塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2013年09月01日

アクアマリンふくしま

 いわきに出たのでアクアマリンふくしま水族館を見学。2年連続2回目
 水族館の紹介は昨年書いたので、そちらにリンクをはっておきます・
アクアマリンふくしま(2012年8月12日)
アクアマリンふくしま・バックヤードツアー(2012年8月12日)
アクアマリンうおのぞき(2012年8月12日)

 昨年に比べると、いくつかの水槽が賑やかになっていた気がします。水槽の環境も復活するまで時間がかかるのでしょう。
 この水族館も派手な動物や魚がいるわけではなく、ましてショーもないのですが(イルカもいない)、見学ルートが福島県とその前に広がる海の環境を立体的に理解する筋立てになっていて、面白いのです。

 写真は華やかな熱帯の海の水槽と、最近一部で人気のオオグソクムシ。


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2013年08月30日

井上靖記念館

 旭川訪問にあたって、事前準備を全くしていませんでした。
 調べていたのは科学館のプラネタリウムの投影時間だけで、科学館への行き方も前日にネット検索。基本、旅行は下調べをしていくのですが(それでも予定通りにはいかない)、今回は現地に着いてから何があるのか調べ出すという体たらく。

 せっかく旭川まで来て、科学館と動物園だけ見て帰るのも芸がなさすぎます。投宿する前に旭川駅に寄り、観光案内所で地図とリーフレットを物色してきました。
 改めてガイドマップを見てみると、いろいろあるんですね旭川。お酒を飲めない私でも名前を聞いたことのある銘酒『男山』、屯田兵の歴史を紹介する旭川兵村記念館、『氷点』著者の三浦綾子記念文学館(読んだことないけど)、アイヌの文化や歴史を主に据えた旭川市博物館……ちょっと待て、一日で回れるかこんなにたくさん。

 そんな中で外せなかったのは井上靖記念館。井上靖は中高生の頃によく読んでまして、『敦煌』を皮切りに、『楼蘭』『天平の甍』『額田女王』『遺跡の旅・シルクロード』『西域をゆく』などなど、西域ものを中心に手を出してました。最後に読んだのは『孔子』だったかな。新潮文庫だと井上靖は黄土色の背表紙で、それが黄土高原や西域の沙漠のイメージに合っていたんですよね。
 まさか旭川の生まれとは、ここに来るまで知りませんでした。

 記念館には井上靖の遺品や遺稿のほか、世田谷の居宅から移設された書斎と応接間が公開されています。
 ちょうどスタッフによるガイダンスの時間。平日の午後で他に客がなく、私のために案内して頂いたようなものなんですけども。その後、もう一人男性がやってきて、どんな作品を読んだかで話に花が咲きます。
 私「西域ものばかり読んでました。好きなのは『天平の甍』です」
 男性「私はあんまり読んでないんですけど『おろしや国酔夢譚』は面白かった」
 スタッフ「私は『猟銃』ですね。あれが一番です!」
 うわ、見事に噛み合わない(苦笑)。それだけ幅広い作風だったということで。

 久しぶりに井上靖、読んでみたくなりました。文庫本、もう少し字を大きくしてくれないかなぁ。
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北鎮記念館

 北海道旭川市には陸上自衛隊の第2師団が置かれていて、その敷地の隅に「北鎮記念館」があります。明治初期の屯田兵、そして陸軍第7師団の歴史を展示しています。写真は一階フロアに展示されている「第七師団関係記録」。焼却処分を避けて地中に埋めて難を逃れたものだとか。
 陸軍第7師団は北海道の防備に当たっていた部隊ですが、日露戦争以降の対外戦争にも出陣。

 日露戦争では旅順と奉天、その後はシベリア出兵。太平洋戦争ではガダルカナル戦とアッツ島……見ていて気が重くなります。高揚感もなく、過度な悲壮感もなく、ただ重さだけが残る感じ。じっくり見たら1時間くらい掛かりそうですが、30分で一周りしてきました。
 右の写真は展示物の中にあったニコンの双眼鏡。塹壕や防壁に隠れた場所から向こうを見るのに使ったのでしょうか。

 受付の方がやたらと感じのいい人で、自衛隊の施設でにこやかに迎えられるとかえって恐い気がするのですが、強面で迎えられてもやっぱり恐いので、難しいところです。
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旭山動物園

 今や北海道で最も有名な観光スポットとなった旭山動物園。
 ユニークな展示施設で知られていますが、考え方のもとにあるのは「行動展示」です。
# 「旭山動物園」「行動展示」をキーワードに検索すると、いろんな解説が引っかかります。

 アザラシやホッキョクグマのユニークな展示施設は知っていたのですが、他の動物もじっくり見ていると様々な工夫がされているのが分かりました。ハード面はむしろ後から整備したものなのだと。

 旭川には2日間滞在して、初日は晴れ、2日目は雨でした。天気予報でも2日目はほぼ確実に雨予報でしたが、それでも初日に科学館に行ってしまいました。だって少しでも早くツァイス投影機に会いたいし、天文台を公開してるなら晴れてるほうがいいし……おかげで雨の中の動物園を歩きまわる羽目になりました。

 あざらし館の円柱水槽。パイプの中をアザラシが泳ぎまわってます。
 アザラシってしっぽがあるんですよ。さすが哺乳類。

 あほっきょくぐま館のシールズアイ。透明の半球ドーム内からホッキョクグマを観察します。クマからすると餌のアザラシの頭部に見えるらしい……私が観た時は絶賛お昼寝中でした。

