塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2014年04月29日

宇宙戦艦ヤマト2199原画展

 池袋の西武百貨店で開催していた「宇宙戦艦ヤマト2199原画展」を見てきました(〜5月7日)。
 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年に放送されたSFアニメの金字塔ですが、リメイク版の「宇宙戦艦ヤマト2199」が2013年に地上波で放送され、こちらは私も見ていました。作画も現代風になり、設定や演出の矛盾点も新しい解釈を加えて整合性をとり、元のストーリーの面白さもあって、私の周囲では概ね好評でした。
# 他に見ていたアニメは「宇宙兄弟」ですが、これも放送終わっちゃいました(こちらはあとで続編作ると思いますが)。

 上京と原画展の期間が重なっていたので、こちらも見学。
 艦船や航空機などのメカものと、登場人物、舞台となる施設や惑星や空間の設定などさまざまな原画が並んでいます。私は艦船のたぐいが好きなので、そちらを中心に見てきました。ヤマト登場以前の地球防衛軍の艦艇とか敵側のガミラス艦とか、ヤマトよりもそっちのほうがかっこ良く思えてしまうのですが、脇が魅力的だからこそ主役も引き立つというわけで。

 会場出口には例によって関連グッズの売店が展開されていました。あの空間を財布を無傷のままに突破するのは困難ですが、死中に活を見出して脱出しました。


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2014年04月26日

東京国立博物館

 キトラ古墳壁画展のついでに東京国立博物館の常設展も見てきました。
 「ついで」と書きましたが、日本を代表すると言ってよい博物館だけに、国宝・重文がゴロゴロ置いてある恐ろしい充実度です。
 写真は尾形光琳の「風神雷神図屏風」(重要文化財)。ちなみに東博の展示物は写真撮影OKなものが多いです。とはいえフラッシュは不可なのと、三脚・一脚の使用も不可。また作品によっては写真不可のものもあり、その旨はキャプションに表示してあります。シャッターを押す前に確認のこと。せっかく本物があるのですから、個人的にはじっくり見ることをおすすめ。
# ガラスケース越しに美術品の写真をとっても、私程度の腕では上手くいかないです。

 こちらは法隆寺宝物館。1878(明治11)年に法隆寺から皇室に献納された仏像や工芸品の一群を展示してあります。1999年に建てられた2代目の建物で、初代の時は毎週木曜日しか開館されないという「狭き門」でした(当時一度だけ見学したことがあります)。
 現在の2代目の建物は東博の開館時は常時見学できます。奥まった場所にあるので訪れる人も少ないのですが、中身が濃くておすすめ。小さな仏像が多いのですが大部分が重要文化財。個人的には工芸品類が好き。

 庭の一角に置かれておる黒田家江戸屋敷の鬼瓦。大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田家です。前から展示されているものですが、時節柄ということで紹介。

 ミュージアムショップの品揃えも充実していて、たまに恐ろしい値段が付いているものも置いてあります。
 この漆の箱、尾形光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」のレプリカですが、お値段が「\3,240,000-」。思わず「0」の数を数えてしまいましたが、「さんびゃくにじゅうよんまんえん」で間違いないです。展示室に置いたほうがよいのではなかろうか……
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東京国立博物館 特別展「キトラ古墳壁画」

 東京国立博物館で開催されている(〜5月18日)特別展「キトラ古墳壁画」を見てきました。
 キトラ古墳は奈良県明日香村にある古墳で、直径13.8mの円墳です。築造は7世紀末から8世紀初頭の飛鳥時代末で、1983年に行われたファイバースコープによる調査で石棺内部に「玄武」の壁画が発見されました。30年前ですからボケボケの画像でしたが、新聞の社会面に大きな写真とともに紹介されていたのを覚えています。
 その後の調査で、玄武・青龍・朱雀・白虎の四神と古代の星図の天文図が発見されましたが、石棺内にカビが発生して壁画が劣化したため、壁画を剥ぎとっての保存修復作業が行われています。

 修復が終わった壁画は明日香村の飛鳥資料館で順次、期間限定で公開されてきましたが、今回は初めて村外での展示が行われることになりました。なお将来的にはキトラ古墳の近隣に壁画保存管理施設が建設され、そこに収められることになります。

