2回目の企画です。
前回に引き続きお声掛け頂いていたのですが、日にちを勘違いしていて(日曜日の晩だと思っていました)、参加表明が直前になりました。家から遠い上に、最後は駅から1km歩く場所なので、自前の機材は持っていきませんでした。
福原さんのレポートがあるので、詳細はこちらをご覧ください。
正直なところ、患者さんとの接し方などよく分からないところが多く、こちらは他のスタッフにお任せして、2台の望遠鏡の片方の操作だけを担当していました。天候が思わしくなく、観望は無理かと半ばあきらめていたのですが、たまたま時間中は雲が薄くなり、雲間からの月と木星を眺めて頂きました。実際の天体を観望いただき、喜んで頂けたのは何よりでした。
普段の観望会でも感じることですが、天体望遠鏡を覗くのは意外に大変なことです。
たいていは人間が屈んだり、ハシゴや踏み台に登って、身体を望遠鏡に合わせてしまうのですが、それが出来ない場合の対応は、まだまだ考慮の余地があります。うーん。
2008年08月16日
2008年07月26日
夏のスターウォッチング at 代々木上原
明石では一度しか参加したことがないのに、「渋谷」では二度目の全国星空継続観察です。NICTの一般公開に合わせて帰省したのですが、ちょうどこちらの星のつどいも同じ日でした。ラッキー。
中央線沿線から代々木上原に行く方法が分からなくて、渋谷からバスに乗ったのですが、これが30分に一本しか走っていないという代物で、おかげで大遅刻。新宿から小田急線に乗れば良かったんですねぇ。
さて、本番の方は残念ながら曇ってしまって、来週に順延。
撤収後、お久しぶりということで居酒屋に直行。
発売直後のニコンD700なんぞを拝ませていただきました。存在感ずっしりで、持つ人が持ってこそという感じです。
中央線沿線から代々木上原に行く方法が分からなくて、渋谷からバスに乗ったのですが、これが30分に一本しか走っていないという代物で、おかげで大遅刻。新宿から小田急線に乗れば良かったんですねぇ。
さて、本番の方は残念ながら曇ってしまって、来週に順延。
撤収後、お久しぶりということで居酒屋に直行。
発売直後のニコンD700なんぞを拝ませていただきました。存在感ずっしりで、持つ人が持ってこそという感じです。
2008年07月20日
コルキット工作教室
19日土曜日にコルキット工作教室のお手伝いをしてきました。
私自身、コルキット・スピカは2台つくりましたが、最後に作ってから半年も間が空いているので、お手伝いするにも自分の勘が戻るまでちょっと時間がかかりました。
# メインの講師は天文科学館の方です。さすがに私では工作教室は経験値不足。
親子30組ほどの定員だったのですが、キャンセル待ちが13組あったそうです。後から聞いてびっくりでした。意外に大人気!?
コルキットは基本的に紙筒の組み合わせの繰り返しなので、行程が進むと、経験値が上がって、割とスムーズに組み立てが進みます。キットの構成もいまだに進化を続けているから恐れ入ります(去年作ったときから微妙にパーツが改良されていました)。
ただ実際に使うとなると、望遠鏡の操作になれていない方は、苦労が多いようです。
まず、対象方向に筒を向けるのが大変。三脚を持っている方には持参して頂き、ない方には貸し出したのですが、そもそも三脚の扱いに慣れてない方がほとんどなのです。
それと、ピント合わせが分からない方が意外に多い。カメラもオートフォーカスが当たり前の時代ですし、光学機器のピント合わせを自分で行った経験のない人が多いのかもしれません。
夕方から薄雲が広がる天気だったのですが、幸いにも南東の空の雲が切れ、木星が顔を出してくれました。なんとかガリレオ衛星を見ることが出来、まずまずの成功裏だったと思います。
私自身、コルキット・スピカは2台つくりましたが、最後に作ってから半年も間が空いているので、お手伝いするにも自分の勘が戻るまでちょっと時間がかかりました。
# メインの講師は天文科学館の方です。さすがに私では工作教室は経験値不足。
親子30組ほどの定員だったのですが、キャンセル待ちが13組あったそうです。後から聞いてびっくりでした。意外に大人気!?
