2008年08月16日

銀山の街・生野

 竹田城を早めに降りたので、少し時間が余ってしまいました。播但線の路線図を見て気になったのが、生野町。生野銀山で知られた鉱山の街です。

 廃鉱の街といえば、ボロボロの廃工場や放置された炭坑住宅が並んだ姿を想像します。そこに住んでいる人にはいい迷惑ですが、へんな期待をしていました。

 が、駅を降りたところに待ち受けていたのは、古びてはいるけれども、どこか品のある街並み。あれ!?
 実は銀山の坑道は駅から5kmも離れた場所にあったのでした。駅の近所は口銀谷地域と呼ばれる、いわば銀山城下町。

 生野銀山は戦国時代から本格的な採掘が行われ、江戸時代に最盛期を迎えます。品のある街並みは、その歴史ゆえなのでしょう。昭和半ばくらいまでの建物が調和を保った姿で残っていて、一部は散策路も整備中です。
 川沿いにはかつてのトロッコ軌道が崖にへばりついて残っています。いやいや石造アーチを組むくらいですから、トロッコと呼ぶのは失礼なくらいの鉱山鉄道です。

 ふらっと降りてしまったので何の下調べもしていなかったのですが、いや、面白い街でした。ここもあとで時間をとって、ゆっくり見て回ります。
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2008年07月30日

お玉ヶ池千葉道場跡

 秋葉原で時間をつぶすことになり、特に行く当ても思い浮かばなかったので、街中の案内板を見てみました。そしたら、さほど遠くはない場所に「玄武館跡」があるじゃないですか。

 北辰一刀流の創始者、千葉周作の道場跡です。幕末物の歴史小説に慣れ親しんだ身には、お玉ヶ池の千葉道場といったほうがなじみがあります。名の知られた門下生では、浪士組の仕掛人・清河八郎、幕末三舟の一人・山岡鉄舟、新撰組の山南敬助。

 お玉が池の千葉道場は、今の住所では神田岩本町となり、千桜小学校の敷地になっていました。剣術道場が小学校に引き継がれるとはよく出来た話ですが、この千桜小学校もすでに廃校となり、跡地は再開発の計画が進められているようです。

 かつての校門そばに玄武館と、隣接した東條一堂の「瑶池塾」を記念する石碑があり、日中は見学することができます。こんな環境の小学校、ちょっとうらやましい気がします。
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2008年07月29日

わたらせ渓谷鐵道

 足尾銅山の銅を運び出すために建設された旧国鉄足尾線を第三セクターに転換したのが「わたらせ渓谷鉄道」。群馬県の桐生から栃木県の日光市足尾の間藤まで44.1kmの路線です。
 実はかつての足尾町、日光市に合併されて、日光市足尾になっています。たしかに山一つ超えれば日光なのですが……日光も足尾も歴史的に重みのある地名だけに、ちょっと複雑な気分です。

 さて、東武桐生線の相老駅からわたらせ渓谷鉄道に乗り換え。相老駅の地名は「相生」なのですが、兵庫県の相生駅と重複するので「相老駅」にされたそうです。
 やってきたのは単行の気動車。濃いめの茶色でレトロな雰囲気ですが、中身は軽快気動車です。軽快とはいえ、それまで乗ってきた東武特急「りょうもう号」と、あまりの乗り心地の違いにびっくり。けたたましいディーゼルエンジンの響きが、まるでバスかトラックのよう。

 路線も直線区間がほとんどなく、右に左にカーブを繰り返し、まるで列車の速度が上がりません。渡良瀬川の流れにより沿うように走る区間も多く、景色は良好。渓谷鉄道の名に恥じません。本当は名物のトロッコ列車に乗りたかったのですが、運行日があわずに今回はあきらめました。ここのトップシーズンは紅葉の時季らしいのですが、盛夏の緑あふれる景色もまた、良いものです。

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2008年07月28日

国土地理院の高覘標

 今は国土交通省の国土地理院ですが、どうしても建設省国土地理院の方がなじんでしまっています。学生時代は地理を専攻していたこともあって、さんざんお世話になりました。

 さて、ここの中庭に「高覘標(こうてんぴょう)」が置いてあります。
 三角点の測量時に使うやぐらで、この真下に三角点があります。というか、三角点の真上にやぐらを建てます。一等三角点の測量では互いの距離が約40kmほどあるので、これが相手方の三角点から位置を測るときの目印になるのです。

