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(2015.5.22 管理人 記)

2014年06月30日

2014年6月の読書

川辺謙一「図解・首都高速の科学 建設技術から渋滞判定のしくみまで」

 最近すっかり本を読まなくなってしまったのは、昨春のダイヤ改正で、緩急接続のパターンが変わり、朝いつも乗る電車の混雑がひどくなったせいです。スマホの画面を見て時間を潰すのも悪くはないのですが、本も開く気になれない混雑はどうにかしてほしいものです。

 首都高は東京の狭いスペースに無理やり建設しているので、常に時代の最先端の土木・建築技術が投入されています。橋やトンネルの話を読むだけでも面白いです。


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2014年06月25日

映画「アナと雪の女王」

 職場の人に強く勧められて、今さら『アナと雪の女王』を見てきました。
 いや、すごかった。ディズニーの映画を見たのはたぶん初めてなのですが、魂抜かれました。

 以下、思いっきりネタバレ含みます。

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2014年06月22日

『ふじい旭の新星座絵図』

 古書店で入手しました。『ふじい旭の新星座絵図』。1976年の発行ですから、私がものごころ付く前の本です。

 中学生の時に2泊3日の研修でさしま少年自然の家に泊まった時のこと。施設の食堂に本棚があって、そこに星の本が山ほど並んでいたのです。市の公民館の図書室の星の本はたいがい読んでしまったので、見たことのない本は手当たり次第、休み時間に読みふけりました。
 『ふじい旭の新星座絵図』はその時出会った本です。

 星座の本には星座絵がつきものですが、基本的には西欧の近代の絵入りの星図が元になっています。
 『新星座絵図』はこれを大胆にアレンジというより、藤井旭さん独自の漫画チックなイラストに描き変えて、星座ごとに一遍ずつエッセイを添えたもの。とにかくイラストの星座絵が愉快で、ページをめくる度に笑い転げながら読みました。

 とにかく印象に残った本ではあったのですが、当時すでに発行から10年以上過ぎていて、入手すること能わず。公共図書館でも見かける機会のないまま、今に至っていました。
 ネットの古本だと検索すれば出てくるのですが、けっこうな値が付いていることが多く、なかなか手が出ませんでした。最近になって、やっとこ財布と折り合いの付く範囲で見つけた次第。棚に飾るのではなく、手にとって読みたいのであんまり高いと恐れ多いのです。
# それにしても元の値より高い古本を買うのって、人生でたぶん2回目。

 大切にさせていただきます。
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軍師官兵衛・その7

第25回「栄華の極み」
 カウントダウン本能寺編の雰囲気漂う第25回。
 公式サイトでは「7.13 本能寺の変」と大きなコピーを掲げていますが、これだと第28回で本能寺を迎えます。展開が早すぎやしませんか。

 前回、第24回で三木城が落ちたのが天正8(1580)年1月。この年の春に本願寺と和解し、夏に本願寺勢が石山を退去します。佐久間信盛を追放したのが同8月。(ここまで『信長公記』に記述あり)。

 今回は天正10(1582)年正月まで話が進んでしまいましたが、ちょっと待て。
 天正9(1581)年の鳥取攻めと淡路攻めはスルーですか!? とくに鳥取城攻防戦!
 安土城を灯火で飾った盂蘭盆会は天正9年7月で、鳥取城攻防戦は同年の6月から10月(『信長公記』より)。鳥取城は三木城に続いての兵糧攻めなので、「ドラマ的につまらん」と判断したのかな。毛利方の鳥取城主・吉川経家も好漢ですし、エピソードに事欠かない戦いなのですけれども。

 次回(第26回)予告編で、武田攻めと備中高松城の水攻めまで進むことが明かされているので、ここに来ての急展開にびっくりです。そんなに生き急いで大丈夫か。

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2014年06月18日

軍師官兵衛・その6

 先週書いた「その5」の記事が飛んでしまったようです。
 頑張って『信長公記』の記事を引っ張ったんですけど、もう一度作り直す気力はないな。

第24回「帰ってきた軍師」
 一年間続く大河の前半戦の集大成という回でした。
 最初の数回はどうなることかと思いながら見ていたのですが、三木合戦が始まったあたりから俄然、面白くなってきました。