コルキットは基本的に紙筒の組み合わせの繰り返しなので、行程が進むと、経験値が上がって、割とスムーズに組み立てが進みます。キットの構成もいまだに進化を続けているから恐れ入ります(去年作ったときから微妙にパーツが改良されていました)。
ただ実際に使うとなると、望遠鏡の操作になれていない方は、苦労が多いようです。
まず、対象方向に筒を向けるのが大変。三脚を持っている方には持参して頂き、ない方には貸し出したのですが、そもそも三脚の扱いに慣れてない方がほとんどなのです。
それと、ピント合わせが分からない方が意外に多い。カメラもオートフォーカスが当たり前の時代ですし、光学機器のピント合わせを自分で行った経験のない人が多いのかもしれません。
夕方から薄雲が広がる天気だったのですが、幸いにも南東の空の雲が切れ、木星が顔を出してくれました。なんとかガリレオ衛星を見ることが出来、まずまずの成功裏だったと思います。
2008年07月07日
七夕の夜空
九州で早めの梅雨明けを迎えた余波か、神戸もこの数日は天気の大崩はありません。昼間は晴れ→夕方に雲が出て→22時頃晴れる(透明度悪し)というパターンの空模様が続いています。
例年なら曇天か雨天が定番の七夕も、今年は次第に雲が切れてきて、数年ぶりに七日の晩の織姫と彦星の姿を見ることが出来ました。
そういえば今年は、とあるマンションの笹飾りを作る手伝いをして、切り紙細工はたくさんつくったのですが、自分の願い事を書いた短冊を吊ってくるのを忘れていました。あぁ、もったいない。
せっかくの空なので、久しぶりに望遠鏡を出して、織姫と彦星の「密会現場」アルビレオを眺めました。霞の向こうで少しばかり色あせた見え具合でしたが、今宵に限っては、それもまた、よし。
例年なら曇天か雨天が定番の七夕も、今年は次第に雲が切れてきて、数年ぶりに七日の晩の織姫と彦星の姿を見ることが出来ました。
そういえば今年は、とあるマンションの笹飾りを作る手伝いをして、切り紙細工はたくさんつくったのですが、自分の願い事を書いた短冊を吊ってくるのを忘れていました。あぁ、もったいない。
せっかくの空なので、久しぶりに望遠鏡を出して、織姫と彦星の「密会現場」アルビレオを眺めました。霞の向こうで少しばかり色あせた見え具合でしたが、今宵に限っては、それもまた、よし。
2008年07月05日
あぢぃ
23時過ぎても室温は29度越え。
エアコンのない家なので(「イエナので」って変換された……)、経験的に夜間に27度を超えると、寝苦しくなります。昼間の暑いのはまだ、我慢できるのですが、夜の暑さはどうにも苦手です。
風があれば体感気温は下がるのですが、あいにく、ほぼ無風。
たまに入り込む空気も、ドロッとたっぷり湿気を吸い込んでいます。
瀬戸内海は昼間の太陽熱を貯め込む巨大な湯たんぽみたいなものなので、冬にはありがたいのですが、夏の夜には迷惑この上ありません。
窓の外には木星が赤みを帯びて輝き、天頂を見上げると、デネブ……じゃなくて、あれベガか!? というくらいの透明度の悪さ。
雲が切れても星見をする気になれません。
# 25:36追記 まだ室温29.8度。眠れない〜。
エアコンのない家なので(「イエナので」って変換された……)、経験的に夜間に27度を超えると、寝苦しくなります。昼間の暑いのはまだ、我慢できるのですが、夜の暑さはどうにも苦手です。
風があれば体感気温は下がるのですが、あいにく、ほぼ無風。
たまに入り込む空気も、ドロッとたっぷり湿気を吸い込んでいます。
瀬戸内海は昼間の太陽熱を貯め込む巨大な湯たんぽみたいなものなので、冬にはありがたいのですが、夏の夜には迷惑この上ありません。
窓の外には木星が赤みを帯びて輝き、天頂を見上げると、デネブ……じゃなくて、あれベガか!? というくらいの透明度の悪さ。
雲が切れても星見をする気になれません。
# 25:36追記 まだ室温29.8度。眠れない〜。
2008年07月04日
しずかな太陽
今日は出勤が遅い日だったので、出かける前にPSTで太陽観望。
最近ずっと天気が悪かったので、PSTを出すのも久しぶりです。
が。