 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』では、「もう次から次から、たくさんのきいろな底をもったりんどうの花のコップが、湧くように、雨のように、眼の前を通り、三角標の列は、けむるように燃えるように、いよいよ光って立ったのです。」という具合に光る「三角標」が何度も登場します。
 子どもの頃はこの「三角標」が何だか分からないままだったのですが、プラネタリウム番組のKAGAYA版『銀河鉄道の夜』を見て、「国土地理院にあった、あれかいな」と思い出したのでした。
# 中学生の頃だったか、ますむらひろし版のアニメも見ているのですが、登場人物が猫!という印象が強く、三角標の表現は覚えていません。

 現在は遠距離の測量はGPS測量で行うようになっているので、高覘標を使うことはなくなったそうです。
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2008年07月27日

犬吠埼灯台

 銚子は国のとっぱずれ。その銚子のさらに東の果てが犬吠埼です。
 1874年に点灯した犬吠埼灯台は、高さが31.3m。全国に6つしかない第一等灯台の一つで、日本の灯台50選、世界灯台100選にも選ばれた名灯台です。
 国産煉瓦で作られた初の灯台で、煉瓦造りの建造物では高さ日本2位(1位は尻屋崎灯台)。設計者はイギリス人R.H.ブラントン。実はこの人、友ヶ島灯台の設計者でもあります。

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銚子電鉄

 濡れ煎餅を燃料に走るという日本でも稀な鉄道、銚子電鉄に乗ってきました(うそです、電気で走ります)。
 今どき、床が木で、天井に扇風機がぶら下がっているという素敵な電車が走っています。一番新しい車両はさすがにフローリングですが、それでも昭和30年代製とか(地下鉄のおさがりで、もちろん非冷房)。
 中吊り広告なんて手書きだし……

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2008年05月24日

月の標高

 一般的に使われている地球上の標高は、平均海水面からの高さです。日本の場合は東京湾の平均海面の観測値を0mにしていますが、離島などの場合は島ごとの平均潮位を基準にしていることもあります。
# 正確には平均海水面に近い「重力の等ポテンシャル面」である「ジオイド面」から測った高さ、になりますが、ほぼ同じものです。

 さて、月球儀を見ていて、月の標高の基準はどこに置いているのだろうかと考えてしまいました。
 ジオイド面のようなものを設定するにしても、重力異常の詳細な様子は「かぐや」が探査中で、地形図作りに活用できるほどのデータは揃ってなさそうです。
 となると、回転楕円体面からの高さでしょうか。

 月の表側は平らで低い土地ばかり。裏側は南極付近に大盆地がありますが、およそクレーターだらけの標高の高い土地が広がっています。
 回転楕円体の中心をもう少し裏側寄りに設定すれば、表と裏の標高差をだいぶキャンセルできそうな気もしますが……「かぐや」で測っている以上、回転楕円体の中心は月の重心でしょうから、座標設定がおかしいということもなさそうです(ありえない)。
 そういえば月の形の中心と重心はずれているんでしたっけ。何かで読んだ気が……
# 重心が2kmほど地球に近いそうです(こことかここ)。なるほど。

 実は、先だって発表された月の地形図の注記にちゃんと書いてありました。
高さの基準は重心を中心とする半径1,737.4kmの球です。
 回転楕円体どころか、球を基準にしていたのですね。
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2008年04月28日

経県値2008

2008年の経県値
 所用で沖縄に行きました。経県値が上がりました。

生涯経県値
 これで47都道府県全てに足を踏み入れたことになります。
 
 宿の庭から見上げた、北斗七星と北極星の高度の低さにびっくり。そして夜中にベランダから見上げたさそり座の高さにびっくり。霞と光害で南十字星が見えなかったのはちょっと残念(もともと難しいとは思っていました)。

 今度はのんびり回ってみたいものです。
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2008年03月26日

夜行バスの過ごし方

 基本的には関西-関東の路線夜行バスしか乗らない、私の個人的経験から。

★服装
 夏でも冬でも、重ね着できる服装がおすすめ。概して冷暖房がきつめなので、冬でも暑かったり、夏でも寒かったりすることがよくあります。上着を脱ぎ着して自衛しましょう。

★飲み物
 ペットボトルのお茶・水は用意しておくべきです。
 冷暖房で車内が乾燥することが多いので、喉を湿らすのに重宝します。
# 昔は飲み物が用意されている夜行バスが多かったのですが、最近はない車輌も多いです。