 ここまでいい味出してるのは竹中直人の秀吉。以前、大河で主役をはった役だけに、安定感抜群。
 秀吉をドラマにして面白いのは草履取りから頭角を現す美濃攻めと、重臣に登用されて戦地を駆け巡る中国攻め。後半生でいろいろと影が差してくるのですが、今は明るい面だけ出てる時期です。微妙にくどくて計算高いながらも、それ以上の人懐こさと直向きさで欠点をカバーし、懐に入られると憎めないという雰囲気がよく出てます。ああ、この人なら官兵衛が惚れ込んでも納得だわという感じ。「心配ご無用」も2回しか出してないのは使いどころを心得てます。

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2014年03月15日

軍師官兵衛・番外編

 こんな記事が。

 「訂正 第9回「官兵衛試される」(3/2放送、3/8再放送)の石山本願寺のシーンについて」(2014.3.12 NHK)
 「大河ドラマで仏像取り違え NHK」(2014.3.14 朝日新聞)

 石山本願寺のシーンで本来、阿弥陀如来像が置かれるべきところ、釈迦如来像が置かれていたそうです。朝日新聞の記事によると、視聴者から3件指摘があったとか。
 件のシーンは私も見ていましたが、全く気付きませんでした。よく見られているなぁと思ったのですが、関係者の方が見れば一目瞭然だったのでしょう。

 NHK大河となれば一千万人を超える人々が見ていて、中にはいろんな職業や専門家の人もいるわけで、それらの人々の目に耐えうる画面をつくるって、考証も大変なことなのだと改めて感じた次第。
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2014年03月02日

軍師官兵衛・その4

 黒田家存亡の危機となった青山・土器山の戦い。
 劇中では突然、龍野赤松家が姫路を攻めてきたかのように描かれていて、えらく唐突に思えました。いくら黒田家が小勢力といえ、龍野赤松氏の動員力で一気に姫路を屠ろうというのは相当な博打です。
 後でつかださんにご教示頂いたのですが、この時期の赤松氏は置塩城の赤松宗家(ドラマ未登場)と龍野赤松家に分かれていて、黒田家の主筋の小寺家は赤松宗家に付いています。これに敵対する龍野赤松家が足利義昭-織田信長連合に接近したことが戦いの伏線。東から織田勢と三木の別所氏など、西から龍野赤松家が、赤松宗家を挟撃に出たのです。なるほど納得。
# とはいえ、この背景を描くなら放送2回分くらい使わないとわけがわからなくなりそう。

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2014年01月26日

軍師官兵衛・その3

 第4回「新しき門出」。
 前回の放送まで見てようやく、今年の大河は視聴者への分かり易さを優先していることに気付きました。

 「平清盛」「八重の桜」と前2作は視聴率で苦戦しています。
 「平清盛」は悪役と認知されている人物を主人公に据え、源平合戦の前史という馴染みのない時代に真正面から挑戦。「八重の桜」は必ずしも知名度の高くない人物を主人公にして、幕末期の会津の複雑な立場を丁寧に描いていました。歴史好きには見応えがあったのですが、「難しい」印象を持ってしまった人も少なくなかったのでしょう。

 「軍師官兵衛」の登場人物は行動も思考も現代人的。また場面ごとの分かり易さを優先して、細かい考証は大目に見ているようです。
 登場人物の善悪の色分けもはっきりさせている。龍野の赤松氏とか志方の櫛橋左京進とか、地元の人が見ていて気を悪くしないだろうかと思うくらいです。小寺氏家臣団の中での黒田氏の浮きっぷりも相当なもの(御着城の評定の席では黒田職隆がいつも一人で座ってますし)。

 もう少し複雑な関係を描いてくれたほうが私の好みですが、知名度が必ずしも高くない人物を扱っているだけに、しばらくはこの路線でいくのでしょう。

 その上での今回。
 官兵衛と光との出会いから夫婦になるまで、互いの気持ちが寄り添っていく様をうまくまとめていたと思います。これくらいの出来で続けてもらえると、安心して見ていられます。
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2014年01月19日

