元ネタはなかをさんのお気楽星見掲示板の投稿「地平線近くの月は大きいか?」。地平線近くの月が大きく見えるのはよく知られた話。でも本当は天頂付近に見える月の方が大きく見えます。右の図がその説明。誇張して描いていますが、南中時には最大でほぼ地球の半径分、月に近い場所にいることになります。
地球-月間の平均距離は約38万km、地球の半径は約6千kmなので、1.5%ほどの差が出ます。
これは最大値で、地球上の緯度や季節によって違いがあります。日本の場合は冬至近くの満月がほぼ天頂に来るので、差が大きくなります。
今回、00:20はほぼ南中時で月の高度は73.4度、06:26は月没約1時間前で月の高度は10.5度。
こうして並べると、意外に差があることに気付きます。
# ミニボーグ60ED+1.4倍テレコンバーターDG(D=60mm,f=490mm)+NikonD5000。



夕方と深夜ですけど。
(そのほうが満月に近かった)
並べてみると,1%の差って,大きいですよね。
地球と太陽の距離も,1.6%は変動しているのですから,今ごろの太陽と7月の太陽を撮り比べてみても,面白いんじゃないかと思います。
おかげで早起きするはめに……
太陽は2年前に撮り比べたものがあります。
http://sao.seesaa.net/article/155548927.html
こちらも並べると意外に差があります。
2009年7月の小笠原沖皆既日食は、7月の「小さな」太陽に、新月のときに近地点を通過する「大きな」月が重なって(しかも南中時)、21世紀最長の皆既食になったのでした。