★グッズ
○空気まくら
 空気を入れて膨らませるタイプの枕。頭を置く部分を空けたC字型のものが一般的。
 高速バスのシートに長時間座っていて、痛くなるのが首と腰。枕を使うと頭が固定されるので、首に掛かる負担が軽くなります。クッションとして、腰に当てておくのもよし(私はこちらの使い方が多い)。
 空気をパンパンに入れないで適度に留めるのが使用上のコツ。逆流弁がついているものも多いので、到着時は早めに空気を抜きにかかりましょう。
 数百円から素材にこだわる数千円クラスまでありますが、安いもので充分。安物の肌触りが気になる人はタオルを巻いておけばいいでしょう。

○耳栓/イヤホン
 他人のイヤホンやヘッドホンの音漏れ、他人の会話、いびき等々、気になる人は気になるもの。ということで、耳栓。
 イヤホンでも代用可ですが、この場合は耳の穴に突っ込むタイプ(カラム型)がおすすめ。外部音の遮断効果が高いのと、音楽を聴く場合も小音量で済むので他人に迷惑をかける可能性が低いからです。耳たぶに引っ掛けるタイプ(インナーイヤー型)は遮音効果が低いうえに音漏れしやすいので、おすすめしません。

○アイマスク
 夜行バスは消灯後も、防犯上の理由から、常夜灯がついています。私は気にせず寝てしまいますが、灯りが気になる自覚のある人はアイマスクをどうぞ。

○タオル
 夜行バス用のグッズではないのですが、折り畳んで枕やクッションの代わりに使えます。枕に使うときは首の後ろに当てるといいです。

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2008年03月18日

日の出・日の入り・昼の長さ

 今週は春分を挟む週なので、折りよい機会とまとめてみました。

宮古島(東経125度16分・北緯24度48分)

日出 南中 日没 昼の長さ
夏至 05:49 12:41 19:32 13:49
春分 06:42 12:46 18:51 12:09
秋分 06:27 12:31 18:35 12:09
冬至 07:18 12:37 17:56 10:38

明石(東経135度00分・北緯34度38分)

日出 南中 日没 昼の長さ
夏至 04:46 12:02 19:17 14:31
春分 06:03 12:07 18:13 12:10
秋分 05:47 11:52 17:57 12:10
冬至 07:02 11:58 16:54 09:56

根室(東経145度35分・北緯43度19分)

日出 南中 日没 昼の長さ
夏至 03:36 11:19 19:03 15:33
春分 05:20 11:25 17:31 12:11
秋分 05:05 11:10 17:15 12:10
冬至 06:45 11:16 15:46 09:01

 日の出・日の入りの時刻と、昼の長さは、基本的にその土地の経度と緯度で決まります。経緯度がおよそ10度ずつ違う3地点をピックアップして、それぞれの春分・夏至・秋分・冬至の各時刻を表にしました。

 夏至の日の出の時刻を比べてみると、根室は3:36、宮古島は5:49。2時間以上の差があります。冬至の日の入りも、根室は15:33、宮古島は17:56。これも2時間以上の差。

 一方で、夏至の日没は、根室が19:03、宮古島は19:32。あれ、差が30分もありません。冬至の日の出も、根室が06:45、宮古島は07:18。これも差は30分を少し越える程度です。これはいったい、どうしたことか。

 一つ目の原因は、経度。太陽は東から昇るので、基本的に東の方ほど、日の出も南中も日の入りも早くなります。

 南中時刻を比べてみると、根室は明石よりおよそ40分早くなっているのに対し、宮古島は明石より40分遅くなっています。国内の端と端で1時間以上「時差」があるのです。
# 実は宮古島や八重山では「西部標準時」という、明石と1時間違う時刻を使っていた時代もありました。

日の出日の入り昼の長さ もう一つの原因は、緯度。緯度が高い地域になるほど(北半球の場合は北に行くほど)、冬至と夏至の日照時間の差が大きくなります。これは図を見ていただいた方が早いでしょう。図中の赤いラインが太陽の経路。これが長いほど、昼の時間が長いことになります。

 緯度の高い場所では、冬至の太陽は南にちょこっと顔を出してすぐに引っ込んでしまうのに対し、夏至の太陽は北東から昇って、ぐるーっと南に周り、さらにまわって北西に沈みます。根室の冬至と夏至の昼の長さの差は5時間半にもなります。
# もう少し北に行くと、夏は陽の沈まない白夜になり、冬は陽が出てこない極夜になります。

 緯度の低い場所では、地平線に対して垂直に近い角度で太陽が昇るので、夏至と冬至でそれほど昼の長さが変わらなくなってきます。宮古島の冬至と夏至の昼の長さの差は3時間強。根室とはえらい違いです。

 基本的には、これらの要因が合わさって、日の出・日の入りの時刻や昼の長さが決まってきます。

 これだけ地域差があるにも関わらず、日本全国のみなさんが兵庫県の明石に合わせて暮らしています。私どもの生活リズムに合わせてくださって、ありがとうございます(!?)