なんだこりゃー。Hαでもほとんどノッペラボウじゃないですか。
念のため、太陽観測衛星SOHOと、
http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime-images.html
晴れたら毎日のように太陽画像をアップしている五島プラネタリウム天文資料のサイトを
http://www.f-space.co.jp/shibuya-star/photo/sun_observation/index.html
チェックしましたが、やっぱりシミ一つない、しずかな太陽面でした。
中学生の時に、夏休みの自由研究で太陽黒点の観察をやったことがありますが、もし今年だったらテーマ変更を余儀なくされていたかもしれません。
最近ずっと天気が悪かったので、PSTを出すのも久しぶりです。
が。
なんだこりゃー。Hαでもほとんどノッペラボウじゃないですか。
念のため、太陽観測衛星SOHOと、
http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime-images.html
晴れたら毎日のように太陽画像をアップしている五島プラネタリウム天文資料のサイトを
http://www.f-space.co.jp/shibuya-star/photo/sun_observation/index.html
チェックしましたが、やっぱりシミ一つない、しずかな太陽面でした。
中学生の時に、夏休みの自由研究で太陽黒点の観察をやったことがありますが、もし今年だったらテーマ変更を余儀なくされていたかもしれません。
2008年06月23日
星空
夕方、青空が見えていたので、今夜は晴れるかもしれないなぁ、と思っていました。
とはいえ、ほぼ定時で帰れたにもかかわらず、帰りの電車で寝過ごしてしまう疲れっぷり。
晩ご飯を食べて寝ころんで本を読んで、今日はこのまま寝ようと思っていたのですが、夕方の青空が忘れられません。
窓を開けたら、
「うわあっ」
もう、まばゆいばかりの、木星。ぴたっと天に貼り付いたかのように、瞬きもせず、黄白色の光を放っています。
南を見ると、アンタレスが赤い! 天頂を仰ぐと、ベガが明るい!
我慢できなくなって、ついつい外に出て、近所の公園で空を眺めてしまいました。すぐに雲が出てきたので、15分間ほど、肉眼で星座をたどっただけですが、やっぱり本物の星空はいいものです。
明日もがんばろうっ♪
# なんて単純なつくりの人間なんでしょ。
とはいえ、ほぼ定時で帰れたにもかかわらず、帰りの電車で寝過ごしてしまう疲れっぷり。
晩ご飯を食べて寝ころんで本を読んで、今日はこのまま寝ようと思っていたのですが、夕方の青空が忘れられません。
窓を開けたら、
「うわあっ」
もう、まばゆいばかりの、木星。ぴたっと天に貼り付いたかのように、瞬きもせず、黄白色の光を放っています。
南を見ると、アンタレスが赤い! 天頂を仰ぐと、ベガが明るい!
我慢できなくなって、ついつい外に出て、近所の公園で空を眺めてしまいました。すぐに雲が出てきたので、15分間ほど、肉眼で星座をたどっただけですが、やっぱり本物の星空はいいものです。
明日もがんばろうっ♪
# なんて単純なつくりの人間なんでしょ。
2008年06月13日
晴れて木星
結局、STS-124は見る機会がないままでした。
次回の日本人宇宙飛行士のフライトは、若田さんのSTS-119。NASAのサイトでは12月4日打ち上げとなっていますが、どうなることやら。今度は長期滞在なので、眺める機会は多いでしょう。
12日晩は、久々の快晴。夕方は透明度が良いながら雲が残っていたのですが、練る前に窓を開けたら、まばゆいばかりの木星。いて座のティーポットの星々も、空気が澄んでいるせいか、やたら明るく見えます。
時刻も遅かったので、とりあえず窓際観望。
三脚に載せたままだった4cmコルキット望遠鏡を木星に向けます。
キット附属のK12mm接眼レンズで35倍。スリーブが24.5mmのツアイスサイズなので、他の接眼レンズも試してみます。
高橋のOr25mm(17倍)では、木星周辺の背景の星も見えてとっても賑やか。倍率も17倍ほどで、星団の観望にはよさそうです。
