

一般投影は「Happy New プラネタリウム」。
オープニングにふさわしく、ひょんたんは出るわ、全天周映像も使うわ、ステラドーム・プロも使うわ、もちろんメガスターの満天の星も全開の賑やかな番組。こども文化科学館だけあって、一般投影でも親子連れのお客さんが多いのですが、子どもたちがいちいち解説の声に反応して、一緒に見ていて微笑ましくてすごく楽しい。解説とお客さんの距離の近さというか、一体感が伊丹の好きなところなのですが、投影システムが新しくなって、ますます面白くなった感じです。
メガスターIIBの塗色は黄色ベースで、館のマスコットキャラクターの「ひょんたん」にちなんだもの。メガスターIIBは最大1000万個まで対応可能ですが、伊丹ではあえて500万個に抑えたとのこと(抑えたのか、それ!?)。ドーム内に街明かりのある状態では主要な星座が浮き立ち、暗くすると全体的に星が明るめで満天の星空の印象が強く残る味付けに感じました。伊丹の設備で変わっているのは、恒星投影機の東西に3つずつ並んでいる円盤状の物体。ドーム内の照明装置で朝焼け・夕焼けもここから映し出しているそうです。
旧MS-15AT投影機がいっぱいいっぱいに使っていたドーム中央の円形区画に、太陽・月・惑星投影機も含めて余裕で収まっていて、小さくなっちゃったんだなぁという感がひとしおです。


メガスターシリーズの惑星投影機はとにかく小さくて、ちょっと秘密メカ的な雰囲気があります。
山梨・日立・川崎の惑星投影機は透明半球のカバーに覆われていたのですが、伊丹には透明のカバーがなく、黒光りする外装が付けられていて、バージョンが変わった感じ。


棚の中の部品にもいちいち説明がつけてあって、好印象。この当時のツァイス型のプラネタリウムは、歯車で星空を表現していたので、一つ一つの部品にも宇宙に繋がる意味があります。ミノルタの投影機は素直な星空を映す印象があって、これもまた懐かしい(2012年11月まで現役だったので、引退からまだ半年も経っていないですけど)。
展示室にはメガスターの関連展示として、アストロライナーのレプリカが置かれています。大平さんが学生時代に制作したもので、7等星まで3万2千個の星を映し出しました。これも当時としては他のプラネタリウムより多い星の数で、たびたび天文雑誌にも取り上げられていました。アストロライナーは残念ながら解体されて現存せず、展示されているのはテレビドラマの撮影用に制作されたレプリカです。通電したら映るんじゃないかというくらい精巧にできています。メガスターシリーズの初代「メガスターI」も、もともとは「アストロライナーII」として構想されていたもので、いろいろな意味でメガスターの原点の一つといえる投影機です。
# 検索していたら大平技研の旧サイトを発見。独立前から更新されていたサイトで懐かしい。
プラネタリウムドームの外観は、以前はオレンジ色でしたが、こちらもリニューアルに合わせて塗り替えられました。青空をイメージしたのか、鮮やかなスカイブルーです。こども文化科学館は伊丹空港に隣接した立地で、屋上展望台に登ると飛行機が行き交う姿を間近に見ることができます。この日は寒冷前線の通過にあたり、寒くて3分で撤退しました。
おまけ:展示室内の「風景写真コーナー」。どうみても「ひょんたん写真集」ですから、これ。


七夕までは春番組が続くので、次第にダジャレ成分が濃くなるかもしれません(^_^)
一番星探しはワナですね〜。焦らしに負けたら負けです(なんのこっちゃ)。
姫路のリニューアルも楽しみですね。全天周映像のスターリーテイルズは銀河鉄道の夜と同じKAGAYAスタジオの作品で、絵がむっちゃ綺麗なのでワクワクしてます。