、よくぞ六度も南極へ挑んだものだと、見るたびに心を動かされます。
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2011年09月24日

南極観測船「しらせ」一般公開(神戸港)

 南極観測船「しらせ」が神戸に寄港しました。一般公開があったので、明石の星の友の会の福原さんを誘って出かけてきました。
 見学レポートは本館に掲載しました。

 日本の南極観測船は「宗谷」「ふじ」「しらせ(初代)」「しらせ(二代)」と、4代に渡っていますが、今回の2代目「しらせ」一般公開で、4隻全てを訪問しました。

・「宗谷」→東京・お台場の船の科学館前に係留。一般公開中。
・「ふじ」→名古屋港に係留。一般公開中。
・「しらせ(初代)」→2005年の高松寄港時に見学。現在は船橋港に係留。「SHIRASE」と改名して一般公開中。
・「しらせ(二代)」→現役の南極観測船。

 南極観測船、いいですよ。特に「宗谷」は機会があれば、ぜひ見学をお勧めします。
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2010年09月04日

海上自衛隊呉資料館

 街の中に潜水艦が横たわっているのが、海上自衛隊呉資料館。呉市海事歴史科学館の隣にあります。
 展示されている潜水艦は「あきしお」。1976〜1986年にかけて建造された「ゆうしお」型の7番艦。海上自衛隊の潜水艦は全て神戸でつくられているのですが(三菱と川崎が一隻ずつ交代で建造)、「あきしお」は三菱神戸造船所の生まれ。
 ちなみに現在建造されている「そうりゅう」級を基準にすると、「あきしお」は3世代前の船で、同じクラスはすでに全艦退役しています。以上、全てWikipedia情報。

 しかし、地上にこれがあるのは、なんともシュールな眺めです。
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