塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。
今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。
(2015.5.22 管理人 記)

2014年06月13日

満月2つ

 2014年1月16日は今年最小の満月でした。最小というのは見かけの大きさが小さいということ。言い方を変えると、楕円軌道を回っている月が、地球からの距離が一番遠い時に満月になったということです。

 2014年最大の満月は8月11日ですが、今回の6月13日の満月も大きく見える方でしたので、並べてみました。面積比だと2割くらい違うのでパッと見で大きさの違いが分かります。

 もう一つ、この時期の満月は夏至に近いので、太陽の南中高度が高くなるのと反対に、満月の南中高度は低くなります。こちらの写真も抑えておこうと思っていたのですが、うっかり忘れてしまいました。しまった。


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2014年06月01日

星見行(5月31日〜6月1日)

 一ヶ月ぶりの星見遠征。今回は明石の星の友の会とはりま宇宙講座のつながりで総勢8名。
 高気圧がでんと居座って天候は安定そのものでしたが、前日から特濃の黄砂がやってきて、透明度はがったがた。
 とりあえず出発はするものの、写真は無理と見て双眼鏡だけ持って出かけました。車中からの西空はもやが濃くて、月齢2.7の月が早くも赤みがかっています。まあ、曇られるよりはマシか。

 現地に着くと、意外に星がよく見えています。地平光度30度位までは濃いもやですが、天頂方向は5等星まで見えている状態。天頂方向は星までの大気の層が少ない分、黄砂の影響も少ないのでしょう。これならそれなりに楽しめそうです。

 早速@135c8さんのシュミカセを組み上げ。これが自動導入機で、アライメントも済んだあと、モーターの速度調整が分からなくて、離れた天体を入れるのに時間がかかるのでクランプ緩めて手動操作してたら、これが大失策。クランプを緩めた時点でアライメントが無効になっちゃうそうです。ごめんなさいごめんなさい。再度アライメントして頂いた後は自動導入が決まりまくり、いろんな天体を見ることができました。
# 赤経赤緯はエンコーダで読んでるのかと思ったので、初期座標が決まればそれでいいのかと、つい(←自分の望遠鏡は手動操作の人)。

 とにかくこの日はシーイングが良く、土星のカッシーニ間隙が10cm屈折でほとんど全周見え、M13やM22といった球状星団は20cmシュミカセで星のつぶつぶが分解し(ザラザラじゃなくてつぶつぶ)、星雲・星団を見るには透明度だけじゃなくて大気の安定も大切なのだと改めて認識した次第。

 透明度も夜半すぎにはどんどん回復してきて、明け方には北斗七星が地平線すれすれに薄明に溶け込むまで見えていました。黄砂が抜けたのかと思ったのですが、帰宅後に気象庁のサイトを見ると未だ列島上空に薄いながらも黄砂が残っていました。
 市街地を離れた場所に出かけたので、黄砂で散乱される地上光が減ったのと、夜半すぎにはさらに地上光が減って空の状況が良くなった影響なのかと思います。

 薄明開始前には夏の銀河が天頂まで昇ってきて、いて座から夏の大三角を経てカシオペア座付近まで天の川が天空を縦断する見事な眺めとなりました。よかったよかった。
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2014年05月25日

水星が東方最大離角

 5月25日は水星の東方最大離角でした。
 地球の内側を回る水星は、太陽からあまり離れて見えません。
 太陽の東側に最も離れる時を「東方最大離角」、西側に最も離れる時を「西方最大離角」といいます。夕方の西空に見えるのは東方最大離角の時。西方最大離角の時は太陽の西側に水星がいるので、夕方は太陽より先に水星が沈んでしまいます。

 水星の最大離角は平均で23度弱ですが、水星は比較的つぶれた楕円軌道をとっているので、最大離角も17.9度〜27.8度の間で変化します。今回は22.7度なのでほぼ平均並み。
 しかしながら日没時は空が明るいため(左図:5月25日19:00)、日没から30〜40分ほど経たないと水星を探すのは困難です。その間にも水星はどんどん地平高度を下げ、空が比較的暗くなる時間帯の高度は10度前後になります(右図:5月25日19:45)。
 地平線付近まで透明度が良く、雲がない状態でないと見ることができないので、水星観望はなかなかの難物なのです。
# この時期の東方最大離角だと、夏至が近く日没が遅いため、帰宅に間に合いやすく、勤め人には好都合。

 5月25日は日曜日でのんびり構えたのですが、地平線近くに薄雲があり、透明度も23日ほどではなかったので、肉眼ではギリギリ見えるかどうかという程度。あらかじめ見える場所を調べておかないととてもわからない状態でした。

 水星は公転が早く、このあと6月20日に内合(水星が太陽の手前側で太陽と同じ方向に見える)となり、7月13日には明け方の東天で西方最大離角を迎えます。
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2014年05月23日

肉眼水星

 5月25日は水星の東方最大離角(太陽からの見かけの角度が一番大きくなる)。その前後数日は夕方の西空で水星が見やすくなっています。
 夏至まで一ヶ月切った時期なので、日が沈むのも遅く、仕事帰りに見るには好都合です。