同じく高橋のOr5mm(84倍)では、木星本体の縞模様が2本確認できます(K12mm/35倍だと木星が明るすぎて縞が判りません)。ただ色収差による青いベールも目立ち、像もちょっと甘い感じがしますが、口径を考えると充分かもしれません。
接眼レンズを買い足すと楽しみの幅が広がる望遠鏡なのですが、それなりの接眼レンズを用意すると、本体より高く付いてしまうのがつらいところです。
コルキット(4cm)の本体2,500円(税別)というのが、良心的な値段なんですよね。
ちなみに「大人の科学マガジン」附属のガリレオの望遠鏡では、木星のガリレオ衛星を捉えるのがやっと。400年前はこの程度の望遠鏡が宇宙の窓だったんですものねぇ。
ということで、紙筒の望遠鏡だけ覗いて寝てしまいました。
次回の日本人宇宙飛行士のフライトは、若田さんのSTS-119。NASAのサイトでは12月4日打ち上げとなっていますが、どうなることやら。今度は長期滞在なので、眺める機会は多いでしょう。
12日晩は、久々の快晴。夕方は透明度が良いながら雲が残っていたのですが、練る前に窓を開けたら、まばゆいばかりの木星。いて座のティーポットの星々も、空気が澄んでいるせいか、やたら明るく見えます。
時刻も遅かったので、とりあえず窓際観望。
三脚に載せたままだった4cmコルキット望遠鏡を木星に向けます。
キット附属のK12mm接眼レンズで35倍。スリーブが24.5mmのツアイスサイズなので、他の接眼レンズも試してみます。
高橋のOr25mm(17倍)では、木星周辺の背景の星も見えてとっても賑やか。倍率も17倍ほどで、星団の観望にはよさそうです。
同じく高橋のOr5mm(84倍)では、木星本体の縞模様が2本確認できます(K12mm/35倍だと木星が明るすぎて縞が判りません)。ただ色収差による青いベールも目立ち、像もちょっと甘い感じがしますが、口径を考えると充分かもしれません。
接眼レンズを買い足すと楽しみの幅が広がる望遠鏡なのですが、それなりの接眼レンズを用意すると、本体より高く付いてしまうのがつらいところです。
コルキット(4cm)の本体2,500円(税別)というのが、良心的な値段なんですよね。
ちなみに「大人の科学マガジン」附属のガリレオの望遠鏡では、木星のガリレオ衛星を捉えるのがやっと。400年前はこの程度の望遠鏡が宇宙の窓だったんですものねぇ。
ということで、紙筒の望遠鏡だけ覗いて寝てしまいました。
2008年05月16日
そしてその空は
明日は土曜日。
あまり翌朝を気にしないで済む夜です。月は少し大きいのですが、久しぶりに望遠鏡を出して、星見をしよう。うきうきと準備にかかります。
機材一式担いで、玄関を出て、空を見上げると……
快曇。
なんだそりゃ〜。駅から家に帰るときは晴れてたのにぃ。
くそ〜、この盛り上がった気持ちどうしてくれよう。
あまり翌朝を気にしないで済む夜です。月は少し大きいのですが、久しぶりに望遠鏡を出して、星見をしよう。うきうきと準備にかかります。
機材一式担いで、玄関を出て、空を見上げると……
快曇。
なんだそりゃ〜。駅から家に帰るときは晴れてたのにぃ。
くそ〜、この盛り上がった気持ちどうしてくれよう。
2008年05月14日
コルキット・スピカ出動
花北観望会には、いつも手持ちの機材を持っていきます。
といっても私は電車に乗っていくので、あまり重たいものは持っていけません。それに大きな機材は近所の方が持ってきて下さいます。
今回は「コルキット・スピカ」を持っていきました。科学館などの望遠鏡製作教室で定番の、4cm屈折望遠鏡の工作キットです。私が持っていったのは「はりま宇宙講座」で製作した完成品。
こうした観望会をやっていると、お客さんの何人かに「この望遠鏡ってお値段なんぼくらいですか?」と訊ねられます。
そこはマニアの持ち物なので、万円単位か、モノによっては6ケタの金額になるものもあるのですが、あまりすごい額だと、せっかくの興味がビックリするだけで終わってしまいかねません。ということで、入手しやすい価格ながらも、安心しておすすめできる鏡筒の例として、コルキット・スピカを持っていってみました。