 ということで、数年後には奈良で見られるのは分かっているのですが、帰省のついでに見ていくことにしました。
 夜行バスで上京したので、朝ごはんを食べて早めに上野へ向かいました(他にすることもないし)。しかし急に思い立ったので、チケットの用意がなく、券売所が開くまで待ちぼうけ。前売り券を持っている人から先に列を作っていたので、券を買った時にはすでに長蛇の列。

 9時半に開門するのですが、結局、そこから入場まで屋外で30分待ち。そして建物の中で壁画にたどり着くまで30分。もっとも中の30分は他の展示を見ながらなので、待ち時間というほどでもありません。

 展示物は撮影禁止でしたが、出展されていたのは本物の壁画の四神から「玄武」「白虎」「朱雀」と十二支から「子」「丑」。そしてキトラ古墳の出土品。
 参考資料として普段は飛鳥資料館で展示されているキトラ古墳壁画の複製陶板(こちらは以前に飛鳥資料館で見学したことがあります)や壁画の剥ぎ取りに使った機材類など。

 壁画本体は常に移動しながら見学するように促されるので(はやぶさの帰還カプセル展のような状態)、じっくり見る余裕はなく、一点あたり30秒も見ていたかどうか。それでも生々しい筆致が伝わってきて、すごいわと思ったのでした。
 キトラ古墳の壁画は漆喰の上に描かれているので、ぬめっとした感じなんです。考えてみたら古墳の石棺の絵など見るのは初めてで、描いた人もこんなに大勢の人の目にさらされるとは思ってもいなかったはず。そもそも壁画が劣化するトラブルがなければ一般人が目にする機会がなかったわけで、被葬者に手向けたはずの絵が取り出されてしまうのも申し訳ない事態で、なんだか複雑な気分です。

 趣味的に一番興味があるのは天文図ですが、こちらは113もの小片に分けて剥ぎ取られたので、修復に時間がかかっているのか未だに公開が行われていません。いずれ明日香村でお目にかかりたいものです。

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2014年03月08日

阪神甲子園球場・甲子園歴史館

 帰りがけに甲子園球場を見てきました。なんとなく。開幕前なのになぜか賑やかでしたが、オープン戦の開催日でした。プロ野球にはほんとに疎くなってしまいました。

 甲子園駅は大改装中で、いたるところ工事だらけ。球場に近い西口改札が一新されていて驚きました。イベント時の昇降客に比して手狭な駅だったので、完成が待ち遠しいです。
 駅から球場へ向かう途中にある「ようこそ西宮市へ」の看板。甲子園球場の所在地は兵庫県西宮市ですが、大阪だと思っている人も少なくなく、懸命のアピールです。

 甲子園歴史館のバックスクリーンビューより。
 甲子園歴史館に入場すると、試合のないときはバックスクリーンに昇ることが出来ます。この日はオープン戦の開催日だったので、試合中は閉鎖されていましたが、終了後に開放。この景色は何度見てもよいです。

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2014年01月03日

茨城県自然博物館

 2014年の博物館初め。
 茨城県自然博物館は帰省先から自転車圏内にあります。公共交通機関のアクセスが良くない場所で、東武野田線愛宕駅からのバスが1時間に1本、またはつくばエクスプレス守谷駅からのバスが1日に3〜6本。こんなところに作って大丈夫かと思っていたのですが、2013年12月に入館者が850万人に到達。丸19年での到達なので、年間当たり45万人弱の入場者がある計算です。
# 規模は違うけど明石市立天文科学館の約3倍か……すごいな。

 地学・生物系の展示が基本で、恐竜の化石もたくさんあるのですが、私はここの鉱物標本が好き。なかなかの充実ぶりです。

 天文の展示には隕石のコーナーも。月由来、火星由来の隕石があるのはいいですね。
 博物館のある坂東市(旧岩井市)も隕石落下地で、1915年頃飛来した「神大実隕石」がそれ。実物は上野の国立科学博物館で展示されていますが、いつか里帰りしてこちらで展示してくれるといいなと思います。