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2008年03月16日

出口のない川

山田川河口 舞子の山田川の河口です。電車の中から見ていて、どんな風に海とつながっているのだろうといつも思っていたのですが、近くに行ってみたらこんなんでした(2008.3.1撮影)。
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2008年02月19日

松阪紀行

 三重県の松阪に行ってきました。2月10日のことです。
 主目的はアマチュアのプラネタリウム解説コンクールという、国内では他に例のなさそうなイベントの見学。前の日に「あした松阪であるんですよねぇ」と聞いて、そんな遠い場所に行けるかと思ったのですが、調べてみたら、大阪から近鉄特急で90分。意外に近いものです。

 私が浅はかなのは、自宅から大阪まで1時間かかるのと、松阪駅からプラネタリウムへのバスが1時間に1本なのを忘れていること。おまけに特急でなく急行に乗ったりして、片道合計4時間かかったのですが、どこで計算間違えたのでしょう(ぉぃ)。

 さて、松阪。
 地図上で目に留まったのが、松阪城。おお、蒲生氏郷のお城じゃないか。これは行くしかあるまい。
 ということで、バス待ち50分の間に、お城に登ってきました。行きに15分、帰りに15分。お城にいたのは15分。ていうか、走ってきました。

 松阪は本居宣長の出身地。街中に鈴がたくさんあるのは彼のおかげです。旧居は松阪城内に移築されているので、外観だけ見ました。
 それから三井高利(三越の創設者)の出身地というのは、街中を歩いていて気付きました。お城に行く途中で寄り道すれば三井本家の跡にも寄ることが出来たのですが、とても時間がありません。こちらは残念ながら割愛。
 途中で日野町という町名がありましたが、たぶん蒲生氏郷が近江商人を移住させたのでしょうね。
# 蝦夷地探検家の松浦武四郎も松阪出身。なんだか粒ぞろいです。

 さて、松阪といえば松阪牛。
 といっても大部分は兵庫の但馬の牛を買って育てているわけですが、やはりここまで来たからには、ビール飲ませて太らせたメタボリックな牛を食べないわけにはいきません(不健康な食べ物だよなぁ)。
 で、食べました。「松阪肉うどん」って駅そばです。牛肉なのは間違いない。はい。

 というわけで、松阪紀行終了。
 今回は「ついで」だったので、次に機会があったらのんびり回ろうと思います。
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2008年01月23日

姫路モノレール跡(姫路市)

姫路モノレール跡 先日、新撰組の屯所跡を訪ねたときのこと。東西本願寺の流れを汲む二つの本徳寺の間を歩いていると、モノレールの廃線跡を見つけました。
 山陽電車で姫路に向かうと途中で見かけるので、存在自体は知っていたのですが、けっこう長い区間に高架が残っていたのが意外でした。
# 姫路駅の西側なので、神戸からJRだと気付きません。

 1966年に開通、1974年運行中止。
 終点の手柄山は公園ですから、通勤・通学需要は期待できません。わずか1.6kmの路線ですから、歩いてもたかがしれた距離です。おまけに平行して山陽電鉄が走っています。8年で生涯を終えたのも、無理なからん気がします。

 今ならば新交通システムとなるところですが、それでも姫路の人口で維持できるだけの需要があったかどうか。高度経済成長の末期で、夢を見ることが出来た時代だったのかもしれません。

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2008年01月13日

新撰組屯所跡(姫路市・亀山本徳寺)

亀山本徳寺亀山本徳寺・刀傷
 友人に誘われて、姫路市にある亀山御坊本徳寺に行ってきました。姫路城からは2kmほど南にあります。
 ここの本堂は、幕末に新選組の屯所として使われていました。もちろん新選組の本拠が姫路にあったわけではなく、新選組が京都の西本願寺に拠点を移した際に、乗っ取り同然で使った建物が、現在は姫路に移築されているという次第。
 西本願寺時代は「北集会所」だったというので、長屋のような建物を想像していたのが大間違い。往時も本堂の御影堂に次ぐ規模で、高々と屋根を揚げた見るからに真宗寺院の大形建築です。これを乗っ取った新選組の最盛期の威勢が偲ばれます。