# コルキットの場合、三脚は別途用意する必要があります。
また今回は、はりま宇宙講座の修了生もいらしていました。
講座の一環でコルキットをつくったのですが、その時は昼間に遠くの景色を覗いただけだったので、実際にこれで天体を見てみようというわけです。ちょうど観望会の二大スター、月と土星が勢揃い。小口径ながらも見え味は定評があるコルキット、お試しには持ってこいの空です。
「この望遠鏡でこんなに見えるんですか!」と、期待通りの声もちらほら。
大人数の観望会は大変ですが、家族や友人と一緒に星を見るくらいなら充分な実力のある小さな望遠鏡。月、惑星、明るい星団、二重星くらいは街中でも楽しめますので、ぜひぜひ活用してもらえたらいいなと思います。
といっても私は電車に乗っていくので、あまり重たいものは持っていけません。それに大きな機材は近所の方が持ってきて下さいます。
今回は「コルキット・スピカ」を持っていきました。科学館などの望遠鏡製作教室で定番の、4cm屈折望遠鏡の工作キットです。私が持っていったのは「はりま宇宙講座」で製作した完成品。
こうした観望会をやっていると、お客さんの何人かに「この望遠鏡ってお値段なんぼくらいですか?」と訊ねられます。
そこはマニアの持ち物なので、万円単位か、モノによっては6ケタの金額になるものもあるのですが、あまりすごい額だと、せっかくの興味がビックリするだけで終わってしまいかねません。ということで、入手しやすい価格ながらも、安心しておすすめできる鏡筒の例として、コルキット・スピカを持っていってみました。
# コルキットの場合、三脚は別途用意する必要があります。
また今回は、はりま宇宙講座の修了生もいらしていました。
講座の一環でコルキットをつくったのですが、その時は昼間に遠くの景色を覗いただけだったので、実際にこれで天体を見てみようというわけです。ちょうど観望会の二大スター、月と土星が勢揃い。小口径ながらも見え味は定評があるコルキット、お試しには持ってこいの空です。
「この望遠鏡でこんなに見えるんですか!」と、期待通りの声もちらほら。
大人数の観望会は大変ですが、家族や友人と一緒に星を見るくらいなら充分な実力のある小さな望遠鏡。月、惑星、明るい星団、二重星くらいは街中でも楽しめますので、ぜひぜひ活用してもらえたらいいなと思います。
2008年05月13日
ファイバースコープで星見
12cm屈折望遠鏡にファイバースコープをつけて見るの図。以前、姫路市内のホスピスで観望会を開催したことがあり、ベッドに寝たままでも望遠鏡を覗くことが出来るよう、黒田さんが用意されたものです。
その観望会は雨で屋内企画になったので、ファイバースコープの出番はなかったのですが、お試しということで花北観望会に登場しました。
# とりあえずファイバースコープの原理:工業用内視鏡(オリンパス)
光ファイバーの一本一本が画素に相当し、接眼レンズを覗き込むと一つ一つの画素が分かるくらいの解像度(ハニカムに並んでいました)です。少し古い製品とのことでしたが、携帯電話で一般的なQVGA(320×200)よりだいぶ粗い感じ。古いビデオカメラのファインダーの液晶モニタを見ているような雰囲気です。それでも直径1cmか2cmのケーブルの中に数千〜数万本の光ファイバーが詰まっていると思うとすごいものです。
実質的に望遠鏡の焦点距離で拡大率が決まってしまうので(接眼レンズで過度に拡大しても粗が目立つだけ)、土星の環を見ようとするとそこそこ長焦点の光学系が必要です。
この日はシュワルツの12cmF8にファイバースコープを接続したのですが、月の全景は入らず、一部分を強拡大する状態。クレーターは余裕の大迫力です。土星の環はなんとか分かるといったところ(現在は環の傾きが小さいので解像度が粗いと不利)。
でも正直なところ、想像していたよりはよく見えました。
公開天文台では、バリアフリーに配慮した望遠鏡(ナスミス式やクーデ式)を据え付けたり、三鷹光器のワンダーアイなどの観測支援装置を取り付けているところも増えてきましたが、屋外の観望会では実用的な選択肢が少ないのが現実です。
