ペーパークラフト「かぐや」です。体育会系ペパクラ職人、酒もっと先生こと阪本成一教授が、国立天文台からJAXAに移って最初の作品。型紙は下からダウンロードできます。
・月周回衛星「かぐや」ダウンロード
JAXAクラブからは同じ型紙をカラー化したものが公開されていて、今回組み立てたのはこちら。
・実験隊が行く2nd 紙の「かぐや」で月へ行く
阪本先生のペーパークラフトは「動く部分は動く」「機能を持つ」のが特徴。
今回の「かぐや」も、「太陽電池パドル展開」「ハイゲインアンテナ展開」「孫衛星の『おきな』『おうな』分離」「LMAG(月磁場観測装置)マスト展開」「LRS(月レーダーサウンダ)アンテナ展開」「UPI(プラズマイメージャー)展開」と、可動部もりだくさん。
しかしですね、これを全部、紙で再現するとなると、一つのパーツの幅が3mmとか2mmとか1mmとか、紙工作の限界に挑戦するような細かい作業を強いられます。
「親子で作る科学衛星のペーパークラフト」をうたっていますが、うーん、小学生時代の自分には無理だこれ。難易度調整をした形跡が感じられないんですけど、阪本先生、容赦なさすぎです。
いろいろ展開した状態がこれ。全体的にはけっこう雰囲気が出ています。四方に伸びた「LRSアンテナ」がよれよれになって、ちょっと見栄えが悪いのですが、そもそもこれを紙で再現しようというチャレンジ精神が素晴らしい(凄まじい)です。
# LRSアンテナは展開・収納を繰り返すと、10回くらいで紙がよれて収納不可になりそうな予感。
自分の家において置くなら、特に動かす必要のない可動部は省略してしまうのですが、天文科学館の特別展に出すのを前提に制作したので、手抜きは許されません。最初は、フェアリング収納時と、月軌道展開時の2つを作るつもりでいたのですが、難度の高さに、1つ作って心が折れました。
天文科学館に持っていったら、早速、可動の実演中に2ヶ所もパーツが脱落するトラブル。その場で直しましたけど、ちゃんと展示できるんだろうか……


相変わらずたのしそうで(笑)