軍師官兵衛・その2

 第3回「命の使い道」。
 龍野の赤松勢に攻め落とされた室津城(室山城)に乗り込む官兵衛と家臣の母里太兵衛。
 不用意すぎる。2人で駆けつけるだけでも危ない。その上、残兵が潜んでいるかもしれない城内に入るなんて危険極まりない。母里太兵衛はいちおう止めに入りますが、命がけでも止めないといけない場面。
 姫路-室津間より龍野-室津間の方が近いので、姫路に一報が届いた頃には戦端が開いています。援軍を率いていくならまだしも、2人で何するつもりだったんだ?
 子どもの頃に薬草採りで赤松に囚われて母にきつく叱られたのを忘れたのか(忘れたんだろうなぁ)。

 幼なじみの想い人を亡くして失意の官兵衛。見かねた父から鉄砲の買い付けに堺への使いに出されます。
 その道中に荒木村重登場!
 たしか摂津池田氏の家臣だったと覚えていましたが、浪人の設定。いいのかそれで、と思ったのですが、TLで「出自は牢人(浪人)と記してある錦絵もある」とご指摘を頂きました。なるほど。

 そのあと一行が到着した堺の街の描写にびっくり。
 堺といえば中世から濠に守られた環濠都市だったことが知られています。
 しかしドラマの中の堺の木戸に濠はなく、一重の木の柵で仕切られているだけ。柵ですよ。塀ですらありません。
 なんだこの安っぽさは。どこの田舎町の木戸だ。堺は当時日本有数の富の集積地の街なのに。
 木戸の場面は描かなくても差し支えないシーンだっただけに、勿体無いことでした。

 物語の筋は悪くありません。
 幼なじみを失うことで戦国の無常を経験し、おのれの未熟さを祖父に教えられ、旅の過程で将来の盟友かつ仇敵と出会い、堺ではキリスト教と接点を持つ。いろいろな要素を尺の中に織り込んでいるのですけれども、それだけに詰めの甘さが気になった回でした。

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2014年01月05日

軍師官兵衛・その1

 2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。
 黒田官兵衛孝高は姫路から出た戦国武将で、子の黒田長政は肥前福岡52万国の黒田家の祖となります。
 「♪酒は呑め呑め 呑むならば」の「黒田節」の「黒田」です。

 黒田官兵衛は歴史小説好きにこそ竹中半兵衛と並ぶ秀吉の軍師役として知られていますが、一般的な知名度はさほどでもなく、大河ドラマの主人公に持ってくると知った時にはびっくりしました。もっとも、時代的には羽柴秀吉が一番輝いた時期を秀吉の側で歩んだので、ドラマの題材としては申し分ありません。

 ドラマの冒頭は1590(天正18)年の小田原攻め。
 3ヶ月に渡った攻囲に耐える後北条氏を降すべく、軍使として官兵衛が単身、小田原城に乗り込みます。
 しかし待て、戦国時代にも軍使の作法というのはあるのですよ。いきなり弓鉄砲をぶっ放したりしませんから。官兵衛も使者と分かる身なりでないとおかしいのですけど……手元に参考になる本がない、残念。大河の冒頭でこれで大丈夫か!?
# なお石垣山城として出てきたのは兵庫県内の但馬竹田城。築城年代が近い城なので雰囲気は似ているかも。

 という不安なスタートでしたが、本編はまずまず。
 播磨の小領主としての黒田氏(小寺氏)が、御着城(姫路市)に本拠を置く小寺氏の配下にありながら、龍野城(たつの市)の龍野赤松氏との対立の最前線にあり、小寺氏の家中も一枚岩でない脆弱な状態にある不安定な立場をうまく説明していました。子役の官兵衛も智将としての片鱗を見せる場面もありましたし、つかみとしてはよくまとまっていたと思います。
# 姫路から龍野までは15kmくらいだから子どもの足でもなんとかならんことはない……かも。

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