カメラやモニタを介さずに、星からの光を直に目で感じることが出来る手段の一つとして、活かしていければ面白いな、と思いました。
2008年05月12日
花北観望会
5月11日は、2008年初めての花北観望会。姫路市内のJR播但線・野里駅前で年に3回ほど開催しています。道行く人に星空を楽しんで頂いています。
世界天文年のプレイベントだったりして、冗談かと思っていたらウェブサイトにも紹介されていました。
今回ははりま宇宙講座の修了生にもメールで案内していたので、関係者の方も何人か顔を出されていました。
事前の天気予報では、前日からの雨は上がっても、晴れ間はどうだろうか? という雰囲気だったのですが、夕方から急に晴れ上がりました。飲み会だけのつもりでいたのに、急いで出てきたという方もちらほら。
若干の雲は残りましたが、透明度はよく、月に土星、火星にミザール・アルコルの二重星を楽しんで頂きました。
おじさんの誕生日のお祝いということで、その後の飲み会もいつになく盛り上がりました。
2008年05月03日
水星を見る
帰宅してからあまりに晴れていて、しかも透明度もよかったので、ミニボーグ50を担いで水星を見に行きました。塩屋は斜面だらけの街なので、地平線に近い空を見ようとすると、どこかの坂を登らないと見通しが効かないのです。
日没が18:47で、水星没が20:17。薄明終了が20:20。
東方最大離隔が5月14日なので、来週の方が条件は良くなるのですが、天候や透明度も影響するので、機会があるときに見るに限ります。
19時を回ったところで家を出ますが、まだ空にはシリウスしか見えません。やがて、土星、レグルス、プロキオン、ベテルギウスと、次々に星が見えてきます。オリオン座が分かれば真西の見当が付きます。水星が出ているはずの西北西の空を、XL21mmをつけたミニボーグで、高度を少しずつずらしながら左右に振って探します。
19:16、あっさり水星発見。意外に明るいので、これは肉眼でも見えるかと思ったら、こちらもあっさり見えました。地平線近くの透明度が良いのは本当に久しぶりでした。
日没が18:47で、水星没が20:17。薄明終了が20:20。
東方最大離隔が5月14日なので、来週の方が条件は良くなるのですが、天候や透明度も影響するので、機会があるときに見るに限ります。
19時を回ったところで家を出ますが、まだ空にはシリウスしか見えません。やがて、土星、レグルス、プロキオン、ベテルギウスと、次々に星が見えてきます。オリオン座が分かれば真西の見当が付きます。水星が出ているはずの西北西の空を、XL21mmをつけたミニボーグで、高度を少しずつずらしながら左右に振って探します。
19:16、あっさり水星発見。意外に明るいので、これは肉眼でも見えるかと思ったら、こちらもあっさり見えました。地平線近くの透明度が良いのは本当に久しぶりでした。
2008年04月21日
晴れたけど春がすみ
4月に入ってから、観測数が急降下中。
飽きたわけではなく、どうしても春先は星を見る時間をとりにくいのです。
薄明の残るうちに帰宅できたので、夕食の前に望遠鏡を引っぱりだしたのですが、あいにくの春がすみ。月も出ていないのに、5cm屈折で6.6等星がやっとの空というのは、気が滅入ります。でも晴れてくれただけでも、ありがたや。
T Mon も U Mon も西空低くなり、まもなく、しばしの別れです。天気予報を確認したら、これから天気が崩れる予報。これでシーズン最後かもしれません。
飽きたわけではなく、どうしても春先は星を見る時間をとりにくいのです。
薄明の残るうちに帰宅できたので、夕食の前に望遠鏡を引っぱりだしたのですが、あいにくの春がすみ。月も出ていないのに、5cm屈折で6.6等星がやっとの空というのは、気が滅入ります。でも晴れてくれただけでも、ありがたや。
T Mon も U Mon も西空低くなり、まもなく、しばしの別れです。天気予報を確認したら、これから天気が崩れる予報。これでシーズン最後かもしれません。
2008年04月06日
プロミネンス