 兵庫県西部は浄土真宗の勢力が強く、「播州門徒」という言葉があるくらい。明治初年に姫路の本徳寺が焼けた際も、重要拠点として早急な復興の必要性があったのでしょう。解体されていた本山の北集会所の資材が運ばれ、そのまま本徳寺の本堂として再建されたのでした。
 どのくらいそのままかというと、本堂北側の柱に、新選組が付けたという刀傷が残っているくらい。現在はわざわざ「刀傷」という看板が立っているくらいの名物です。

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2008年01月10日

東京駅・男子の本懐と平民宰相

浜口首相狙撃現場 東京駅の歴史的事件現場その1。
 濱口雄幸首相が1930年11月14日に、右翼活動家に狙撃された現場です。濱口首相は一命を取り留めたものの、結局はこの傷が悪化して翌年8月に亡くなります。
 事件はプラットホーム上で起こりましたが、改築で当時のホームが撤去されているため、現在はコンコースに銘板とポイントが設置されています。在来線の中央通路、新幹線中央乗換改札への低い階段のそばで、人通りの多い場所ですが、それと知らねば気付かずに通り過ぎてしまいそうです。
 彼と井上準之助を描いた、城山三郎の小説『男子の本懐』を友人に勧められていますが、まだ読んでいません。

原首相狙撃現場 歴史的事件現場その2。
 平民宰相として知られる原敬首相の暗殺現場。事件が起こったのは1921年11月4日のことで、丸の内南口の改札へ向かおうとしていたところを、突進してきた犯人に短刀で胸を突かれ、ほぼ即死でした。
 丸の内南口改札を出て、すぐ右手の壁の前です。

 この写真を撮るために、丸の内南口の改札を出たのですが、高速バスのターミナルは八重洲南口。東京駅を知っている方なら分かると思いますが、駅をほぼ一周するほどの大迂回を強いられました。北側には丸の内と八重洲をつなぐ自由通路があるのですが、南側にも自由通路がほしいです。
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東京駅・東海道線の起点は?

東京駅丸の内駅舎 日本の道路の起点が日本橋なら、日本の鉄道の起点は東京駅です。
 東海道本線の終点は神戸駅にあり、5番ホームの浜側に東海道本線の終点と山陽本線の起点を示す標識があります。では、東京駅の東海道本線の起点はどこにあるのでしょうか? 神戸住民としては、気になって夜も眠れません(若干誇張)。そんな疑問は夜行バスの待ち時間に、もってこいです。さぁ、デジカメ抱えて、レッツゴー!

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2008年01月09日

皇居・一般参賀(後編)

皇居・一般参賀(前編)からお読みください。

宮殿長和殿お立ち台
 中門をくぐると、宮殿長和殿前の広場です。
 長ーい建物の真ん中に、ガラス張りの「お立ち台」が作られています。ものの本によると、これは組み立て式で一般参賀の時だけ取り付けられるのだとか。ガラスは防弾ガラスとのこと。

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2008年01月08日

皇居・一般参賀(前編)

 天皇陛下にお会いしてきました。

 といっても、一市民が個別に面談できるはずもなく、1月2日の一般参賀に行ったのでした。皇居(江戸城西の丸)は事前申込制で一般見学を受け付けているのですが、平日限定です。地方在住者が江戸城西の丸に入れる機会は少ないのです。

警察バス2台一般参賀・人の列
 さて、東京駅と皇居を結ぶ御幸通りの真ん中に警察バス2台。バリケードにしては簡単に迂回されそうですし、警備の休憩所なら歩道側に寄せて停めればよさそうなもの。
 14時少し前に東京駅に着きましたが、大混雑ではないものの、途切れない程度の人の列があります。

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2008年01月06日

プレミアムドリーム号・プレミアムシート

プレミアムドリーム号・東京駅プレミアムドリーム号・プレミアムシート1
 下りで乗ったのもプレミアムドリーム号。今度は1Fのプレミアムシートです。
 通常のドリーム号だと1Fには8席設定するのですが、プレミアムシートは4席の設定。つまり1便当たり4人しか座れない特等席です。
 お値段もそれなりで片道9,910円(2008年1月現在)。しかも往復割引無しの強気の設定。あとちょっと積み増せばぷらっとこだまエコノミープランで新幹線に乗れてしまいます。

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2008年01月05日

プレミアムドリーム号・2階席

プレミアムドリーム号・大阪駅プレミアムドリーム号・2階席1

 2007年末は、プレミアムドリーム号で帰省しました。
 首都圏と京阪神を結ぶ数ある夜行高速バスの中で、最上級の設備を誇る豪華バスです。1階は2列(4席)のプレミアムシート。2階も新型シートが投入され3列(24席)のゆったりした座席配置です(通常のドリーム号は3列(30席))。

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