 最大離角とはいえ、ある程度空が暗くなった時点での水星の地平高度は10度ほど。
 0〜1等級の明るさとはいえ、うっすらと青みが残る空の中で探すのは難易度が高く、双眼鏡を持って外に出ました。

 が。なんとあっさり肉眼で見えてしまいました。空の透明度が良かったのですね。

 ものは試しにiPhone5Sのカメラで撮影したら、ぎりぎり写っていました。
 ちなみに木星は余裕。カストル・ポルックス・カペラも縮小前の画像では確認できます。
 携帯のカメラとはいえ、侮りがたしです。
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2014年05月06日

地球に近い月と遠い月

 5月6日に月が遠地点を通ったので、同じ光学系で撮影した半月前の月(近地点通過1日前)と並べてみました。
 半月に近い月なので、並べてみると月の見かけの大きさの違いが分かります。

 月が近いほうが下弦より少し太め、遠い方が上限より少し細めで、大きさの違いをより強調したような写真になってしまったのは私の不徳の致すところ。
 月に近い時の写真はもう一日待てば近地点かつ下弦の月だったのですが、下弦の月をきれいに写すには高度が上がる明け方に早起きせねばならず、そしてその日は起きられなかったのです。確か前の日に帰宅するのが遅かったんだよなぁ。

 2014年4月22日02:57/5月6日20:31撮影。ボーグ77EDII+1.4倍テレコンバーターDG(D=77mm,f=714mm)+NikonD5000。トリミング、トーンカーブ+アンシャープマスク処理済。
 画像はクリックで拡大します(拡大画像はトリミングのみの原寸大)。
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2014年05月03日

星見行(5月2日〜3日)

 2014年5月3日02:43〜(兵庫県神崎郡)。NikonD5000+16-85mm→16mmF4,ISO1600。3分38秒露出。トーンカーブ+アンシャープマスク処理済。

 知人にお誘いいただいて、久々の星見遠征。
 天気予報はあまり期待できるものではなく、GPVでも午前2時には雲に覆われる予報。
 自分の荷物は双眼鏡と標準ズームの一眼デジのみで、望遠鏡は他人のを覗かせていただきました。

 月も細く、空の透明度もまずまず。夜半には夏の天の川も昇ってきて、けっきょく一晩ほぼ晴れっぱなしでした。
 最初の10分くらい、機材も出さずにぼーっと空を眺めて、「ああ、来てよかった」と思ってしまいました。
# 冒頭の写真、ISO1600で比較明合成でない3分半の露出です。神戸だったら画面真っ白ですよ。

 大きめの望遠鏡では32cmドブソニアンや20cmシュミカセがを持ち込まれた方がいて、網状星雲が楽に見えたり、自動導入でオメガ星団を見てしまったり、観望派の私には大満足の一晩でした。

 現地でご一緒したみなさん、ありがとうございました。
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2014年04月24日

ISS上空通過

 2014年4月24日20:34〜20:36(神戸市垂水区)。NikonD5000+16-85mm→16mmF5,ISO800。8秒露出×21コマ。トーンカーブ+アンシャープマスク処理済。
※写真はクリックで拡大します(原寸大)。

 若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)のコマンダー(船長)に就任中です。
 というわけで、はるか上空350kmを行くISSを撮影。西空に沈みゆく冬の星座の真ん中を通過したので、賑やかな写真になりました。
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2014年04月15日

部分月食(西日本では見えず)

 4月15日、皆既月食がありました。
 アメリカからハワイにかけては夜間に見ることが出来たのですが、日本では東日本のみ、終わり間際の部分月食の月出帯食。西日本では部分食が終わってからの月の出です。

 部分月食が終わってもしばらくの間は半影が月にかかっているので、職場の近くで月の出直後の月を探したのですが、地平線近くのもやが濃かったようで、分かりませんでした。
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2014年04月14日

火星最接近

 2014年4月14日22時25分撮影(神戸市垂水区)。NikonD5000+16-85mm→85mmF5.6,ISO400。1/2000秒と1/2秒の2コマを合成。トリミング済み。

 2014年4月14日、2年2ヶ月ぶりの火星最接近です。
 「最接近」と書くと一瞬の出来事のようですが、前後数日間もほとんど同じ距離ですし、前後数ヶ月はひときわ目立つ明るさで火星が見えています。
 この日は満月間近の月とたまたま同じ方向にみえていたので、久しぶりにカメラを引っ張り出しました。ただ月と火星は明るさの差が大きいので、露出時間を変えて写した2枚を合成しています。

 撮影時の月までの距離は36.36万km、火星までの距離は9,238.12万km(いずれも測心距離=海抜0mからの距離)。
 光の速さで月までは1.21秒、火星までは5分8.15秒。

 同じ方向にみえていますが、距離はまるで違います。
 火星の直径は月の約2倍ですが、距離は約252倍なので、肉眼では点にしか見えません。
 太陽系の奥行きを感じます。
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2014年02月02日

第4回 星なかまの集い

 もはや速報でもなんでもないのですが、記事を書く時間が取れないのでtogetterのまとめを紹介です。

 第4回 星なかまの集い - Togetterまとめ
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