久々に豪快なループ状プロミネンスが出ていました。高さは地球10個分くらいでしょうか。こういうときはPSTを手に入れてよかったと思います。
そういえば、ガリレオの望遠鏡、ようやく完成。紙筒を片側ずつ接着したので、木工用ボンドの乾燥に1晩ずつかかってしまいましたが、それ以外の工作時間は30分もかかっていません。
とにかく紙筒を丸める工程が勝負なのと、あとは対物レンズの凸側を間違えないこと(曲率がゆるいので分かりにくい)くらいが注意点でしょうか。
そういえば、ガリレオの望遠鏡、ようやく完成。紙筒を片側ずつ接着したので、木工用ボンドの乾燥に1晩ずつかかってしまいましたが、それ以外の工作時間は30分もかかっていません。
とにかく紙筒を丸める工程が勝負なのと、あとは対物レンズの凸側を間違えないこと(曲率がゆるいので分かりにくい)くらいが注意点でしょうか。
2008年03月31日
冬の終わり
桜が咲いたのに冬の終わりというのも変ですが、オリオン座が夕方、中天にかかっているうちは、なんとなく春気分にはなれません。
が、3月も末となると、陽が沈んで暗くなる頃にはオリオンも西に傾いています。さすがに夜空も冬の終わりという感です。
今晩は久しぶりに澄んだ空で、ちょっと嬉しかったですね。
が、3月も末となると、陽が沈んで暗くなる頃にはオリオンも西に傾いています。さすがに夜空も冬の終わりという感です。
今晩は久しぶりに澄んだ空で、ちょっと嬉しかったですね。
2008年03月10日
終わらぬ薄明
春分も近くなり、昼夜の長さがほとんど同じくらいとなる季節。
仕事帰りに見える夕空も、すっかり明るさが残るようになりました。
自宅についても、まだ西の空が白んだままです。
いつまで薄明が続くのだ? と思って時計を見ると、日没から2時間近く経過しています。
薄明ではなく、垂水や明石の光害でした。
普段は当たり前のように思っている街明かりも、きれいな星空を見た後では、異様なものに映りますが、またこの明るい夜空と付きあっていかねばなりません。
仕事帰りに見える夕空も、すっかり明るさが残るようになりました。
自宅についても、まだ西の空が白んだままです。
いつまで薄明が続くのだ? と思って時計を見ると、日没から2時間近く経過しています。
薄明ではなく、垂水や明石の光害でした。
普段は当たり前のように思っている街明かりも、きれいな星空を見た後では、異様なものに映りますが、またこの明るい夜空と付きあっていかねばなりません。
2008年02月28日
赤い大三角
帰りが遅くなるのが確定なので、職場の近くで夕飯を済ませることにしました。
今日も晴れてるなぁと、冬の星座をたどりながら歩いていると、火星がいい感じに暗くなって、冬の一等星の群れにうまく紛れるような見え方になっています。
ベテルギウス-アルデバラン-火星とたどると、もう一つの冬の大三角が誕生です。「赤い大三角」とでも申しましょうか。期間限定のトライアングル。
さて、火星。同じ赤い星どうし、ベテルギウスの平家星に、心強い援軍が現れたようにも見えます。
となると、リゲルの源氏星の援軍には青白色のシリウス。ベテルギウスと火星、リゲルとシリウスの間隔が同じくらいで、互いに陣を構え、賑やかな源平合戦です。
これにアルデバランを加えると、3対2で赤の平家が優勢かと思いきや、このあと火星は季節が進むにつれて明るさを減じ、冬の戦場も離脱する運命にあります。
空の暗さに目が慣れると、リゲルの前面には三ツ星が展開し、アルデバランの背後には伏兵のすばるが控えます。
昨年末の火星接近の栄華も今は昔、奢る平家は久しからず。白き源氏の星々に包囲され、いまや滅亡の縁にたたされんとしています。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
って、バカなことを考えていたら電柱にぶつかりそうになりました。アホです、私。
今日も晴れてるなぁと、冬の星座をたどりながら歩いていると、火星がいい感じに暗くなって、冬の一等星の群れにうまく紛れるような見え方になっています。