 生物のコーナーにサケの稚魚がいて、イクラをお腹にぶら下げて泳いでました。利根川にもサケは遡上するそうですが、残念ながら見たことはありません。

 納豆菌。もちろん拡大模型です。茨城は水戸納豆の国だもの。クマムシには負けません。むしゃむしゃ。

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2013年12月29日

太田隆司展 ペーパークラフトで綴る『東京』

 太田隆司展 ペーパークラフトで綴る『東京』を見てきました。
 私がつくるペーパークラフトはスケールモデルが基本ですが、太田さんの作品は芝居の舞台のように風景を切り取ったもの。浮き彫りのような2Dと3Dの中間のような立体感。
 久しぶりに会った学生時代の友人と「なんか面白そう」と立ち寄ったのですが、展示の一点目から作品の脇や背後を覗き込んで「なるほどこういう仕掛けか」「ここは無茶苦茶こってるね」「ここはあっさり処理してない?」「この細かさは手で切れないでしょ。レーザーカッターかな?」「いやこの切り口はやっぱり手作業だ」と会話がこんなん。
# 今の今まで忘れてたけど紙細工始めたのはこの友人の影響でした。

 人物の表情と服の質感は真似できないなと思う一方、建物と車以外の乗り物ならある程度作れるかなぁと思い上がりながら見てたのですが、いやいや、とんでもない。いくつも見すすめて行くうちにパースの付け方のうまさに脱帽。特に六本木ヒルズを遠景に配した作品にやられました。

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2013年11月17日

兵庫県立歴史博物館特別展「名城ふたたび/ようこそ姫路城」

 兵庫県立歴史博物館の特別展、「名城ふたたび/ようこそ姫路城」を見学してきました。
 最初は姫路城「天空の白鷺」を見学してから県歴博と思っていたのですが、天空の白鷺の混雑ぶりに転進。先に県歴博を訪問しました。

 特別展は大きく3つのブースになっています。

 最初は「I.姫路城のプロフィール/名城の履歴書」。姫路城にまつわる絵図や文書がたくさん展示されていて、特に絵図がたくさん出品されているのが楽しいです。「播州姫路城図」あたりをじっくり見るのがおすすめ。この複製図は天空の白鷺内にもあるのですけど、双眼鏡が必要なくらいの情報量です。
 変わったものではユネスコの世界遺産認定状のレプリカ。複製品といえども「公式レプリカ」というのが面白いところで、但し書きにみだりに複製するなみたいなことが書かれています。そういえばノーベル賞のメダルにも公式レプリカがありますね。

 次が「II.姫路城のメンテナンス/守り伝えること」。江戸時代から絶えず修理が行われてきたことを示す資料が紹介されているのですが、とくに昭和の大修理については図面と写真、証言記録を元に詳細な展示をしています。天守の傾きを示す図面や、発掘で明らかになった秀吉時代の天守閣の礎石の図面など、城好きにはたまりません。
 昭和の大修理の記録映画もエンドレス再生されていますが、25分の番組をつい全部見てしまいました(常設展でも一日一回上映しています。これはおすすめ)。

 最後は「III.姫路城のアイデンティティー/お城と共生の日々」。タイトル通り、姫路市と姫路城の関わりを紹介。一転してやわらかい内容で、明治以降の姫路城の観光ポスターや絵葉書など。吉田初三郎の鳥瞰図もありました。
 「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ」という音頭がありますが、播磨姫路こそ城で持ってるんじゃないかという気がします。

 ということで、なかなか充実した特別展でした。
 ちなみに特別展会場内は撮影禁止ですが、常設展会場は写真OKとのこと。常設展の城郭コーナーに現存12天守の1/50復元模型がズラリと並んだ展示室があるのですが、すばらしい展示なので、その写真を撮っておけばよかったです。
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2013年11月04日

第65回正倉院展(2013年度)

 奈良の秋恒例の正倉院展。3年連続3回目の見学。
 正倉院はかつて東大寺の蔵でしたが、明治時代に皇室に移管され、現在は宮内庁が管理しています。毎年秋に収蔵物の虫干し(曝涼)が行われ、その際に60〜70点ほどの品物が奈良国立博物館で展示されます。
 2週間の期間中に20万人以上が訪れる大人気の展示。ちなみに明石の天文科学館の年間入場者数が十数万人。恐るべし。