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2013年04月29日

東大寺ミュージアム特別展「国宝・東大寺金堂鎮壇具のすべて」

 東大寺金堂鎮壇具は、1907〜08年に東大寺大仏殿の須弥壇の周囲で発見・発掘されたものです。
 大刀や挂甲など、多数の宝物が出土し、一括して国宝指定を受けています。今回はこれらの保存修理が完了した機会に、まとめて一般公開されるという特別展。

 このうちの大刀は、2010年の調査で「陽剣」「陰剣」の象嵌銘が発見され、正倉院の目録「国家珍宝帳」に書かれた「陽宝剣」と「陰宝剣」であることが分かりました。また北斗七星の文様が象嵌されている大刀も確認されています。
 銘の発見当時はニュースになったのですが、それから一般公開されるのは初めて。天文ファンとして気にならないわけがありません(←そこか)。

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奈良国立博物館特別展「當麻寺 極楽浄土へのあこがれ」

 奈良県葛城市にある當麻寺の本尊は、約4m四方の巨大なタペストリー「當麻曼荼羅」です。
 この曼荼羅を軸に、當麻寺の信仰の歴史を紐解くのが今回の特別展

 「當麻曼荼羅」は彩色した絹糸で織られた原本「根本曼荼羅」(8世紀)と、室町時代と江戸時代に原寸大で描かれた写しが残されています。「根本曼荼羅」は国宝指定、室町時代の「文亀本」が重文指定を受けています。

 ふだん當麻寺で公開されているのは、「文亀本」か江戸時代の「貞享本」。このうち「文亀本」が奈良国立博物館で4年がかりで修復され、今回の特別展で寺外で初めて公開されています。また「根本曼荼羅」も30年ぶりの一般公開。
 ただ文亀本と根本曼荼羅は展示時期がずらされていて、同時に見ることはできません。
 今回は国宝「根本曼荼羅」の公開日に合わせて見学してきました。

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2013年04月07日

超・大河原邦男展 (兵庫県立美術館)

 兵庫県立美術館で開催中の特別展「超・大河原邦男展 レジェンド・オブ・メカデザイン」へ行ってきました。
 大河原邦男さんは日本のアニメに登場するロボットのメカデザインを初期の時代から手がけてこられた方で、「機動戦士ガンダム」や「タイムボカン」シリーズなど、シリアスからギャグ路線まで第一線の作品に幅広く関わられています。

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2012年11月03日

第64回正倉院展(2012年度)

 秋も深まる10月末から11月半ばにかけて、奈良国立博物館で正倉院展が行われます。正倉院収蔵物の点検と虫干しに合わせて行われる特別展で、毎年、出展物が入れ替わります。2012年度の目玉は、「瑠璃坏(るりのつき)」、「螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)」と「紅牙撥鏤撥(こうげばちるのばち)」、そして「木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)」といったあたり。
 ちょっくら電車に乗って奈良まで行って来ました。

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2012年08月12日

アクアマリンうおのぞき

 アクアマリンふくしまの別館、「アクアマリンうおのぞき〜子ども漁業博物館〜」。小名浜港に面した魚市場の隣にあり、漁港関係の建物を転用したようなつくりです。本館から車で5分、徒歩だと20分ほど(約1.5km)。小名浜といえば福島県一の漁港で、漁業の紹介や継承、振興が、こちらのテーマです。

 展示だけなら15分もあれば見終える規模ですが、メインは子ども向けの体験型プログラム。餌やり体験やヒトデやナマコやウニなどに触れるタッチプールはいかにもという内容ですが、干物を炭火で炙って食べるコーナーには良い香りが漂い、アルコールが欲しがるそうな人もいることは想像に堅くありません(教育施設だからお酒はないです)。鰹節削り体験コーナーもありましたが、そういえば今は鰹節削り器がある家も少ないだろうなぁ。
 なぜか室内に砂場があって「?」と思ったのですが、新潟県から持ってきた砂とのこと。

 展示は漁業のことをひと通りおさらいという感じ。ふだん魚は食べても、その魚がどのように獲られるかまで気にすることはないので、これを漁港の隣で見ると興味がわきます。
 全体的に子どもに振った内容で、大人一人だと体験企画に参加するのに勇気が要りますが、最近は家族連れのリピーターも多いとのこと。それは納得。明石も魚の棚のあたりにこういうのがあると面白いなと思いました。
# 写真が少ないのはデジカメのメモリーカードのフタが外れていたせいです。あとで発見したけど……ひぃ。
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アクアマリンふくしま・バックヤードツアー

 アクアマリンふくしまの見学中、水族館の裏側を見せてくれるバックヤードツアーがあるというので、参加してきました。そんな面白そうなもの見逃せません。案内に立つのはボランティアの方々。所要時間は30分ほど。
 最初に案内されたのは展示水槽の裏側です。右写真、青い箱の一つ一つが水槽。壁の向こうがお客さんがいる展示室です。

 水族館の水槽を裏側から眺めるとこうです。照明のカバーがアルミシートだったり、塩ビ管で骨組みが組まれたネットがあったり、手作り感満点。飼育の担当者の工夫なのでしょう。ネットが張ってあるのはチョウザメの水槽。キャビアですよキャビア(←食べたことない)。

 展示水槽のある部屋は、パイプだらけ。水槽の水は常に循環させ、温度を管理し、汚物をろ過し、酸素を吹きこまねばなりません。温度調整はこの室内で行なっています。右写真は熱交換器で、空気に例えればエアコン。熱帯の海から氷の海まであるから、なるほど大変です。
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posted by ふくだ at 23:46| Comment(2) | 博物館や美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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