ベテルギウス-アルデバラン-火星とたどると、もう一つの冬の大三角が誕生です。「赤い大三角」とでも申しましょうか。期間限定のトライアングル。
さて、火星。同じ赤い星どうし、ベテルギウスの平家星に、心強い援軍が現れたようにも見えます。
となると、リゲルの源氏星の援軍には青白色のシリウス。ベテルギウスと火星、リゲルとシリウスの間隔が同じくらいで、互いに陣を構え、賑やかな源平合戦です。
これにアルデバランを加えると、3対2で赤の平家が優勢かと思いきや、このあと火星は季節が進むにつれて明るさを減じ、冬の戦場も離脱する運命にあります。
空の暗さに目が慣れると、リゲルの前面には三ツ星が展開し、アルデバランの背後には伏兵のすばるが控えます。
昨年末の火星接近の栄華も今は昔、奢る平家は久しからず。白き源氏の星々に包囲され、いまや滅亡の縁にたたされんとしています。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
って、バカなことを考えていたら電柱にぶつかりそうになりました。アホです、私。
2008年02月27日
帰宅の星空
21時頃帰宅。
コタツに入ったら負けなので、着の身着のまま望遠鏡を引っぱり出して、まずは変光星をチェック。いっかくじゅう座のU星とT星、しし座のR星の3つが最近の定番。ミラは西空に回ってしまったので、早く帰れた日でないと難しくなりました。
# おおぐま座Z星は使っている星図の比較星が怪しいので、中断中。
あまりに透明度が良かったので、5cm屈折ですばるを見て、ちょっと感激。双眼鏡もいいのですが、小口径屈折で視野一杯に広がるくらいの倍率で見るのもまた、良いものです。
M42もそこそこ見えます。低倍率でもトラペジウムがきっちり分離して見えるのが気持ちいいです。
シリウスがギラギラして素敵です。もしかすると伴星が見えるんじゃないかという気がします(分かってます、無理です)。
プレセペ星団も、粒の揃ったツブツブ加減が良い感じです。
所詮は街中の5cmなので、このあたりの肉眼級の天体ならすばらしく見えますが、双眼鏡級の天体となると存在を確認するのがやっと。星図がないと見つけるのも大変です。
そんなこんなであちこち巡っているうちに、あっという間に30分。うわ、しまった。
コタツに入ったら負けなので、着の身着のまま望遠鏡を引っぱり出して、まずは変光星をチェック。いっかくじゅう座のU星とT星、しし座のR星の3つが最近の定番。ミラは西空に回ってしまったので、早く帰れた日でないと難しくなりました。
# おおぐま座Z星は使っている星図の比較星が怪しいので、中断中。
あまりに透明度が良かったので、5cm屈折ですばるを見て、ちょっと感激。双眼鏡もいいのですが、小口径屈折で視野一杯に広がるくらいの倍率で見るのもまた、良いものです。
M42もそこそこ見えます。低倍率でもトラペジウムがきっちり分離して見えるのが気持ちいいです。
シリウスがギラギラして素敵です。もしかすると伴星が見えるんじゃないかという気がします(分かってます、無理です)。
プレセペ星団も、粒の揃ったツブツブ加減が良い感じです。
所詮は街中の5cmなので、このあたりの肉眼級の天体ならすばらしく見えますが、双眼鏡級の天体となると存在を確認するのがやっと。星図がないと見つけるのも大変です。
そんなこんなであちこち巡っているうちに、あっという間に30分。うわ、しまった。
2008年02月22日
曇りっぱなし
「晴れっぱなし」なんて書いた途端に、18-19日の晩から曇りっぱなし。
昼間は晴れているのですが、夕方から雲が出はじめて、薄雲だったり、うろこ雲のような切れ間がありそうな無さそうな雲だったり、夜半には全天雲に覆われるのですが、朝には晴れているという、星見人泣かせの空模様。
これが5日連続で続いています。やっぱり、晴れた時に空を見ておくものですね。
昼間は晴れているのですが、夕方から雲が出はじめて、薄雲だったり、うろこ雲のような切れ間がありそうな無さそうな雲だったり、夜半には全天雲に覆われるのですが、朝には晴れているという、星見人泣かせの空模様。
これが5日連続で続いています。やっぱり、晴れた時に空を見ておくものですね。