 今年の目玉は「漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)」「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)」、「鳥毛帖成文書屏風(とりげじょうせいぶんしょのびょうぶ)」あたり。
 メインの「「漆金薄絵盤」は並んで最前列から見ましたが、溜息つくばかりでした。
 「平螺鈿背円鏡」は地にラピスラズリの小片が埋め込まれているのですが、これは双眼鏡でも持って行かないとわからないレベル。ラピスラズリはアフガニスタンでしか産出しないので(少量ならほかでも採れるそうですが)、はるばる西域交易路をたどって日本に持ち込まれたことになります。

 今回は混雑する時間を避けたつもりだったのですが、団体のお客さんが立て続けに入ってくるタイミングと重なってしまい、中で人混みに揉まれてしまいました。来年はもう少し工夫しよう。
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2013年09月02日

すすめ!なつのロケット団

 「Open Sky 3.0」と同時開催されている「すすめ!なつのロケット団」。
 民間有志で宇宙ロケットの開発を進めているグループで、現在は小型ロケットでの超小型衛星の軌道投入を目指しています。
 ノリとしては「国に任せていても俺らが宇宙に行ける時代は来ないから、自分たちで作っちゃえ」という感じ。「なつのロケット団」は、あさりよしとおさんのマンガ「なつのロケット」から。液体燃料ロケットの開発を進めていて、現在は6号機「すずかぜ」までの試験を終了。「すずかぜ」は高度6,535m、速度マッハ1.12を達成。おお、音速越えた!
# ちなみに北大や植松電気のCAMUIロケットは、固体燃料と液体酸素を組み合わせたハイブリッドロケット。

 ここの展示はすごく華やか。ロケット自体も蛍光色のシートを貼りまくってカラフル。これはロケットの姿勢を確認する目印の意味もあるのですが、ぜったい面白がってやってる。

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OpenSky 3.0

 八谷和彦さんが10年前から作っている「メーヴェのような飛行機」。
 エンジン付きの機体が完成し、ジャンプ飛行(滑走路上で3mくらいまでの試験飛行を行う)までこぎつけました。
 東京で展示しているというので、見てきました(会期は2013年9月16日まで)

 「メーヴェ」は「風の谷のナウシカ」に出てくる一人乗りのエンジン付きグライダーです。メーヴェはドイツ語でかもめの意味。劇中では主人公がこの機体を駆って風にのって空を舞うのですが、この実機をつくろうという物好きな方がいらしたわけです。

 尾翼のない飛行機が安定して飛ぶのは難しいだろうと思うのですが、まずは1/2サイズのラジコン機「メーヴェ1/2」でテスト。その実績を元に実機の制作にかかります。これが2003〜2004年。
 スタジオジブリに迷惑をかける訳にはいかないと、「メーヴェ」の名称を使うのは避け、展示機の「M-01」が完成したのが2005年で、これは愛知万博で展示されたそうです(見てない)。写真はM-01の1/5模型。

 エンジンのない無動力グライダーとして完成した「M-02」(上写真)。滑走用のそりと車輪がついていますが、これを外せばメーヴェのイメージほぼそのもの。
 この機体は2005年に完成し、2006年からテスト飛行。ゴム索で曳航し、離陸、飛行する試験を行いました。紙飛行機を輪ゴムで飛ばすようなもの……って、あんなに勢い良く飛び出すわけではないのですが、高度20mくらいまで上がったそうです。

 2007年には、愛知万博で展示した「M-01」を飛行仕様に改造し、さらにジェットエンジンを積んだ「M-02J」(冒頭写真)の試験を開始。機体はほぼ「M-02」と共通で、部品の互換性もあるそうです。
 その後、エンジンだけ回す試験→低速滑走試験→高速滑走試験→(エンジン故障する)(エンジン換装する)(いろいろ改良する)→ジャンプ試験と順々に段階を経て、今に至る。この間10年。

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